DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.31) 結果

4位SSG5連勝  5位トゥサン、プロ野球新記録の1試合30得点 

 

トゥサン 30-6 キア  (光州)

(勝)白川 3勝3敗  (敗)キム・ドヒョン 2勝5敗

本塁打) トゥサン : ジャレッド 1,2号、カン・スンホ 15号、キム・ジェファン 19号  キア : ピョン・ウヒョク 3号

 トゥサンは1回表にキアの先発キム・ドヒョンから4番ヤン・ソックァンのタイムリーで1点を先制した。キアは2回裏にトゥサンの先発の代替外国人白川から9番パク・チャンホへの押し出しの四球、1番ソクラテスの犠牲フライで2-1と逆転した。トゥサンは3回表に3番の新外国人ジャレッドの韓国初打点となる初本塁打、7番キム・ギヨンのタイムリーで4‐2と逆転しキム・ドヒョンをノックアウトすると、代わったキアの2番手キム・ギフンから2番ホ・ギョンミンの走者一掃となるタイムリーなどで4点を追加した。トゥサンは4回表にキアの3番手クァク・トギュから9番チョ・スヘンのタイムリーで1点を追加した。キアは4回裏に3番キム・ドヨンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは5回表にキアの4番手チェ・ジミンから6番カン・スンホの2試合連続本塁打、8番チョン・ミンジェのタイムリーなどで5点を追加した。

 トゥサンは6回表にキアの5番手イ・ジュニョンからジャレッドのこの試合2本目となる本塁打、5番キム・ジェファンの本塁打、代わったキアの6番手キム・ヒョンスから9番チョ・スヘンとジャレッドのタイムリー、さらに代わったキアの7番手キム・デユからカン・スンホへの押し出しの四球、キム・ギヨンのタイムリーで計11点を追加した。トゥサンの2番手イ・ギョフンは6回裏を無失点に抑えた。トゥサンは7回表にジャレッドのタイムリー、キム・ジェファンへの押し出しの四球、カン・スンホのタイムリーなどで5点を追加した。キアの8番手チャン・ヒョンシクは8回表を無失点に抑えた。キアは8回裏にトゥサンの3番手チェ・ソンヨンから途中出場の1番ピョン・ウヒョクの本塁打で3点を返した。

 キアの9番手は外野手のパク・チョンウで追加点を与えなかった。トゥサンの4番手クォン・ヒィは9回裏まで無失点に抑え、5位トゥサンがプロ野球新記録となる1試合30得点、24点差で勝利した。5回を3失点に抑えた白川はトゥサン移籍後初勝利となる3勝目。先発全員安打の28安打を記録したトゥサン打線ではジャレッドが5安打2本塁打8打点、カン・スンホが4安打1本塁打6打点、キム・ギヨンが5安打4打点、チョ・スヘンが4安打3打点、キム・ジェファンが1本塁打3打点と活躍。首位キアでは先発キム・ドヒョンが3回6失点で降板した。

トゥサンはプロ野球新記録の1試合30得点 https://www.yna.co.kr/view/PYH20240731240300054?input=1196m

 

 

サムソン 5-11 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ソン・ジュヨン 8勝5敗  (敗)イ・スンヒョン(背番号57) 6勝4敗

本塁打) サムソン : カン・ミンホ 15号、キム・ミンス 1号  LG :  オ・ジファン 4号

 LGは1回裏にサムソンの先発イ・スンヒョン(背番号57)から4番ムン・ボギョンのタイムリー、5番キム・ヒョンスの犠牲フライ、6番オ・ジファンのタイムリーで3点を先制し、2回裏に3番オースティンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは4回表にLGの先発ソン・ジュヨンから4番カン・ミンホのタイムリーで1点を返した。LGは5回裏に6番オ・ジファンの本塁打で2点を追加しイ・スンヒョンをノックアウトした。LGは6回裏にサムソンの2番手チェ・チェフンから5番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を追加し、2番手イ・ジガンは7回表を無失点に抑えた。LGは7回裏にサムソンの3番手イ・ジェイクから2番シン・ミンジェ、オースティン、ムン・ボギョン、オ・ジファンのタイムリーで4点を追加した。

 LGの3番手イム・ジュンヒョンは8回表を無失点に抑えた。サムソンは9回表にLGの4番手チェ・ドンファンからカン・ミンホの3試合連続本塁打、8番キム・ミンスの2021年6月以来の本塁打で4点を返した。LGの5番手の新人チョン・ジフンは無失点に抑え、2位LGが勝利した。6回を1失点に抑えたソン・ジュヨンは8勝目。LG打線ではオ・ジファンが3安打1本塁打4打点、シン・ミンジェが3安打1打点と活躍。3位サムソンでは先発イ・スンヒョンが5回途中6失点で降板した。

 

 

ロッテ 11-12 SSG  (仁川)

(勝)ムン・スンウォン 4勝1敗19S  (敗)ヒョン・ドフン 1敗

本塁打) ロッテ : ソン・ホヨン 9号、チョン・フン 9号、ユン・ドンヒィ 7号  SSG : エレディア 12号 

 ロッテは1回表にSSGの先発オ・ウォンソクから3番チョン・ジュヌと4番レイエスのタイムリーで2点を先制し、2回表に2番コ・スンミンのタイムリーで1点を追加した。SSGは2回裏にロッテの先発キム・ジヌクから5番ハン・ユソム、7番オ・テゴン、9番キム・ソンヒョンのタイムリーで3‐3の同点に追いついた。ロッテは3回表に6番ソン・ホヨンと7番チョン・フンの2者連続本塁打で2点を勝ち越した。SSGの2番手ソ・ジニョンは4回表まで追加点を与えなかった。SSGは4回裏に相手のエラー、1番チェ・ジフンの内野ゴロの間に5-5の同点に追いついた。ロッテは5回表にSSGの3番手イ・ロウンから9番ファン・ソンビンのタイムリー、1番ユン・ドンヒィの本塁打で4点を勝ち越した。SSGの4番手チャン・ジフンは6回表まで追加点を与えなかった。

 ロッテの2番手ハン・ヒョンヒィは6回裏まで無失点に抑えた。ロッテは7回表にSSGの5番手キム・テッキョンからソン・ホヨンのタイムリーで1点を追加した。ロッテの3番手チン・ヘスは7回裏途中で4番手ク・スンミンに交代した。SSGの6番手ハン・ドゥソルは9回表に追加点を与えなかった。SSGは9回裏にロッテの4番手キム・ウォンジュンから途中出場の2番チョン・ジュンジェのタイムリー、途中出場の3番の高卒新人パク・チファンの犠牲フライ、4番エレディアの本塁打で10-10の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。

 SSGの7番手ノ・ギョンウンは10回表を無失点に抑えた。ロッテの5番手パク・チンは10回裏まで無失点に抑えた。SSGの8番手チョ・ビョンヒョンは11回表を無失点に抑えた、ロッテの6番手ソン・ジュヨンは11回裏途中で7番手キム・ドギュに交代した。ロッテは12回表にSSGの9番手ムン・スンウォンからチョン・フンの犠牲フライで1点を勝ち越した。4位SSGは12回裏にロッテの8番手ヒョン・ドフンから7番オ・テゴンの本塁打で逆転サヨナラ勝ちし5連勝となった。SSG打線ではオ・テゴンが4安打1本塁打3打点と活躍。9位ロッテではリリーフが機能しなかった。ロッテ打線ではユン・ドンヒィが3安打1本塁打3打点、ソン・ホヨンが3安打1本塁打2打点、チョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。

 

 

ハンファ 18-7 KT  (水原)

(勝)リュ・ヒョンジン 6勝6敗  (敗)コ・ヨンピョ 3勝3敗

本塁打) ハンファ : ぺルラザ 18号、ノ・シファン 19号、チェ・ウンソン 11号  KT : ファン・ジェギュン 7号

 ハンファは1回表にKTの先発コ・ヨンピョから1番ぺルラザの先頭打者本塁打で1点を先制した。KTは1回裏にハンファの先発リュ・ヒョンジンから4番オ・ジェイルのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ハンファは3回表に2番キム・インファンと6番アン・チホンのタイムリーなどで4点を勝ち越した。KTは4回裏に8番ファン・ジェギュンの本塁打で2点を返した。ハンファは5回表に4番ノ・シファンの本塁打、8番チェ・ジェフンのタイムリーで2点を追加した。KTは5回裏にファン・ジェギュンと1番ロハス(元阪神)のタイムリーで3点を返した。

 ハンファは6回表にKTの2番手キム・ミンスから5番チェ・ウンソンの本塁打で3点を追加し、2番手パク・サンウォンは6回裏を無失点に抑えた。KTは7回裏にハンファの3番手イ・ミヌからロハスのタイムリーで1点を返し、3番手イ・サンドンは8回表まで追加点を与えなかった。ハンファの4番手キム・ソヒョンは8回裏まで無失点に抑えた。ハンファは9回表にKTの4番手ソン・ジェホンからチェ・ジェフンのタイムリー、代わったKTの5番手パク・セジンから3番キム・テヨン、ノ・シファン、途中出場の6番ファン・ヨンムク、途中出場の7番イ・ドユンのタイムリーで計8点を追加した。

 ハンファの5番手の高卒新人チョ・ドンウクは9回裏を無失点に抑え、8位ハンファが勝利し5連勝となった。5回を6失点に抑えたリュ・ヒョンジンは6勝目。ハンファ打線ではチェ・ウンソンが3安打1本塁打3打点、チェ・ジェフンが4打点と活躍。6位KTでは先発コ・ヨンピョが5回7失点で降板した。KT打線ではファン・ジェギュンが1本塁打4打点、ロハスが3安打2打点、5番キム・サンスが3安打と活躍。

 

 

NC 9-0 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ハート 10勝2敗  (敗)チョン・チャンホン 2敗

本塁打) NC : クォン・ヒィドン 7号、デビッドソン 32号

 NCは5回表にキウムの先発チョン・チャンホンからチャンスを作ると、代わったキウムの2番手イ・ジョンミンから4番クォン・ヒィドンの犠牲フライで1点を先制した。NCは8回表にキウムの3番手チョ・ヨンゴンから4番クォン・ヒィドンのランニング本塁打、8番チョン・ジェファンのタイムリー、代わったキウムの4番手キム・ドンウクから1番パク・ミヌのタイムリー、3番デビッドソン(元広島)の2試合連続本塁打で計8点を追加した。

 NCの先発ハートは7回裏まで無失点に抑えた。キウムの5番手の高卒新人キム・ヨンジュは8回表、6番手イ・ミョンジュンは9回表に追加点を与えなかった。NCの2番手ハン・ジェスンは9回裏まで無失点に抑え、7位NCが完封リレーで勝利し3連敗から脱出した。ハートは最多勝争いトップタイの10勝目。NC打線ではパク・ミヌが3安打2打点、7番パク・セヒョクが3安打と活躍。最下位キウムでは先発チョン・チャンホンが5回途中1失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月31日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.キア    102 60  40  2  .600

2.LG    100 54  44  2  .551

3.サムソン  102 52  48  2  .520

4.SSG   100 51  48  1  .515

5.トゥサン  105 53  50  2  .515

.KT    101 49    50   2    .495

7.NC    99  48  49  2  .495

8.ハンファ  98  43  53  2  .448

9.ロッテ      98  41  54  3    .432

10.キウム     99     42     57    0     .424

 

(文責 : ふるりん