ハンファは7日、FA宣言していた大投手ソン・ジヌ(39)と契約期間2年、契約金6億ウォン(約6730万円)、年俸3億ウォン(約3370万円、オプションによる出来高払い2億ウォンもあり)の総額最大14億ウォン(約1億5710万円)で契約した。ソン・ジヌは1999年にFA制度が導入されて以来3度目の権利行使となったが、今回も好条件で球団と契約することができた。
ソン・ジヌは1989年東国大を卒業後ピングレ(ハンファの前身)に入団し、以来移籍することなく17年間チームのために活躍し続け、1990年と92年に最優秀救援投手、1992年に最多勝投手のタイトルを獲得した。今季も23試合に登板し、11勝7敗、防御率3.81の成績を残した。通算成績は559試合に登板、193勝135敗102セーブ、防御率3.43。
なおソン・ジヌは勝利数(193)、投球回数(2680回)、奪三振(1847個)などの韓国プロ野球の通算記録保持者である。来季は40歳を迎えるが、史上初の通算200勝の達成が期待される。またプロ野球選手会の会長も務めている。