キア ８−１４ 現代 （水原）
（勝）マ・イリョン ４勝２敗 （敗）チェ・ヨンホ ２勝２敗３Ｓ
（本塁打） キア： チャン・ソンホ １２号 現代 ： ソン・ジマン １２,１３号、チョン・グンピョ １号、ブランボウ ２４号
現代は２回裏、キアの先発チェ・ヨンホからキム・ドンスのタイムリーとパク・チンマンの犠牲フライなどで３点を先制すると、３回裏にはキアの２番手コ・ウソクからソン・ジマンの３ランなどで４点を追加する。４回表、キアは現代の先発マ・イリョンからシム・ジェハクのタイムリーでようやっと１点を返す。
勢いに乗る現代は４回裏にチョン・グンピョの２ランで２点、５回裏には本塁打王争いトップを独走するブランボウの第24号３ランなどで４点を追加する。６回裏には、ソン・ジマンのこの日２本目となるソロ本塁打が飛び出す。
だがキアはこの後猛反撃に出て、７回表にはチャン・ソンホの３ランとシム・ジェハクのタイムリーなどで一気に５点を返し、８回表には現代の２番手キム・ソンテからチャン・ソンホのタイムリーで２点を返す。
だが最後は現代が大量リードを守りきり、連敗を４で止め２位トゥサンと同じ勝ち数ながらも首位をキープした。なおブランボウは打点を65に伸ばし、ヤン・ジュンヒョク（サムソン）を抜いて再び打点王争いトップに立った。
トゥサン ５−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・ジェヨン ６勝５敗３Ｓ （敗）チョ・ウンチョン ４勝４敗６Ｓ
（本塁打）ＳＫ ： イ・ホジュン １４号
トゥサンは３回表、ＳＫの先発カブレラからソン・シホンの犠牲フライで１点を先制すると、その裏ＳＫも現在最多勝争いトップ（８勝）のトゥサンの先発ラス（元読売）からアン・ジェマンのタイムリーで同点に追いつく。そして４回裏、ＳＫはイ・ホジュンの本塁打で１点を勝ち越す。
試合はこのままＳＫが１点差を守りきるかに思えた９回表、トゥサンはチョ・ウンチョンからユ・ジェウンのタイムリーで２−２の同点に追いつく。そしてホン・ウォンギの２点タイムリーでついに逆転し、５−２とリードする。８回途中から登板した中継ぎエースのイ・ジェヨンが９回もＳＫ打線を抑え、トゥサンが勝利し首位現代と勝ち数で並んだ２位に食いついた。
ハンファ ５−１０ サムソン （大邱）
（勝）ホッジス ４勝７敗 （セーブ）クォン・オジュン ４勝４敗２Ｓ （敗）チョン・ビョンヒ ３勝３敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： イム・スミン ５号 サムソン ： シン・ドンジュ １号、チン・ガビョン １５号
ハンファは１回表、サムソンの先発ホッジス（元ヤクルト）から１,２塁のチャンスを作ると、チョ・ドンチャンのエラーにより１点を先制する。ハンファの先発キム・チャンフンはまったくストライクが入らず、１死を取っただけで１回途中早々に交代する。サムソンは２回裏、ハンファの２番手キム・ヘニムからシン・ドンジュの本塁打で１−１の同点に追いつく。
４回表ハンファはイム・スミンに満塁本塁打が飛び出し、５−１とリードする。だがその裏サムソンはキム・ハンスのタイムリーで１点を返すと、５回裏にはハンファの４番手チョン・ビョンヒからチン・ガビョンの満塁本塁打で６−５と逆転してしまう。
サムソンは８回裏パク・チョンホのタイムリーなどで４点を追加する。ホッジスは６回途中に交代したが、その後はユン・ソンファンらの中継ぎ陣ががんばり、８回からはクォン・オジュンがハンファの反撃を断ち、サムソンが勝利し４連勝を飾った。
ロッテ ２−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ヨム・ジョンソク ３勝１敗 （セーブ）ソン・ミンハン １勝５Ｓ （敗）キム・グァンサム ４勝２敗
ロッテは３回表、ＬＧの先発キム・グァンサムからチェ・ギムンのタイムリーで１点を先制すると、４回表にはキム・グァンサムの暴投によって３塁走者が生還し１点を追加する。５回裏ＬＧはロッテの先発ヨム・ジョンソクからパク・ヨンテクの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を返す。
ロッテは６回途中から２番手イム・ギョンワンを、８回途中からはソン・ミンハンを投入し、何とか１点差を守りきり連敗を３で止めた。一方キム・グァンサムは２失点完投しながらも、敗戦投手となってしまった。
