DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ホン・ヒョヌ、チョ・ギュジェら自由契約に

 キアは4日、ホン・ヒョヌ(33)、チョ・ギュジェ(38)ら4名の選手の自由契約を発表した。ホン・ヒョヌは高校卒業後1990年にヘテ(キアの前身)へ入団し、1990年代のヘテの主軸打者として活躍した。だがFA権を取得すると2001年からLGに移籍し、4年18億ウォン(約1億8000万円)と当時としては大型の契約を結んだが、LG在籍の4年間ではレギュラーにも定着できなかった。今季から古巣キアへ移籍したが、25試合の出場にとどまり、打率.220、1本塁打、1打点の成績しかあげられなかった。通算成績は1483試合に出場、打率.275、1344安打、188本塁打、762打点。
 チョ・ギュジェは1991年延世大学卒業後サンバンウル(SKの前身に相当)へ入団し、この年抑えとして27セーブをあげ、新人王に輝いた。その後も抑え、中継ぎとして活躍し、1998年には現代、2001年にはSK、2003年には再び現代へと移籍した。そして2003年オフにはFA権を行使し2年4億5000万ウォンでキアに移籍した。昨季はワンポイントリリーフとして活躍したが、今季は負傷により4試合のみの登板にとどまり、往年の球威も色あせていた。通算成績は508試合に登板、54勝64敗153S、防御率3.07。
 2人とも現役引退の意思は表明しておらず、獲得希望球団があれば現役を続行するものと思われる。


(文責:ふるりん