DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

7月26日より観客の入場開始(観客席の10%のみ)、ただし光州は除外

 韓国政府の文化体育観光部は7月24日、中央災難安全対策本部がプロスポーツの観客入場再開を発表したことにより、7月26日からプロ野球の観客入場を観客席の10%規模から始めることを明らかにした。同日はNC-KT(昌原)、LG-トゥサン(ソウル・蚕室)、ロッテーキウム(ソウル・木洞)のみ観客を入場させ、7月以降も光州広域市感染症の患者が多数確認されたため、サムソン-キア(光州)は無観客試合となり除外された。またSK-ハンファ(大田)も大田広域市が7月26日まで感染症拡大防止のキャンペーンを実施していることで、観客の入場は7月27日以降に延期となった。

 なお、KBO韓国野球委員会)は今後の観客入場再開に備えて、6月30日に入場券の販売はオンラインのみで、観客は間隔をとって席に座り大声を出して応援することや飲酒などを自制するなどのマニュアルを発表している。感染症拡大の影響で5月5日に当初の3月28日より大きく遅れて開幕した2020年レギュラーシーズンは無観客のまま開催され続け、7月23日までに全720試合(各球団144試合ずつ)の約45.3%に相当する326試合を消化した。

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.23) 全試合雨天中止

 7月23日に予定されていたサムソン-NC(昌原)、キウム-トゥサン(ソウル・蚕室)、キア-ハンファ(大田)、LG-KT(水原)、ロッテ-SK(仁川)は全試合雨天中止。

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.22) 結果

最下位ハンファ6連敗

 

 サムソン-NC(昌原)、キウム-トゥサン(ソウル・蚕室)、LG-KT(水原)、ロッテ-SK(仁川)は雨天中止。

 

キア 2-1 ハンファ  (大田)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 6勝5敗  (セーブ)チョン・サンヒョン 1勝4S  (敗)キム・ミヌ 2勝7敗

 キアは2回表にハンファの先発キム・ミヌから8番パク・チャンホのタイムリーで2点を先制した。ハンファは3回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)への押し出しの四球で1点を返した。ハンファは6回表途中から2番手の大卒新人カン・ジェミンを登板させ追加点を与えなかった。キアの2番手ホン・サンサムは7回裏途中まで無失点に抑えた。ハンファの3番手チョン・ウラムは8回表まで追加点を与えなかった。

 キアの3番手パク・チュンピョは8回裏まで無失点に抑えた。ハンファの4番手キム・ジョンスは9回表に追加点を与えなかった。4番手チョン・サンヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、4位キアが勝利した。5回を1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは6勝目。先発キム・ミヌが5回を2失点に抑えても打線が援護できなかった最下位ハンファは6連敗。

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最下位ハンファはチョン・ウラムの力投空しく6連敗 https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=477&aid=0000254875

 

 
【レギュラーシーズン 順位表】

(7月22日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     64  43  19  2  .694

2.トゥサン   65  39  26  0  .600

3.キウム    67  38  29  0     .567

4.キア     64  35  29  0  .547

5.LG     65  34  30  1  .531

6.サムソン   66  34  32  0  .515

7.KT     65  32  32     1    .500

8.ロッテ    63  30  33  0  .476

9.SK     66  22  44  0  .333

10.ハンファ     67  17  50  0  .254

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.21) 結果

首位NC、延長10回サヨナラ勝ちで4連勝

 

サムソン 5-6 NC  (昌原)

(勝)ウォン・ジョンヒョン 3勝1敗14S  (敗)キム・ユンス 1勝2敗

本塁打) サムソン : キム・サンス 2号  NC : パク・ソンミン 9号、ナ・ソンボム 16号、アルテール 18号

 NCは1回裏にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから5番パク・ソンミンと6番カン・ジンソンのタイムリーで2点を先制した。サムソンは3回表にNCの先発チェ・ソンヨンから1番キム・サンスの本塁打で3-2と逆転した。NCは3回裏にパク・ソンミンの本塁打で3-3の同点に追いつき、2番手パク・チヌは5回表まで無失点に抑えた。NCは5回裏に3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を勝ち越し、3番手カン・ドンヨンと4番手イム・ジョンホは6回表を無失点に抑えた。NCは6回裏に8番アルテールの本塁打で1点を追加し、ペク・チョンヒョンをノックアウトした。

  サムソンの2番手イ・スンヒョンは追加点を与えなかった。NCの5番手ペ・ジェファンは7回表を無失点に抑えた。3番手ノ・ソンホは7回裏に追加点を与えず、サムソンは8回表にNCの6番手ソン・ミョンギから途中出場の4番イ・ソンギュの2点タイムリーで5-5の同点に追いついた。サムソンの4番手ウ・ギュミンは8回裏、NCの7番手カン・ユングは9回表、サムソンの5番手チェ・ジグァンは9回裏をそれぞれ無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。

 NCの8番手ウォン・ジョンヒョンは10回表途中から登板し無失点に抑えた。首位NCは10回裏にサムソンの6番手キム・ユンスからカン・ジンソンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、引き分け一つを挟んで4連勝となった。6位サムソンは同点に追いつくも勝ち越せず、最後に力尽きた。

 

 

キウム 1-6 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)アルカンタラ 10勝1敗  (敗)ヨキシュ 9勝3敗

本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 12号

 トゥサンの先発アルカンタラ、キウムの先発ヨキシュはともに5回まで無失点に抑えた。トゥサンは6回裏に9番チョン・スビンと1番パク・コヌのタイムリー、4番キム・ジェファンの本塁打、6番ホ・ギョンミンのタイムリーで5点を先制しヨキシュをノックアウトした。さらにこの回代わったキウムの2番手チョ・ソンウンから7番パク・セヒョクのタイムリーで1点を追加した。キウムの3番手パク・チュソンは7回裏に追加点を与えなかった。

 トゥサンの2番手チェ・ジソンは8回表を無失点に抑えた。キウムの4番手チョ・ヨンゴンは8回裏に追加点を与えなかった。キウムは9回表にトゥサンの3番手チェ・ジソンから7番キム・ヘェソンのタイムリーで1点を返したが、4番手イ・ヒョンスンが相手の反撃を断ち2位トゥサンが勝利し3連勝となった。7回を無失点に抑えたアルカンタラは最多勝争いトップの10勝目。3位キウムでは先発ヨキシュが6回途中6失点で降板した。キウム打線では1番ソ・ゴンチャンが3安打と活躍。

 

 

LG 9-10 KT  (水原)

(勝)キム・ジェユン 2勝3敗9S  (敗)ヨ・ゴヌク 2勝3敗

本塁打) LG : ラモス 17号、キム・ヨンウィ 1号  KT : ファン・ジェギュン 7号、ロハス 23,24号

 LGは2回表にKTの先発ペ・ジェソンから1番ホン・チャンギへの押し出しの四球、2番オ・ジファンのタイムリーで4点を先制した。KTは3回裏にLGの先発ウィルソンから3番ロハスのタイムリーで1点を返した。LGは5回表に6番キム・ミンソンのタイムリーで2点、7回表にKTの2番手チョン・ユスから4番ラモスの本塁打で2点を追加した。KTの3番手キム・ミンは追加点を与えなかった。

 KTは7回裏にLGの2番手キム・デヒョンから8番チャン・ソンウのタイムリー、代わった3番手チェ・ソンフンから1番キム・ミンヒョクのタイムリー、4番手チェ・ドンファンから2番ファン・ジェギュンの本塁打、5番手チン・ヘスからロハスの2試合連続本塁打で8-8の同点に追いつき、6番手チョン・ウヨンから途中出場の7番チョン・ソンホのタイムリーで9-8と逆転した。KTの4番手ユ・ウォンサンと5番手チュ・グォンは8回表を無失点に抑えた。LGは9回表にKTの6番手キム・ジェユンから途中出場の7番キム・ヨンウィの2016年7月以来となる本塁打で9-9の同点に追いついた。

 7位KTは9回裏にLGの7番手ヨ・ゴヌクからロハスの2打席連続本塁打でサヨナラ勝ちした。KT打線ではロハスが4安打2本塁打3打点と活躍。最大7点差を追いつかれてしまったLGは連勝が3で止まり5位に後退。LG打線ではオ・ジファンが3安打3打点と活躍。

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9回裏のサヨナラ本塁打など2本塁打3打点と活躍したKTのロハス http://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=369857

 

 

キア 10-2 ハンファ  (大田)

(勝)ギャニオン 6勝3敗  (敗)キム・ボムス 3勝6敗

本塁打) キア :  キム・ギュソン 1号、ハン・スンテク 6号  ハンファ : チョン・ウヌォン 3号 

 キアは1回表にハンファの先発キム・ボムスから3番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制し、2回表に1番イ・チャンジンのタイムリー、4番ナ・ジワンへの押し出しの四球で3点、4回表に9番キム・ギュソンのプロ5年目にしての初本塁打で1点を追加した。キアは5回表にハンファの2番手パク・サンウォンから6番ナ・ジュファンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの3番手ソン・ユンジュンは6回表に追加点を与えなかった。キアは7回表にハンファの4番手ムン・ドンウクから相手の暴投で1点を追加し、先発ギャニオンは7回裏途中まで無失点に抑えた。キアの2番手パク・チュンピョも無失点に抑えた。

 キアは8回表にハンファの5番手ファン・ヨングクからナ・ジワンのタイムリーで1点を追加し、3番手パク・チョンスは8回裏を無失点に抑えた。キアは9回表にハンファの6番手ユン・デギョンから8番ハン・スンテクの本塁打、3番チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を追加した。ハンファは9回裏にキアの4番手ソ・ドグォンから2番チョン・ウヌォンの本塁打で2点を返したが、キアが勝利し4位に浮上した。ギャニオンは6勝目。キア打線ではチェ・ヒョンウが3安打2打点、ハン・スンテクが3安打1本塁打1打点と活躍。先発キム・ボムスが4回途中5失点で降板した最下位ハンファは5連敗。

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7回途中まで無失点で6勝目をあげたキアのギャニオン http://www.mydaily.co.kr/new_yk/html/read.php?newsid=202007211943558775&ext=na

 

 

ロッテ 7-8 SK  (仁川)

(勝)キム・セヒョン 1勝  (敗)キム・ウォンジュン 2勝1敗10S

本塁打) ロッテ : マチャド 5号  SK : ハン・ドンミン 8号、イ・ヒョンソク 2号、ロマック 13号

 ロッテは1回表にSKの先発ピントから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を先制し、3回表に7番アン・チホンのタイムリーで2点を追加した。SKは4回裏に痛みを訴え降板したロッテの先発サンプソンからチャンスを作ると、代わった2番手ノ・ギョンウンから6番ハン・ドンミンの本塁打で2点を返した。さらにSKは5回裏にチェ・ジョンの犠牲フライで3-3の同点に追いつくと、代わったロッテの3番手キム・ユヨンから5番チェ・テインのタイムリーで5-3と逆転した。ロッテは6回表に6番マチャドの本塁打で1点を返すと、4番手イ・インボクは6回裏に追加点を与えなかった。

 ロッテは7回表にSKの2番手キム・ジョンビンからチャンスを作ると、代わった3番手パク・ミンホから5番チョン・フンとマチャドのタイムリーで7-5と逆転した。ロッテの5番手パク・チンヒョンは7回裏を無失点に抑えた。4番手チョン・ヨンイルは8回表に追加点を与えず、SKは8回裏にロッテの6番手ク・スンミンから8番イ・ヒョンソクの本塁打で1点を返した。SKの5番手キム・セヒョンは9回表に追加点を与えなかった。

 9位SKは9回裏にロッテの7番手キム・ウォンジュンから4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で逆転サヨナラ勝ちした。キム・セヒョンはキア在籍時の2018年4月以来の勝利。SK打線ではロマックが3安打1本塁打2打点と活躍。8位ロッテは一時逆転するもリリーフが守り切れなかった。ロッテ打線ではイ・デホが3安打1打点、マチャドが1本塁打3打点と活躍。

  
【レギュラーシーズン 順位表】

(7月21日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     64  43  19  2  .694

2.トゥサン   65  39  26  0  .600

3.キウム    67  38  29  0     .567

4.キア     63  34  29  0  .540

5.LG     65  34  30  1  .531

6.サムソン   66  34  32  0  .515

7.KT     65  32  32     1    .500

8.ロッテ    63  30  33  0  .476

9.SK     66  22  44  0  .333

10.ハンファ     66  17  49  0  .258

 

(文責 : ふるりん

試合日程(7.21~26)

7月21(火)~23(木)日 :サムソン-NC(昌原)、キウム-トゥサン(ソウル・蚕室)、LG-KT水原)、キア-ハンファ(大田)、ロッテ-SK(仁川)

7月24(金)~26(日)日 :NC-KT(水原)、LG-トゥサン(ソウル・蚕室)、ロッテ-キウム(ソウル・高尺)、サムソン-キア(光州)、ハンファ-SK(仁川)

 

[試合開始時刻]
火〜金曜日は18時半、土曜日は18時、日曜日は17時。

 

注:7~8月は試合が雨天などで中止となった場合のダブルヘッダー行われない。月曜日に順延された試合では、9回を終えて同点でも延長戦は行われない。

 

(文責:ふるりん

レギュラーシーズン(7.19) 結果

LG3連勝で4位浮上

 

KT 2-8 NC  (昌原)

(勝)イ・ジェハク 4勝5敗  (敗)デスパイネ 6勝5敗

本塁打) KT : ロハス 22号  NC : カン・ジンソン 10号

 NCは1回裏にKTの先発デスパイネから3番ナ・ソンボムのタイムリーで1点を先制し、2回裏に8番アルテール、4番ヤン・ウィジ、5番パク・ソンミンのタイムリーなどで5点を追加した。KTは4回表にNCの先発イ・ジェハクから3番ロハス本塁打で2点を返した。NCは5回裏に6番カン・ジンソンの本塁打、1番パク・ミヌのタイムリーで2点を追加しデスパイネをノックアウトし、KTは2番手チョ・ヒョヌに交代させた。KTの3番手イ・ボグンは6回裏に追加点を与えなかった。

 NCの2番手ソン・ミョンギは7回表を無失点に抑えた。KTの4番手ユ・ウォンサンは7回裏に追加点を与えなかった。NCの3番手ペ・ジェファンは8回表を無失点に抑えた。KTの5番手ソン・ドンヒョンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手キム・ジンソンが9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが引き分け1つを挟み3連勝となった。6回を2失点に抑えたイ・ジェハクは4勝目。7位KTでは先発デスパイネが5回途中8失点で降板した。

 

 

トゥサン 8-4 キア  (光州)

(勝)イ・ヒョンスン 2勝1S  (敗)ホン・サンサム 1勝4敗

本塁打) トゥサン : フェルナンデス 12号

 トゥサンは3回表にキアの先発イ・ミヌから2番フェルナンデスの本塁打で3点を先制した。キアは4回裏にトゥサンの先発イ・ヨンハから7番ナ・ジュファンと1番イ・チャンジンのタイムリーで4-3と逆転した。トゥサンは5回表に3番オ・ジェイルのタイムリーで4-4の同点に追いつき、6回裏から2番手イ・ヒョンボムを登板させた。トゥサンは7回表にキアの2番手ホン・サンサムからオ・ジェイルのタイムリーで2点を勝ち越した。

 トゥサンの3番手イ・ヒョンスンは7回裏まで、4番手ホン・ゴンヒィは8回裏を無失点に抑えた。トゥサンは9回表にキアの4番手コ・ヨンチャンからオ・ジェイルのタイムリーで2点を追加した。キアの5番手の高卒新人チョン・ヘヨンは追加点を与えなかった。5番手ハム・トクチュは9回裏に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが勝利した。トゥサン打線ではオ・ジェイルが3安打5打点と活躍。キアは5位に後退。

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3安打5打点と活躍したトゥサンのオ・ジェイル https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202007200100184660012689&servicedate=20200719

 

 

キウム 3-4 SK  (仁川)

(勝)パク・ミヌ 1勝2S  (セーブ)ソ・ジニョン 5敗2S   (敗)アン・ウジン 2敗

本塁打) キウム : イ・ジョンフ 12号

 キウムの先発ブリガム(元東北楽天)は5回裏まで無失点に抑えた。キウムは6回表にSKの先発ムン・スンウォンから3番イ・ジョンフの本塁打で3点を先制し、2番手チョ・ソンウンは6回裏を無失点に抑えた。キウムの3番手キム・ジェウンと4番手ヤン・ヒョンは7回裏を無失点に抑えた。SKは8回表から2番手シン・ジェウンを登板させた。

 SKは8回裏にキウムの5番手アン・ウジンから相手の暴投、代打チェ・ハンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、代わった6番手ユン・ジョンヒョンから9番キム・ソンヒョンのタイムリーで4-3と逆転した。3番手パク・ミンホと4番手ソ・ジニョンが9回表に相手の反撃を断ち、9位SKが勝利した。3位キウムはリリーフが機能しなかった。キウム打線ではイ・ジョンフが3安打1本塁打3打点と活躍。

 

 

ハンファ 2-6 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・デヒョン 3勝  (敗)サーポルド 5勝8敗

本塁打) LG : キム・ヒョンス 12号 

 ハンファは1回表にLGの先発ケリーから4番の新外国人バーンズの韓国初打点となるタイムリーで1点を先制した。LGは1回裏にハンファの先発サーポルドから4番キム・ヒョンスの本塁打で2-1と逆転した。ハンファは8回表にLGの2番手チン・ヘスからチャンスを作ると、代わった3番手キム・デヒョンから代打チェ・ジンヘンの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。

 LGは8回裏に1番ホン・チャンギと2番オ・ジファンのタイムリーで3点を勝ち越しサーポルドをノックアウトし、代わったハンファの2番手キム・ジョンスから相手の暴投で1点を追加した。ハンファの3番手の大卒新人カン・ジェミンは追加点を与えなかった。4番手コ・ウソクは9回表に相手の反撃を断ち、LGが3連勝で4位に浮上した。先発サーポルドが8回途中6失点で降板した最下位ハンファは4連敗。ハンファ打線ではバーンズが3安打1打点と活躍。 

 

 

ロッテ 2-1 サムソン  (大邱

(勝)ストレイリー 4勝2敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 2勝10S  (敗)ブキャナン 8勝4敗

本塁打) ロッテ : イ・デホ 11号  サムソン : ク・ジャウク 7号

 ロッテは1回表にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で2点を先制した。サムソンは6回裏にロッテの先発ストレイリーから3番ク・ジャウクの本塁打で1点を返した。ロッテの2番手ク・スンミンは7回裏を無失点に抑え、8回裏から3番手パク・チンヒョンが登板した。サムソンの2番手ウ・ギュミンは9回表に追加点を与えなかった。

 4番手キム・ウォンジュンは9回裏まで相手の反撃を断ち、8位ロッテが勝利した。7回を1失点に抑えたストレイリーは4勝目。キム・ウォンジュンはプロ9年目にして初のシーズン10セーブを記録。先発ブキャナンが8回を2失点に抑えるも打線の援護が十分でなかった6位サムソンは連勝が3で止まった。サムソン打線ではク・ジャウクが3安打1本塁打1打点と活躍。

 
【レギュラーシーズン 順位表】

(7月19日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     63  42  19  2  .689

2.トゥサン   64  38  26  0  .594

3.キウム    66  38  28  0     .576

4.LG     64  34  29  1  .540

5.キア     62  33  29  0  .532

6.サムソン   65  34  31  0  .523

7.KT     64  31  32     1    .492

8.ロッテ    62  30  32  0  .484

9.SK     65  21  44  0  .323

10.ハンファ     65  17  48  0  .262

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.18) 結果

6位サムソン3連勝

 

KT 1-6 NC  (昌原)

(勝)ク・チャンモ 9勝  (敗)チョ・ビョンウク 1敗

本塁打) KT : カン・ヒョヌ 1号  NC : アルテール 17号

 NCは1回裏にKTの先発チョ・ビョンウクから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を先制し、3回裏に3番ナ・ソンボムと5番パク・ソンミンのタイムリーで2点、4回裏に8番アルテールの本塁打で1点、5回裏にKTの2番手チョン・ユスから7番ノ・ジンヒョクのタイムリーで1点を追加した。KTの3番手キム・ミンは6回裏まで追加点を与えなかった。NCの先発ク・チャンモは7回表まで無失点に抑えた。NCは7回裏にKTの4番手ソン・ドンヒョンから6番カン・ジンソンのタイムリーで1点を追加し、2番手カン・ドンヨンは8回表を無失点に抑えた。

 5番手イ・サンファは8回裏に追加点を与えず、KTは9回表にNCの3番手カン・ユングから途中出場の3番の高卒新人カン・ヒョヌのプロ初本塁打で1点を返したが、首位NCが勝利した。ク・チャンモは最多勝争いトップタイの9勝目で開幕9連勝。NC打線では1番パク・ミヌが3安打と活躍。7位KTでは先発チョ・ビョンウクが4回途中4失点で降板した。

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開幕9連勝となったNCのク・チャンモ http://osen.mt.co.kr/article/G1111399846

 

 

トゥサン 6-0 キア  (光州)

(勝)チェ・ウォンジュン 3勝  (敗)キム・ギフン 1敗

 トゥサンは4回表にキアの先発キム・ギフンから4番キム・ジェファンと6番オ・ジェウォンの犠牲フライで2点を先制し、5回表にキアの2番手の高卒新人チョン・ヘヨンから1番パク・コヌのタイムリーで2点を追加し、先発チェ・ウォンジュンは5回裏まで無失点に抑えた。トゥサンは7回表にキアの3番手キム・ヒョンスから2番フェルナンデスとキム・ジェファンのタイムリーで2点を追加し、2番手チェ・ジソンは7回裏途中まで無失点に抑えた。

 トゥサンの3番手ホン・ゴンヒィは8回裏まで無失点に抑えた。キアの4番手パク・チョンスは9回表まで追加点を与えなかった。4番手キム・ミョンシンは9回裏に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが完封リレーで勝利した。チェ・ウォンジュンは3勝目。4位キアでは先発キム・ギフンが5回途中3失点で降板し打線も沈黙した。

 

 

キウム 4-1 SK  (仁川)

(勝)ハン・ヒョンヒィ 4勝4敗  (セーブ)チョ・サンウ 2勝1敗16S   (敗)パク・チョンフン 4勝5敗

本塁打) キウム : パク・ピョンホ 17号、キム・ハソン 15号  SK : ロマック 12号

 キウムは2回表にSKの先発パク・チョンフンから4番パク・ピョンホの本塁打で1点を先制した。SKは4回裏にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で1-1の同点に追いついた。キウムは6回表に5番キム・ハソンのタイムリーで1点を勝ち越した。SKの2番手キム・セヒョンは7回表に追加点を与えなかった。キウムの2番手イ・ヨンジュンは無失点に抑えた。

 キウムは8回表にSKの3番手ソ・ジニョンからキム・ハソンの本塁打で2点を追加し、3番手キム・テフンは8回裏を無失点に抑えた。SKの4番手チョ・ヨンウは9回表に追加点を与えなかった。4番手チョ・サンウが9回裏に相手の反撃を断ち、3位キウムが勝利した。7回途中まで1失点に抑えたハン・ヒョンヒィは4勝目。キウム打線ではキム・ハソンが1本塁打3打点と活躍。9位SKでは先発パク・チョンフンが6回を2失点に抑えるも打線がつながらなかった。

 

 

ハンファ 1-3 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)チャ・ウチャン 5勝5敗  (セーブ)チョン・ウヨン 1勝1敗5S  (敗)チャン・シファン 2勝5敗

本塁打) LG : キム・ホウン 2号  

 LGは2回裏にハンファの先発チャン・シファンから6番キム・ホウンの本塁打で1点を先制し、6回裏にキム・ホウンのタイムリーで1点を追加した。LGの先発チャ・ウチャンは7回表まで無失点に抑えた。ハンファの2番手の大卒新人カン・ジェミンは7回裏に追加点を与えなかった。LGは8回表から2番手チン・ヘスを登板させた。

 LGは8回裏にハンファの3番手キム・ジョンスから相手のエラーで1点を追加した。ハンファは9回表にLGの3番手チョン・ウヨンから代打キム・ジスのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで5位LGが勝利した。チャ・ウチャンは5勝目。先発チャン・シファンが6回を2失点に抑えるも打線がつながらなった最下位ハンファは3連敗。

 

 

ロッテ 2-5 サムソン  (大邱

(勝)ライブリー 1勝3敗  (セーブ)オ・スンファン 1勝1敗6S  (敗)イ・インボク 1勝4敗

本塁打) サムソン : イ・ソンゴン 4号、イ・ソンギュ 7号

 ロッテは1回表にサムソンの先発ライブリーから5番ホ・イルのタイムリーで2点を先制した。サムソンは2回裏にロッテの先発パク・セウンから1番キム・サンスのタイムリーで1点を返し、3回裏に5番イ・ソンゴンの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。ロッテの2番手キム・ユヨンは無失点に抑えた。サムソンは5回裏にロッテの3番手イ・インボクから8番カン・ミンホのタイムリーで3-2と逆転し、2番手キム・ユンスは6回表を無失点に抑えた。ロッテの4番手ク・スンミンは6回裏に追加点を与えなかった。

 3番手チェ・ジグァンは7回表を無失点に抑え、サムソンは7回裏にロッテの5番手パク・チンヒョンからイ・ソンゴンの本塁打、6番イ・ソンギュの2者・2試合連続本塁打で2点を追加した。サムソンの4番手ウ・ギュミンは8回表を無失点に抑えた。ロッテの6番手キム・ゴングクは8回裏に追加点を与えなかった。5番手オ・スンファン(元阪神)は9回表に相手の反撃を断ち、6位サムソンが勝利し3連勝となった。5回を2失点に抑えたライブリーは2020年シーズン初勝利。サムソン打線ではイ・ソンギュが3安打1本塁打1打点と活躍。8位ロッテは拙攻で継投も失敗した。ロッテ打線では9番マチャドが3安打と活躍。

 

 
【レギュラーシーズン 順位表】

(7月18日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     62  41  19  2  .683

2.トゥサン   63  37  26  0  .587

3.キウム    65  38  27  0     .585

4.キア     61  33  28  0  .541

5.LG     63  33  29  1  .532

6.サムソン   64  34  30  0  .531

7.KT     63  31  31     1    .500

8.ロッテ    61  29  32  0  .475

9.SK     64  20  44  0  .313

10.ハンファ     64  17  47  0  .266

 

(文責 : ふるりん