LG 4−5 現代 (水原)
(勝)イ・サンヨル 3勝1敗 (負)チン・ピルジュン 2敗10S
(本塁打)LG : キム・サンヒョン 5号 現代 : ブランボウ 18,19号
LGは2回表、現代の先発フィアリー(元千葉ロッテ)からキム・サンヒョンの本塁打と主将イ・ビョンギュのタイムリーで2点を先制するが、その裏現代はブランボウがLGの先発イ・スンホから、パク・キョンワン(SK)と並び本塁打王争いトップタイに立つブランボウの第18号2ランで同点に追いつく。そして8回裏、現代はLGの3番手シン・ユノからブランボウの今日2本目となる第19号ソロ本塁打で1点を勝ち越す。ブランボウはこれで本塁打王争い単独トップに立った。
現代は9回表チョ・ヨンジュンをマウンドに送るが、代打ヤン・ヒョンソクにタイムリーを打たれ、LGに3−3の同点に追いつかれる。試合はこのまま延長に突入し、10回表LGは現代の捕手キム・ドンスのパスボールで3塁走者が生還し、1点を勝ち越す。しかし粘る首位現代はその裏LGの守護神チン・ピルジュンを攻め、まず代打カン・グィテのタイムリーで同点にすると、最後はチョン・ジュンホが満塁から押し出しの四球を選び、サヨナラ勝ちを収めた。
キア 3−3 ハンファ (大田)
(本塁打)ハンファ : チェ・ジネン 7号 キア : マ・ヘヨン 5号
この試合は、テレビ中継の都合により試合開始が18時半から14時に変更された。ハンファは1回裏、キアの先発イ・ドンヒョンからキム・テギュンの犠牲フライで1点を先制すると、3回裏には高卒ルーキーながらもレギュラーに定着したチェ・ジネンの第7号2ランで追加点をあげる。キアは5回表、ハンファの先発ソン・ジヌ(史上最多の通算174勝)からキム・ジョングクのタイムリーで1点を返すと、6回表にはマ・ヘヨンの本塁打で1点を返し3−2とする。
このまま1点差で迎えた9回表、ハンファは守護神クォン・ジュンホンをマウンドに送るが、キアの代打キム・ギョンジンに同点タイムリーを打たれてしまう。その後試合は延長に突入し、12回を終えても同点だったが規定により引き分けとなり、キアは単独2位になった。
ロッテ 3−8 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ギョンピル 2勝3敗 (負)イ・サンモク 2勝5敗
ロッテは1回表、トゥサンの先発イ・ギョンピルからペレス(元オリックス)のタイムリーで1点を先制するが、その裏トゥサンはロッテの先発イ・サンモクからユン・ジョングクと主砲キム・ドンジュのタイムリーで2−1と逆転に成功する。3回表ロッテはライアンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し同点に追いつくが、その裏トゥサンはロッテの捕手チェ・ギムンのパスボールと、チェ・ギョンファンのタイムリーで2点を勝ち越す。
5回表ロッテは1点を返すが、その裏トゥサンはロッテの2番手イ・ジョンミンからアン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点を追加すると、7回裏にはチャン・ウォンジンのタイムリーなどで3点をあげロッテを突き放す。その後は5回を2失点に抑えたイ・ギョンピルの後を受けたイ・ジェヨンらの中継ぎ陣がロッテ打線を抑え、トゥサンが勝利した。一方ロッテは再び最下位に転落した。
サムソン 3−1 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・ジヌン 1勝2敗 (セーブ)イム・チャンヨン 2敗11S (負)イ・スンホ 4勝3敗
(本塁打)サムソン : ヤン・ジュンヒョク 11号
4回表サムソンは、SKの先発イ・スンホからキム・ジョンフンのタイムリーで2点を先制すると、6回表には主砲ヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を追加する。その裏SKはサムソンのサード、キム・ハンスのエラーで1点を返す。
サムソンの先発キム・ジヌンは6回途中でマウンドを降りたが、その後はユン・ソンファンらの中継ぎ陣が好投し、最後は守護神イム・チャンヨンが抑え、サムソンが4連勝を飾り最下位を脱出した。キム・ジヌンは今季初勝利をあげた。一方SKは元気なく4連敗となった。