海外進出に失敗し、20日サムソンと2年総額18億ウォン(約1億7800万円)の契約を結んだイム・チャンヨンだが、父親のイム・ヨンチ氏、母親のパク・チョンイム氏など家族が契約の撤回を求めていたことが明らかになった。
パク氏はサムソンとの交渉過程で、不倫による離婚騒動などを引き合いに出され息子の人格が否定されるような発言があった、として例え先日現代からFA移籍したシム・ジョンスと同じ2年30億ウォン(約2億9630万円)をもらったとしてもサムソンには残したくない、と述べている。
イム・チャンヨン本人は撤回の意思がなく、25日からグァムキャンプに合流するつもりだ。韓国プロ野球史上、球団と年俸契約を結んだ選手側が契約撤回を求めたのは初めてのことである。イム・チャンヨン側とサムソンはもう一度話し合いの場を持つことになった。