■

ロッテ２−４ＳＫ（仁川・文鶴）
（勝）キム・ヨンス　１勝　　（セーブ）イ・サンフン　１Ｓ　　（負）チャン・ウォンジュン　１敗
（本塁打）ロッテ：チョン・スグン１号　　ＳＫ：チョン・ギョンベ１号
　ロッテの先発はパク・チチョル、ＳＫの先発は新外国人のカブレラ。ロッテは３回表、トゥサンから移籍してきた俊足巧打の外野手、チョン・スグンがカブレラから先制ソロ本塁打を放ち、４回にも１点追加した。しかし４回裏、ＳＫはチェ・ジョンボムのタイムリーや押し出し四球で２−２の同点に追いついた。
　そして７回裏、ＳＫはロッテの３番手チャン・ウォンジュンからチョン・ギョンベが決勝２ランを放った。９回はＬＧからトレードされた新守護神のイ・サンフン（元中日のサムソン・リー〉が３人で抑え、ＳＫでの自身初セーブでオープン戦初勝利をあげた。

現代６−４ハンファ（大田）
（勝）ファン・ドゥソン１勝　　（セーブ）イ・サンヨル１Ｓ　　（負）ソン・チャンシク１敗
（本塁打）ハンファ：デービス１号
　現代の先発は復活を期すかつての最多勝投手イム・ソンドン、ハンファは若手のソン・チャンシク。２回裏、ハンファは大ベテランのチャン・ジョンフンがイム・ソンドンからタイムリ２塁打を打ち１点を先制するが、現代は３回表ソン・チャンシクから下位打線からの連打で、２番のパク・チンマンのタイムリーやブロンバーの犠牲フライで３点をあげ、一気に逆転した。現代は４回から６回にかけてそつのない野球で１点ずつ取りハンファを突き放し、ハンファは４回裏デービスの本塁打で１点、そして７回裏にもう１点を返すのが精一杯だった。
　イム・ソンドンは４回を投げ２失点と、まずまずの内容だった。現代の２番手以降のファン・ドゥソン、シン・チョリン、イ・サンヨルらの中継陣も好投した。打線では、１番のチョン・ジュンホが３盗塁を決め、攻撃の基点になる活躍を見せた。

ＬＧ７−８サムソン（大邱）
（勝）クォン・オジュン１勝　　（セーブ）キム・ヒョヌク１Ｓ　　（負）オ・ギュミン１敗
（本塁打）ＬＧ：パク・キョンス１号
　ＬＧの先発は昨年11勝をあげた左腕エースのイ・スンホ、サムソンの先発は今年先発転向を目指すノ・ジャンジン。１回裏サムソンはキム・ハンスのタイムリーで先制すると、３回表ＬＧは新外国人アル・マーティンのタイムリーで１−１の同点とした。サムソンは４回裏パク・ハニのタイムリーなどで２点を勝ち越すが、ＬＧも５回表パク・ヨンテクのタイムリーなどで再び３−３の同点にする。
　そして５回裏、サムソンは１点を奪い再び勝ち越すが、７回表サムソンは３たびＬＧに追いつかれた。しかし７回裏、サムソンはＬＧの４番手オ・ギュミンが４死球１四球を記録した乱調につけこみ、４点を奪い試合を決めたかに思われたが、８回表ＬＧはパク・キョンスの本塁打などで３点を返し、１点差に迫った。９回はキム・ヒョヌクがＬＧを３人で抑え、サムソンが辛くも逃げ切った。

トゥサン０−１キア（光州）
（勝）リオス１勝　　（セーブ）イム・ジュンヒョク１Ｓ　　（負）キーファー１敗
（本塁打）ＬＧ：パク・キョンス１号
　トゥサンの先発は一昨年キアで最多勝に輝いたキーファー、キアの先発は３年目の外国人リオス。キアは１回裏、キーファーから１死１、３塁のチャンスで、サムソンから移籍してきた新しい主砲のマ・ヘヨンの内野ゴロの間に１点を先制した。その後は両外国人投手や２番手投手以降の好投により、両チームあわせて10安打の投手戦となり、キアが１回にあげた１点を守りきり勝利した。