現代 4−7 ハンファ (大田)
(勝)チョン・ビョンヒ 3勝2敗1S (セーブ)クォン・ジュンホン 1勝1敗16S (敗)キム・スギョン 7勝2敗
現代は1回表、ハンファの先発キム・ヘニムからチョン・ジュンホが出塁し盗塁王争いトップを独走する今季31個目の盗塁を決めると、続くチョン・ソンフンのタイムリーで1点を先制する。この回現代はもう1点を追加するが、その裏ハンファは現代の先発キム・スギョンからデービスの犠牲フライで1点を返す。そしてハンファは2回裏、イ・ヨンウの犠牲フライで同点に追いつく。
3回表キム・ヘニムは乱れ、四死球を連発し押し出しで労せず現代は2点をリードする。だがその裏、ハンファは満塁の場面でディアズ(元広島)が走者一掃の3点タイムリー2塁打を放ち、5−4と逆転に成功する。ハンファは5回裏、現代の2番手チョン・ジュンホからディアズの2打席連続タイムリーとイ・ボムホのタイムリーで2点を追加する。
ハンファの2番手チョン・ビョンヒは3回途中から8回途中までロングリリーフで無失点に抑え、最後は守護神のクォン・ジュンホンが締めハンファが勝利した。チョン・ビョンヒは3勝目をあげ、中継ぎエースとしての地位を築きつつある。クォン・ジュンホンは16セーブ目をあげ、セーブ王争いトップのチョ・ヨンジュン(現代)に1セーブ差と迫った。
LG 3−4 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ジェヨン 5勝5敗3S (敗)イ・ドンヒョン 3敗3S
(本塁打) LG : チェ・ドンス 9号 トゥサン : キム・ドンジュ 11号
LGは1回表、トゥサンの先発ラス(元読売)からチェ・ドンスの2ランで先制すると、2回表にはクォン・ヨングァンのタイムリーで1点を追加する。4回裏トゥサンはLGの先発キム・グァンサムから主砲キム・ドンジュの2ランで3−2と1点差に迫る。
8回裏1死2塁のピンチで、LGは2番手としてソ・スンファをマウンドに送る。ソ・スンファはチョン・サンヨルのわき腹に死球を与え、史上最多となる1シーズン4度目の退場処分となった。トゥサンは交代した3番手のイ・ドンヒョンから、チェ・ギョンファンのタイムリーで同点に追いつく。
イ・ドンヒョンは9回裏満塁のピンチを迎えてしまい、トゥサンは代打のチェ・サンビョンがLGの4番手リュ・テッキョンから押し出しの四球を選び、トゥサンが3試合連続のサヨナラ勝ちを収め、5連勝を飾り首位現代に1勝差と迫った。9回表2番手として登板したイ・ジェヨンが今季5勝目をあげた。
SK 2−5 サムソン (大邱)
(勝)ホッジス 3勝7敗 (セーブ)イム・チャンヨン 1勝3敗15S (敗)キム・ヨンス 1勝2敗
(本塁打) サムソン : キム・ハンス 6号
サムソンは2回裏、SKの先発チェ・チュンモからキム・ハンスの本塁打で1点を先制すると、3回裏にはもう1点を追加する。5回まで好投していたサムソンの先発ホッジス(元ヤクルト)は、6回に突如崩れ満塁の場面で2連続押し出し四球を与え、2−2の同点に追いつかれる。
サムソンは7回裏、SKの2番手キム・ヨンスから1死2,3塁のチャンスを作り、ここでパク・チョンホの打球をSKのショートのキム・ミンジェがフィルダースチョイスを犯してしまい、3塁走者が生還し1点を勝ち越す。この回サムソンはチン・ガビョンのタイムリーなどで2点を追加する。ホッジスは7回まで投げ、その後は2番手のカン・ヨンシク、最後は守護神のイム・チャンヨンがSKの反撃を断ち、サムソンが勝利した。
キア 5−5 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)シン・ユンホ 4勝 (セーブ)イ・ドンヒョン 2敗3S (敗)パク・チチョル 4勝3敗
(本塁打) キア: イ・ジョンボム 10号、チャン・ソンホ 11号 ロッテ : イ・デホ 9号、ペレス 11号
ロッテは2回裏、キアの先発マニョンからイ・デホの犠牲フライで1点を先制すると、4回裏にはイ・デホの本塁打で1点を追加する。5回表キアは、イ・ジョンボム(元中日)がロッテの先発ヨム・ジョンソクから2001年8月の韓国プロ野球復帰後初となる満塁本塁打を放ち、4−2と逆転する。
8回表キアはロッテの3番手パク・ソクチンからチャン・ソンホの本塁打で1点を追加する。粘るロッテはその裏、キアの2番手ユ・ドンフンからソン・インホが内野ゴロを打ち、その間に3塁走者が生還し1点を返す。そして4番ペレス(元オリックス)が2ランを放ち、5−5の同点に追いつく。だがこの回の途中で降雨が激しくなり、同点のままコールドゲームとなり勝負は引き分けとなった。