DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.25) 結果

7位NC7連敗

 

LG 0-0 KT (水原)

 試合はKTの先発コ・ヨンピョとLGの先発イム・チャンギュによる投手戦となった。ともに1回のチャンスを逃すと無得点が続き、イム・チャンギュは7回裏まで、コ・ヨンピョは8回表まで無失点に抑えた。LGの2番手チョン・ウヨンも8回裏を無失点に抑えた。KTの2番手チュ・グォンは9回表にピンチを招いたが、代わったKTの3番手チョ・ヒョヌが無失点に抑えた。

 LGの3番手コ・ウソクは9回裏に走者を出すも盗塁失敗や併殺打で無失点に抑え、試合は9回を終えて同点だったが規定により引き分けとなった。両チーム無得点での引き分けは2015年5月14日のNC-LG以来約6年ぶりだった。首位KTは4安打、3位LGは5安打に終わり、ともに打線が沈黙した。 

 

 

NC 0-1 サムソン (大邱

(勝)ウォン・テイン 13勝5敗  (セーブ)オ・スンファン 2敗35S (敗)パーソンズ 3勝6敗 

 試合はサムソンの先発ウォン・テイン、NCの先発パーソンズの投手戦となった。ウォン・テインは6回表まで無失点に抑えた。サムソンは6回裏に2番キム・ドンヨプのタイムリーで1点を先制した。サムソンの2番手シム・チャンミンは7回表を無失点に抑えた。サムソンの3番手チェ・ジグァンと4番手ウ・ギュミンはピンチを招いたが、代わった5番手オ・スンファン(元阪神)は同点のピンチを防いだ。

 パーソンズは8回裏まで追加点を与えなかった。オ・スンファンは9回表を無失点に抑え、2位サムソンが完封リレーで勝利した。ウォン・テインは最多勝争いトップタイの13勝目。7位NCは先発パーソンズが8回を1失点に抑え完投するも打線が沈黙し7連敗。

 

 

ハンファ 5-1 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・ジョンス 1勝1敗  (敗)ミランダ 12勝5敗

 ハンファは4回表にトゥサンの先発ミランダ(元福岡ソフトバンク)から3番ハ・ジュソクと4番ノ・シファンのタイムリー、9番イ・ウォンソクの犠牲フライで3点を先制した。トゥサンは5回裏にハンファの先発の高卒新人キム・ギジュンから2番フェルナンデスのタイムリーで1点を返した。ハンファの2番手キム・ジョンスは6回裏途中まで、3番手オ・ドンウクは7回裏途中まで追加点を与えなかった。

 ハンファは8回表にトゥサンの2番手キム・ミンギュからチャンスを作ると、代わったトゥサンの3番手の高卒新人チェ・スンヨンから6番イ・ソンゴンの内野ゴロの間、またもや代わったトゥサンの4番手クォン・ヒィから相手のエラーで計2点を追加した。ハンファの4番手キム・ギタクは8回裏途中で5番手キム・ボムスに交代した。トゥサンの5番手イ・スンジンは9回表に追加点を与えなかった。ハンファの6番手ソン・ユンジュンと7番手カン・ジェミンは9回裏を無失点に抑え、最下位ハンファが勝利した。先発ミランダが6回を3失点に抑えるも、4位トゥサンは引き分け2つを挟んでの連勝が7で止まった。

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最下位ハンファは7連勝中だった4位トゥサンに勝利 https://www.mhnse.com/news/articleView.html?idxno=85459

 

 

ロッテ 12-6 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)イ・インボク 1勝  (敗)パク・チュソン 1敗

本塁打) キウム : パク・ピョンホ 16号

 ロッテは1回表にキウムの先発キム・ソンギから4番チョン・フンのタイムリーで1点を先制し、2回表に9番ペ・ソングンのタイムリーで1点を追加した。キウムは3回裏にロッテの先発イ・インボクから1番イ・ヨンギュと3番イ・ジョンフのタイムリーで3-2と逆転した。ロッテは5回表に2番キム・ジェユのタイムリー、5番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)への押し出しの四球、6番ハン・ドンヒィのタイムリーで5-3と逆転すると、代わったキウムの2番手パク・チュソンから7番マチャドの犠牲フライで1点を追加した。キウムは5回裏に4番パク・ピョンホの本塁打で6-6の同点に追いついた。

 ロッテは6回表にパク・チュソンから3番チョン・ジュヌのタイムリーで2点を勝ち越した。キウムの3番手の高卒新人キム・ジュンヒョンは追加点を与えなかった。キウムの4番手ユン・ジュンヒョンも7回表に追加点を与えなかった。ロッテの2番手の高卒新人キム・ジヌクは7回裏途中で3番手キム・ドギュに交代した。キウムの5番手イ・スンホは8回表に追加点を与えなかった。ロッテは9回表にキウムの6番手オ・ジュウォンからペ・ソングン、1番シン・ヨンス、キム・ジェユ、チョン・ジュヌのタイムリーで4点を追加した。キウムの7番手パク・スンジュは追加点を与えなかった。

 ロッテの4番手キム・ユヨンは9回裏を無失点に抑え、8位ロッテが勝利した。6回を6失点に抑えたイ・インボクは2021年シーズン初勝利で、プロ8年目にして初の先発勝利。先発全員安打の18安打を記録したロッテ打線ではチョン・ジュヌが5安打3打点、キム・ジェユとペ・ソングンが3安打2打点と活躍。5位キウムでは先発キム・ソンギが5回途中6失点で降板した。キウム打線ではイ・ジョンフが4安打2打点と活躍。

 

 

SSG 1-7 キア  (光州)

(勝)パク・チンテ 3勝2敗  (敗)チェ・ミンジュン 2勝3敗

本塁打) キア : キム・ソンビン 4号

 韓国初登板のキアの先発の新外国人タカハシは4回表まで無失点に抑えた。キアは4回裏にSSGの先発チェ・ミンジュンから4番タッカーのタイムリー、5番ファン・デインの犠牲フライで2点を先制した。キアの2番手パク・チンテは5回表を無失点に抑えた。キアは5回裏に1番チェ・ウォンジュンのタイムリー、2番キム・ソンビンの本塁打で4点を追加した。SSGは6回表にキアの3番手ホン・サンサムから代打チェ・ハンへの押し出しの四球で1点を返した。

 キアは6回裏にSSGの2番手シン・ジェヨンから9番パク・チャンホのタイムリーで1点を追加した。キアの3番手コ・ヨンチャンは7回表まで、4番手チャン・ヒョンシクは8回表を無失点に抑えた。SSGの3番手チョン・ドンユンは8回裏まで追加点を与えなかった。キアの5番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、9位キアが勝利した。6位SSGでは先発チェ・ミンジュンが5回6失点で降板し、引き分け3つを挟んでの連勝は3で止まった。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月25日時点)

            試合   勝   敗   分  勝率

1.KT     115  67  43  5     .609

2.サムソン   120  63  49  8  .563

3.LG     112  59  48  5  .551

4.トゥサン   113  56  52  5  .519

5.キウム    119  58  57  4  .504

6.SSG    119  55  55  9  .500

7.NC     113  53  56  4  .486

8.ロッテ       117    53     60    4     .469

9.キア        112    43     63       6     .406

10.ハンファ     120     44       68    8     .393

 

 (文責 : ふるりん