DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(10.6) 結果

LG勝利で1勝1敗に

2024年 準プレーオフ 第2戦

 

KT 2-7 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)イム・チャンギュ 1勝  (敗)オム・サンベク 1敗

 

 第1戦はKTが勝利した準プレーオフ第2戦は、LGの本拠地・蚕室野球場で盛大に始まった。

 

 KTは1回表にLGの先発イム・チャンギュから3番チャン・ソンウがヒットで出るがチャンスは拡大しなかった。KTは2回表に7番ペ・ジョンデがヒットで出ると二塁へ盗塁成功、悪送球の間に三塁へ進むと8番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を先制した。KTは3回表に1番キム・ミンヒョクと2番ロハス(元阪神)の連打で1,3塁とチャンスを作ると、4番カン・ベッコの犠牲フライで1点を追加した。LGは3回裏にKTの先発オム・サンベクから先頭の8番パク・ヘミンノチーム初ヒット、9番ムン・ソンジュの連打でチャンスを拡大、ダブルスティールに成功し二・三塁とすると1番ホン・チャンギの内野ゴロの間に1点を返した。さらに2番シン・ミンジェのタイムリーで2-2の同点に追いついた。

シン・ミンジェ(LG)は3回裏の同点タイムリーなど3打点 https://www.yna.co.kr/view/PYH20241006080900013?input=1196m

 KTは4回表にファン・ジェギュンがヒットで出るが勝ち越せなかった。LGは4回裏に5番オ・ジファンが内野安打と相手の悪送球などで三塁へ進むと、7番パク・トンウォンのタイムリーで3-2と逆転し、この回ムン・ソンジュのタイムリーで1点を追加した。LGは5回裏に先頭のシン・ミンジェが四球で出塁すると、KTの2番手チュ・グォンかが登板し、3番オースティンのヒットで追加点なるかと思われたが右翼手ロハスからの好返球で走者は本塁打で憤死した。この回オ・ジファンのヒットでチャンスを拡大したが、代わったKTの3番手イ・サンドンは追加点を与えなかった。KTは6回表に代打チョン・ソンホのヒット、代わったLGの2番手エルナンデスから6番キム・サンスの連打でチャンスを作るも無得点に終わった。

 LGは6回裏に先頭のパク・トンウォンが四球で出ると、代わったKTの4番手ソン・ドンヒョンから相手のエラー、送りバントや敬遠で満塁のチャンスを作り、シン・ミンジェのタイムリーと相手のエラーで3点を追加した。KTは7回表にキム・ミンヒョクロハスへの連続四球でチャンスを作るが無得点だった。KTの5番手ウ・ギュミンは7回裏まで追加点を与えなかった。LGの3番手キム・ジンソンは8回表を無失点に抑えた。LGは8回裏にKTの6番手キム・ミンからホン・チャンギがヒットで出るが無得点だった。

 KTは9回表にLGの4番手ユ・ヨンチャンから9番シム・ウジュンへの四球、ロハスのヒット、途中出場の3番チョ・デヒョンへの死球で満塁のチャンスを作るが無得点に終わり、LGが準プレーオフ第2戦で勝利し対戦成績を1勝1敗となった。6回途中まで2失点に抑えたイム・チャンギュが勝利投手。LG打線ではシン・ミンジェが3打点と活躍。KTでは先発オム・サンベクが5回途中4失点で降板し、4つのエラーが響いた。

 

 準プレーオフ第3戦は10月8日18時半から水原KTウィズパークで開始される。

 

(文責:ふるりん