現代 4−5 サムソン (大邱)
(勝)パク・ソクチン 6勝 (セーブ)クォン・オジュン 1勝16S (敗)ファン・ドゥソン 7勝5敗
(本塁打) 現代 : サットン 19号
現代は1回表、サムソンの先発チョン・ビョンホからサットンの本塁打王争い独走となる第19号3ランで先制すると、この回さらにカン・グィテのタイムリーで1点を追加する。だがその裏サムソンは現代の先発キム・スギョンからパク・チンマンとカン・ドンウのタイムリーで3点を返し、キム・スギョンをノックアウトする。サムソンはイム・ドンギュ、パク・ソクチンらのリリーフ陣が現代に得点を許さず、5回裏現代の3番手ソン・シニョンからチン・ガビョンのタイムリーで4−4の同点に追いつく。
そして7回裏、サムソンは現代の4番手ファン・ドゥソンからキム・ハンスのタイムリーで1点を勝ち越す。この1点のリードをオ・スンファン、守護神クォン・オジュンのリレーで守り、サムソンが逆転勝ちした。なお、韓国プロ野球個人通算最多安打記録のかかったヤン・ジュンヒョク(サムソン)は、5打数無安打に終わり記録達成は24日以降に持ち越しとなった。
トゥサン 4−5 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョ・ヨンミン 2勝 (敗)キム・ソンベ 3勝2敗2S
(本塁打) トゥサン : イム・ジェチョル 3号 SK : パク・キョンワン 4,5号、イ・ホジュン 11号
トゥサンは2回表、SKの先発シン・スンヒョンからイム・ジェチョルの本塁打で1点を先制する。SKは5回裏、トゥサンの先発スミスからキム・テギュンのタイムリーで1−1の同点に追いつく。トゥサンは7回表、ソン・シホンのタイムリーで1点を勝ち越しシン・スンヒョンをノックアウトすると、この回代わった2番手のキム・ギョンテからチャン・ウォンジンのタイムリーで2点を奪う。SKは7回裏、パク・キョンワンの本塁打で1点を返す。
そして9回裏、SKはトゥサンの守護神チョン・ジェフンからイ・ホジュンの2ランで4−4の同点に追いつく。さらに代わったキム・ソンベから、パク・キョンワンが2打席連続となるソロ本塁打を放ち、SKが劇的なサヨナラ勝ちを収め、引き分け2つをはさんで連勝を5に伸ばし、6位から一気に4位へ浮上した。2位トゥサンは首位サムソンとのゲーム差が2.0に広がった。今月ハンファからトレードされ、この試合9回に登板したチョ・ヨンミンが移籍後初勝利。
ロッテ 6−7 ハンファ (大田)
(勝)オ・ボンオク 2勝1敗2S (敗)ノ・ジャンジン 2敗16S
(本塁打) ロッテ : パク・ヨンス 4号 ハンファ : イ・ボムホ 15号
ロッテは1回表、ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)からシン・ミョンチョルとライアンのタイムリーで2点を先制するが、その裏ハンファは相手のエラーで1点を返すと、2回裏にはロッテの先発イ・ミョンウからチャンスを作り、代わった2番手イ・ジョンフンからキム・インチョルのタイムリーで2−2の同点に追いつく。さらにハンファは3回裏、イ・ボムホの本塁打で1点を勝ち越す。
ロッテは5回裏、相手のエラーやライアンの犠牲フライで4−3と逆転に成功すると、6回表にはパク・ヨンスの本塁打で1点を追加する。だがハンファは6回裏、ロッテの3番手イ・ワンギからキム・スヨンのタイムリーで5−5の同点に追いつくと、7回裏にはイ・ボムホのタイムリーで6−5と再び逆転に成功する。粘るロッテも8回表、ハンファの6番手チ・ヨンギュからチェ・ジュンソクのタイムリーで6−6の同点に再び追いつく。
試合はこのまま延長に入り、ロッテは11回裏に守護神ノ・ジャンジンを登板させる。だがこれが裏目に出て、ブリトーにタイムリーを打たれハンファがサヨナラ勝ちし、4時間32分に及ぶ激闘を制した。負けたロッテは6位転落で、好調だった5月までがうそのような不振に陥っている。
キア 4−7 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チョン・ジェボク 3勝1敗4S (セーブ)チャン・ムンソク 5勝5敗2S (敗)パク・チョンテ 3敗
(本塁打) キア : マ・ヘヨン 11号 LG : イ・ジョンヨル 4号
キアは2回表、LGの先発チェ・ウォンホからマ・ヘヨンの本塁打で1点を先制する。LGは4回裏、キアの先発ブランクからイ・ジョンヨルの本塁打で1−1の同点に追いつく。だがサムソンは5回表LGのショート、クォン・ヨングァンのエラーで1点を勝ち越すと、7回表にも相手のエラーで1点、8回表にはLGの2番手チョン・ジェボクからマ・ヘヨンのタイムリーでリードを広げる。
LGは8回裏チェ・ドンスのタイムリーで2点を返しブランクを降板させる。そしてこの回LGは代わった2番手のパク・チョンテからパク・ヨンテクのタイムリーで4−4の同点に追いつくと、3番手チャ・ジョンミンからチョン・ウィユンのタイムリーで1点を勝ち越す。さらにハン・ギュシクやキム・ジョンミンにもタイムリーが出る。9回はチャン・ムンソクが抑え、LGがキアに逆転勝ちし1日で最下位を脱出した。負けたキアは逆に1日で再び最下位転落。