DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手ディートリック・エンス投手(元埼玉西武)と契約 プルトコと再契約せず

 LGツインスは12月14日、2024年シーズンの新外国人選手としてディートリック・エンス投手(32)と契約金30万ドル、年俸60万ドル、インセンティブ10万ドルの総額最大100万ドルで契約した。

 アメリカ合衆国出身の左腕ディートリック・エンスは2012年にMLBニューヨークヤンキースと契約、2017年にミネソタツインスでメジャーリーグ初登板を記録した。2021年、タンパベイレイズで2勝を記録、2022年から2023年にかけて日本プロ野球埼玉西武と契約していた。メジャーリーグ2年間の通算成績は11試合に登板、2勝0敗2セーブ、防御率3.42。マイナーリーグ9年間の通算成績は185試合に登板、55勝40敗3セーブ、防御率3.32。

 なお、LGは2023年シーズン終了時点で契約していたケーシー・ケリー投手(34)とオースティン・ディーン外野手(30)とは2024年シーズンの再契約を終え、ディートリック・エンス投手との契約で外国人選手3名の枠が埋まり、アダム・プルトコ投手(32)とは再契約しないことになった。プルトコは2022年よりLGと契約、2023年シーズンは21試合に登板、11勝3敗、防御率2.41の成績だったが、故障で10月に帰国し韓国シリーズに出場しなかった。韓国での2年間の通算成績は49試合に登板、26勝8敗、防御率2.40。

 

(文責 : ふるりん