キアは4日、ホン・ヒョヌ(33)、チョ・ギュジェ(38)ら4名の選手の自由契約を発表した。ホン・ヒョヌは高校卒業後1990年にヘテ(キアの前身)へ入団し、1990年代のヘテの主軸打者として活躍した。だがFA権を取得すると2001年からLGに移籍し、4年18億ウォン(約1億8000万円)と当時としては大型の契約を結んだが、LG在籍の4年間ではレギュラーにも定着できなかった。今季から古巣キアへ移籍したが、25試合の出場にとどまり、打率.220、1本塁打、1打点の成績しかあげられなかった。通算成績は1483試合に出場、打率.275、1344安打、188本塁打、762打点。
チョ・ギュジェは1991年延世大学卒業後サンバンウル(SKの前身に相当)へ入団し、この年抑えとして27セーブをあげ、新人王に輝いた。その後も抑え、中継ぎとして活躍し、1998年には現代、2001年にはSK、2003年には再び現代へと移籍した。そして2003年オフにはFA権を行使し2年4億5000万ウォンでキアに移籍した。昨季はワンポイントリリーフとして活躍したが、今季は負傷により4試合のみの登板にとどまり、往年の球威も色あせていた。通算成績は508試合に登板、54勝64敗153S、防御率3.07。
2人とも現役引退の意思は表明しておらず、獲得希望球団があれば現役を続行するものと思われる。
(文責:ふるりん)