サムソン 3−7 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・グァンサム 3勝3敗 (敗)ペ・ヨンス 9勝7敗2S
(本塁打) LG : チョ・インソン 6号
サムソンは2回表、LGの先発キム・グァンサムからチン・ガビョンの犠牲フライとパク・ハニのタイムリーで2点を先制する。だがLGは4回裏、サムソンの先発ペ・ヨンスからチョ・インソンの満塁本塁打で4−2と逆転に成功すると、5回裏にはサムソンの2番手イム・チャンヨンからチョン・ウィユンとパク・キナムのタイムリーなどで3点を追加する。
キム・グァンサムは7回途中まで2失点に抑える。サムソンは8回表、LGの5番手チョン・ジェボクからパク・チンマンのタイムリーで1点を返すが、反撃もそれまでだった。首位サムソンはまさかの3連敗。
トゥサン 12−6 ハンファ (大田)
(勝)パク・ミョンファン 11勝3敗 (敗)チョ・ギュス 1敗
(本塁打) トゥサン : ホン・ソンフン 9号 ハンファ : ペク・チェホ 2号、イ・ボムホ 21号
ハンファは2回裏、トゥサンの先発パク・ミョンファンからイ・ボムホの本塁打やデービスのタイムリーなどで4点を先制する。トゥサンは3回表、ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)からナ・ジュファン、イム・ジェチョルのタイムリーで3点を返すと、4回表にはホン・ソンフンの本塁打で4−4の同点に追いつく。だがハンファはその裏、ペク・チェホの本塁打で1点を勝ち越す。
トゥサンは5回表、ハンファの2番手チョ・ギュスからムン・フィソンのタイムリーで2点を勝ち越すと、6回表には3番手チョン・ビョンフィからナ・ジュファンやチョン・サンヨルのタイムリーなどで4点を追加する。ハンファは7回裏、トゥサンの3番手クム・ミンチョルからデービスのタイムリーで1点を返すが、トゥサンは9回表ハンファの4番手ヤン・フンからナ・ジュファンのタイムリーなどで2点を追加する。
最後のハンファの反撃も4番手イ・ジェウが抑え、2位トゥサンが勝利し3連勝で首位サムソンとのゲーム差を3.5に縮めた。パク・ミョンファンは5回4失点とよい内容ではなかったが、打線の援護により連敗を3で止めた。ナ・ジュファンは4安打4打点の大活躍。
SK 2−1 キア (光州)
(勝)キム・ウォンヒョン 10勝7敗 (セーブ)チョ・ウンチョン 4勝3敗8S (敗)チェ・ヒャンナム 1勝2敗1S
(本塁打) SK : キム・ジェヒョン 17号、パク・キョンワン 10号 キア : ソン・ジファン 9号
SKは5回表、キアの先発チェ・ヒャンナムからキム・ジェヒョンとパク・キョンワンの本塁打で2点を先制する。SKの先発キム・ウォンヒョンは7回を無失点に抑えた。キアは8回裏、SKの3番手ユン・ギルヒョンからソン・ジファンの本塁打で1点を返す。SKは最後のキアの反撃をチョ・ウンチョンが抑え、投手戦を制し連勝を5に伸ばし首位サムソンとのゲーム差を4.0に縮めた。キム・ウォンヒョンは12勝をあげたサンバンウル(SKの前身に相当)時代の1998年以来となる、7年ぶりの2ケタ勝利をマーク。
ロッテ 1−10 現代 (水原)
(勝)キャラウェイ 12勝4敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 2勝21S (敗)イ・サンモク 4勝4敗
(本塁打) ロッテ : ペロー 18号 現代 : サットン 26号
現代は1回裏、ロッテの三塁イ・ウォンシクのエラーにより1点を先制するが、ロッテは2回表現代の先発キャラウェイからペローの本塁打で1−1の同点に追いつく。現代は6回裏、ロッテの先発イ・サンモクからサットンの本塁打王争い独走の第26号ソロ本塁打でようやく勝ち越すと、この回チェ・ジョングクのタイムリーで1点を追加する。
現代は8回裏、ロッテの3番手カン・サンスからキム・ドンス、チョン・ジュンホ、ソン・ジマンのタイムリーなど打者一巡の猛攻で7点を奪う。キャラウェイは8回途中まで1失点に抑えると、その後は守護神チョ・ヨンジュンがロッテの反撃を断ち、現代が勝利し負けたロッテに代わって5位に浮上した。ロッテは4連敗で6位に転落。
なお、1回表に出塁したチョン・ジュンホ(現代)は2塁への盗塁を決め、史上初となる通算500盗塁を達成した。今年15年目を迎えたベテランのチョン・ジュンホは、1993年、1995年、2004年と3度の盗塁王に輝いている。