ネクセン−ＮＣ（馬山）は2回裏終了後に雨天ノーゲーム。ＬＧ−ロッテ（釜山・社稷）は雨天中止。
サムソン １−２２ キア （光州）
（勝）パット・ディーン ５勝５敗 （敗）ペトリック ２勝８敗
（本塁打） キア ： アン・チホン １０号、チェ・ヒョンウ １８号
キアは1回裏にサムソンの先発ペトリック(元横浜DeNA)から4番チェ・ヒョンウ、7番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)、9番キム・ソンビンのタイムリー、1番イ・ミョンギへの押し出しの四球などで5点を先制し、2回裏にイ・ボムホ、8番キム・ミンシクのタイムリーで4点、3回裏にチェ・ヒョンウのタイムリー、5番アン・チホンの本塁打で4点を追加した。さらにこの回代わったサムソンの2番手クォン・オジュンからキム・ソンビン、2番キム・ジュチャンのタイムリー、チェ・ヒョンウの本塁打で6点を追加した。サムソンは5回表にキアの先発パット・ディーンから7番イ・ウォンソクのタイムリーで1点を返した。
キアは6回裏にサムソンの3番手キム・ドンホから6番ソ・ドンウクのタイムリーで1点、8回裏に途中出場の9番キム・ジソンのタイムリーで2点を追加した。サムソンの4番手チェ・チュンヨンは追加点を与えなかった。2番手キム・グァンスは9回表を無失点に抑え、キアが3連勝で試合が雨天ノーゲームとなったＮＣを勝率で上回り単独首位に立った。8回を1失点に抑えたパット・ディーンは5勝目。先発全員安打・得点を記録したキア打線は、プロ野球タイ記録となる1試合29安打を達成した。チェ・ヒョンウが4安打1本塁打5打点、アン・チホンが4安打1本塁打2打点、イ・ボムホが4安打3打点、キム・ジュチャンが3安打3打点、キム・ミンシクが3安打2打点と活躍。9位サムソンは3連敗で、ペトリックは1試合14失点のプロ野球タイ記録に並んでしまった。
ＳＫ ３−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）チャン・ウォンジュン ６勝５敗 （セーブ）イ・ヨンチャン １勝３敗１０Ｓ （敗）ムン・スンウォン ３勝６敗
（本塁打） ＳＫ ： キム・ドンヨプ １６号 トゥサン ： キム・ジェファン １７号、チョン・ジンホ ４号、オ・ジェイル ７号
トゥサンは1回裏にＳＫの先発ムン・スンウォンから3番パク・コヌのタイムリー、4番キム・ジェファンの本塁打で4点を先制し、2回裏に1番チョン・ジンホの本塁打で1点を追加した。ＳＫは4回表にトゥサンの先発チャン・ウォンジュンから8番イ・ジェウォンの内野ゴロの間に1点を返し、トゥサンは4回裏に8番オ・ジェイルの本塁打で1点を追加した。
ＳＫは7回表に途中出場の3番チェ・ハンのタイムリーで1点を返し、2番手ソ・ジニョンは7回裏まで無失点に抑えた。ＳＫは8回表にトゥサンの2番手キム・スンフェから6番キム・ドンヨプの本塁打で1点を返し、3番手チョン・ユスは追加点を与えなかった。3番手イ・ヨンチャンが9回表に相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利し4連敗から脱出、試合が雨天中止となったＬＧと同率4位に並んだ。7回を2失点に抑えたチャン・ウォンジュンは6勝目。3位ＳＫは連勝が6で止まった。
ＫＴ ５−８ ハンファ （清州）
（勝）イ・チュンホ １勝 （セーブ）チョン・ウラム ４勝２敗１３Ｓ （敗）シム・ジェミン １勝３敗
（本塁打） ＫＴ ： ユ・ハンジュン ９号 ハンファ ： ハ・ジュソク ７号、ロサリオ １９号
ハンファは4回裏にＫＴの先発リュ・ヒィウンから5番イ・ソンヨルの犠牲フライで1点を先制した。ＫＴは6回表にハンファの先発キム・ボムスから相手の暴投、3番の新外国人ロハスのタイムリーで2-1と逆転し、代わったハンファの2番手ソン・チャンシクから5番ユ・ハンジュンの本塁打で3点を追加した。ハンファは7回表から3番手ソ・ギュン、4番手イ・チュンホと継投策をとった。
ハンファは7回裏にＫＴの2番手ペ・ウヨルからチャンスを作り、代わった3番手チュ・グォンから代打チェ・ジンヘンのタイムリーで2点を返した。さらにこの回代わったＫＴの4番手シム・ジェミンから2番ハ・ジュソク、4番ロサリオの本塁打で逆転した。5番手イ・ドンゴルは8回表を無失点に抑え、8回裏にＫＴの5番手カン・ジャンサンから7番ヤン・ソンウのタイムリーで1点を追加した。6番手チョン・ウラムが相手の反撃を断ち、8位ハンファが逆転勝ちした。イ・チュンホはプロ5年目にして初勝利。最下位ＫＴは継投が失敗した。
