サムソンは11月10−13日まで日本・東京ドームで開催されるコナミカップアジアシリーズ2005に、韓国シリーズ優勝チームということで韓国代表として参加する。日程は以下の通り。
11月10日 サムソン−千葉ロッテ(日本代表) 18時
11日 サムソン−チャイナスターズ(中国プロ野球選抜) 11時
12日 サムソン−興農(台湾代表) 19時
13日 決勝戦 18時
10−12日の4チーム総当たり戦によるリーグ戦上位2チームが、13日の決勝戦で優勝をかけて戦う。特に今季日本プロ野球で30本塁打を記録し、31年ぶりの日本一に貢献したイ・スンヨプ(2003年、シーズン56本塁打の韓国新記録達成)が所属する千葉ロッテと、その古巣で日本プロ野球・中日でも活躍したソン・ドンヨル監督が率いるサムソンとの対決に注目が集まっている。
サムソンは8日に来日し、9日東京ドームで練習を行う。残念ながら主砲のシム・ジョンス(今季チーム最多の28本塁打、87打点)は肩の手術を受けに米国へ行ってしまったため、来日しない。そのほかの主力では故障中で韓国シリーズにも出場しなかったかつてのエース、イム・チャンヨンや、韓国シリーズで手首を負傷した正二塁手パク・チョンホ(2000年には首位打者、2004年には39試合連続安打の韓国記録を樹立)も来日しない。
注目の第1戦、対千葉ロッテ戦の先発は今季10勝8敗、防御率5.06の成績を残したバルガス(元中日)が予想される。千葉ロッテの先発はエースの清水直行だと予想される。エースのペ・ヨンスは13日の決勝戦まで温存すると思われる。今回初の開催となるアジア王座を決める戦いで、サムソンは韓国代表の名に恥じない試合を見せられるだろうか。