現代 10−7 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チョン・ミンテ 4勝6敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 5勝1敗15S (負)イ・サンモク 2勝6敗
現代は2回表、ロッテの先発イ・サンモクからチョン・ジュンホ、チョン・ソンフン、ブランボウの3者連続タイムリーで5点を先制する。その後現代はロッテの2番手パク・ソクチンから3回表に1点、5回表にはキム・ドンスの2打席連続タイムリーなどで3点を追加し、9−0とリードを広げる。
ロッテは現代の先発チョン・ミンテ(元読売)に4回まで抑えられていたが、5回裏チェ・ギムンのタイムリーで1点、6回裏にはライアンのタイムリーなどで2点、7回裏にはパク・ナムソプのタイムリーなどで2点と、小刻みに点を返していく。そして8回裏、ロッテは現代の2番手ソン・シニョンからイ・デホのタイムリーで1点を返し、現代は守護神チョ・ヨンジュンを投入するが、暴投を犯してしまいその間に3塁走者が生還し、9−7と2点差にまで迫られる。
だが現代は9回表1点を追加し、その裏はチョ・ヨンジュンがしっかりと抑え、現代は3連勝を飾った。チョン・ミンテは46日ぶりの勝利をあげ自身の連敗を5で止め、内容は今ひとつだったものの今季の不振からの復活をアピールした。また、最下位ロッテは5連敗で6位SK、サムソンと4勝差がついてしまった。
トゥサン 3−6 ハンファ (大田)
(勝)ソン・ジヌ 4勝4敗1S (セーブ)クォン・ジュンホン 1勝11S (負)ノ・ギョンウン 1勝1敗
(本塁打)ハンファ : イ・ボムホ 10号、キム・テギュン 8号 トゥサン : ホン・ウォンギ 2号
トゥサンは1回表、ハンファの先発ソン・ジヌからホン・ソンフンのタイムリーで1点を先制するが、ハンファはその裏トゥサンの先発ノ・ギョンウンからキム・テギュンのタイムリーで同点とすると、新外国人のディアズ(元広島)のタイムリーで逆転に成功する。4回裏ハンファはイ・ボムホの2ランで追加点をあげると、5回裏にはキム・テギュンの本塁打とディアズの犠牲フライで2点を奪い、6−1とリードを広げる。
ソン・ジヌは6回表にホン・ウォンギの本塁打で1点、7回表にはソン・シホンの犠牲フライで1点を返されるが、8回を3失点に抑え、9回表からは守護神クォン・ジュンホンが登板しトゥサン打線をしっかりと抑え、ハンファが勝利した。ソン・ジヌは今季4勝目(史上最多の175勝目)をあげた。
キア 1−6 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・グァンサム 4勝 (負)カン・チョルミン 2勝7敗
(本塁打)LG : チョ・インソン 5号
キアは1回裏、LGのサードのキム・ジュヒョンがチェ・ドンスの打球をエラーする間に走者が生還し1点を先制する。一方キアは3回表、LGの先発キム・グァンサムからイ・ジョンボムのタイムリーで同点に追いつくが、LGはその裏キアの先発カン・チョルミンからチェ・ドンスのタイムリーで勝ち越し、4回裏には相手のエラーなどで2点を追加する。
LGは8回裏正捕手チョ・インソンの本塁打などで2点を追加し、リードを広げた。キム・グァンサムは8回を1失点に抑え、9回表はイ・ドンヒョンが抑えLGが勝利した。キム・グァンサムは今季負けなしの4勝目をあげた。
サムソン 0−4 SK (仁川・文鶴)
(勝)オム・ジョンウク 2勝4敗 (セーブ)チョン・デヒョン 2勝1敗1S (負)ホッジス 2勝7敗
(本塁打)SK : ブリトー 4号、チョン・ギョンベ 7号
SKは2回裏、サムソンの先発ホッジス(元ヤクルト)からブリトーの2ランで先制すると、3回裏にはチョン・ギョンベの本塁打で1点、4回裏にはブリトーのタイムリーで1点を追加する。SKの先発で155キロを越える快速球が魅力のオム・ジョンウクは、サムソン打線に付け入る隙を与えず、6回無失点で降板しマウンドを後続に託す。
終盤はキム・ヒゴルなどの中継ぎ陣が好投し、最後はチョン・デヒョンが締めSKが勝利した。オム・ジョンウクは2勝目を、チョン・デヒョンは今季初セーブをそれぞれあげた。