サムソン 5−4 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)アン・ジマン 4勝3敗 (セーブ)オ・スンファン 5勝1敗7S (敗)チョン・ジェフン 1勝5敗23S
サムソンは2回表、トゥサンの先発イ・ヒェチョンからキム・ハンスの犠牲フライで1点を先制するが、その裏トゥサンはサムソンの先発クォン・オジュンからソン・シホンのタイムリーで1−1の同点にする。トゥサンは5回裏、サムソンの2番手チョン・ビョンホからチョン・サンヨルのタイムリーとチャン・ウォンジンの犠牲フライで2点を勝ち越す。
サムソンは6回表、トゥサンの2番手キム・ソンベからチョ・ドンチャンのタイムリーで3−2とするが、トゥサンは8回裏サムソンの5番手アン・ジマンからイム・ジェチョルが押し出しの四球を選び1点を追加する。トゥサンは9回表守護神チョン・ジェフンをマウンドに送るが、先頭打者パク・チンマンの打球は3塁のナ・ジュファンの前に転がり、1塁へ送球したものの送球が短く、1塁手がちゃんと取れずぎりぎりのタイミングでパク・チンマンにタッチしたものの、判定はセーフとなった。
この微妙な判定にトゥサンのキム・ギョンムン監督は抗議したが判定は覆らず、サムソンはこの後パク・ハニのタイムリーで4−4の同点に追いつくと、続くキム・ジョンフンのタイムリーで逆転する。その裏はルーキーの新守護神オ・スンファンが抑え、首位サムソンが首位攻防第2ラウンドを制し、2位トゥサンとのゲーム差を5.5に広げ3連勝を飾った。トゥサンは4連敗。
キア 4−3 ハンファ (大田)
(勝)チェ・ヒャンナム 1勝1敗1S (セーブ)シン・ヨンウン 4勝6敗7S (敗)チョン・ミンチョル 8勝3敗
(本塁打) ハンファ : デービス 19号、イ・ボムホ 20号
キアは1回表、ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)からチャン・ソンホのタイムリーとホン・セワンの犠牲フライで2点を先制すると、4回表にはキム・ジョングクのタイムリーで2点を追加する。ハンファは6回裏、キアの先発チェ・ヒャンナムからデービスのタイムリーで1点を返すが、ハンファの2番手でトゥサンから移籍してきたチョン・ビョンドゥがこの後のピンチをしのぐ。
試合はこのまま9回裏に入り、ハンファはキアの3番手ユン・ソンミンからデービスとイ・ボムホのソロ本塁打で2点を返すが、キアが何とか逃げ切り、25日にユ・ナムホ監督が退任しヘッドコーチから昇格したソ・ジョンファン監督代行に初勝利をプレゼントし、連敗を3で止めた。昨季オフに海外進出を考えキアを退団し、結局どこからも声がかからず古巣に復帰したチェ・ヒャンナムは、6回途中まで1失点に抑え今季初勝利。
現代 3−4 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョン・デヒョン 1勝 (敗)ノ・ファンス 1敗
(本塁打) 現代 : サットン 25号 SK : チョン・ギョンベ 9号
現代は2回表、SKの2塁手チョン・ギョンベのエラーにより1点を先制すると、3回表にはSKの先発クルーズからサットンが2試合連続となる本塁打王独走の25号2ランを打ち、リードを広げる。SKは4回裏、現代の先発キャラウェイからイ・ジニョンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を返す。
SKは7回裏チョン・ギョンベのタイムリーで1点を返すと、9回裏には現代の守護神チョ・ヨンジュンからキム・ジェヒョンのタイムリーで3−3の同点に追いつく。試合はこのまま延長に突入し、SKは11回裏、現代の3番手ノ・ファンスからチョン・ギョンベがエラーの汚名返上となるサヨナラ本塁打を放ち、試合に決着をつけた。昨季は中継ぎとして活躍したが、今季は故障によりようやっと1軍に合流したチョン・デヒョンは11回表SKの3番手として登板し、2球を投げ1死を取っただけだったが幸運にも今季初勝利をあげた。
4位SKは3位ハンファに0.5ゲーム差、2位トゥサンに1.5ゲーム差に迫った。現代の連勝は4でストップ。
LG 3−4 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)イ・サンモク 4勝3敗 (セーブ)イ・ジョンミン 5勝5敗1S (敗)ウォルロンド 2勝4敗
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 14号
ロッテは1回裏、ロッテの先発ウォルロンドからライアンとイ・デホのタイムリーで2点を先制すると、4回裏にはパク・ヒョンスンとチョン・スグンのタイムリーで2点を追加する。LGは6回表、ロッテの先発イ・サンモクからパク・ヨンテクの3試合連続となる3ランで4−3と1点差に迫る。
4連敗中のLGは、29日先発予定だったローテーション投手のキム・グァンサムまで2番手として登板させ連敗を阻止しようとしたが、ロッテはカ・ドゥギョム、イ・ジョンミンらの中継ぎ陣がLGの反撃を断ち、1点差のリードを守りきった。ロッテは3連勝で、イ・ジョンフンは4年目にしてプロ初セーブ。一方LGは6連敗。