韓国政府の文化体育観光部は7月24日、中央災難安全対策本部がプロスポーツの観客入場再開を発表したことにより、7月26日からプロ野球の観客入場を観客席の10%規模から始めることを明らかにした。同日はNC-KT(昌原)、LG-トゥサン(ソウル・蚕室)、ロッテーキウム(ソウル・木洞)のみ観客を入場させ、7月以降も光州広域市で感染症の患者が多数確認されたため、サムソン-キア(光州)は無観客試合となり除外された。またSK-ハンファ(大田)も大田広域市が7月26日まで感染症拡大防止のキャンペーンを実施していることで、観客の入場は7月27日以降に延期となった。
なお、KBO(韓国野球委員会)は今後の観客入場再開に備えて、6月30日に入場券の販売はオンラインのみで、観客は間隔をとって席に座り大声を出して応援することや飲酒などを自制するなどのマニュアルを発表している。感染症拡大の影響で5月5日に当初の3月28日より大きく遅れて開幕した2020年レギュラーシーズンは無観客のまま開催され続け、7月23日までに全720試合(各球団144試合ずつ)の約45.3%に相当する326試合を消化した。
(文責 : ふるりん)