DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  キア5位浮上

 KT−ロッテ(釜山・社稷)は雨天により10月10日に順延(同日はダブルヘッダー開催)。


トゥサン 10−3 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)リンドブロム 15勝4敗  (敗)チャ・ウチャン 10勝10敗
本塁打) トゥサン : オ・ジェイル 24号  LG : ソ・サンウ 2号
 トゥサンは1回表にLGの先発チャ・ウチャンから4番キム・ジェファンと6番オ・ジェイルのタイムリーで3点を先制し、2回表に2番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を追加した。LGは4回裏にトゥサンの先発リンドブロムから8番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を返した。トゥサンは5回表に代打キム・ジェホと9番チョン・スビンのタイムリーで4点を追加しチャ・ウチャンをノックアウトし、6回表にLGの2番手チェ・ドンファンからオ・ジェイルの本塁打で2点を追加した。
 LGは7回表から3番手イ・ドンヒョン、トゥサンは7回裏から2番手の高卒新人パク・シンジを登板させた。トゥサンの3番手チャン・ミニクは8回裏を無失点に抑えた。LGの4番手チョン・インファンは追加点を与えなかった。3番手カン・ドンヨンは9回裏に相手の反撃を断ち、首位トゥサンが勝利した。6回を3失点に抑えたリンドブロムは15勝目。トゥサン打線ではオ・ジェイルが3安打1本塁打3打点、キム・ジェファンが3安打2打点と活躍。チャ・ウチャンが5回途中8失点で降板し、LGは5連敗、2017年からトゥサン戦は15連敗でで6位に後退。 


ハンファ 4−5 SK  (仁川)
(勝)チョン・ヨンイル 3勝  (セーブ)シン・ジェウン 2勝2敗14S  (敗)クォン・ヒョク 1敗
本塁打) ハンファ : チョン・グヌ 11号  SK : ハン・ドンミン 35号、ロマック 40号
 ハンファは3回表にSKの先発ケリーから1番チョン・グヌのタイムリーで1点を先制した。SKは3回裏にハンファの先発キム・ソンフンから4番イ・ジェウォン、6番カン・スンホのタイムリーで2-1と逆転し、5回裏に2番ハン・ドンミンの本塁打で1点を追加した。ハンファは7回表にチョン・グヌの2試合連続本塁打で3-3の同点に追いつき、7回裏から2番手キム・ミヌを登板させた。だがSKは7回裏にハンファの3番手クォン・ヒョクから3番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で2点を勝ち越した。
 SKの3番手チョン・ヨンイル、4番手キム・テッキョンは8回表を無失点に抑えた。ハンファの4番手ソン・ウンボム、5番手イム・ジュンソプは追加点を与えなかった。ハンファは9回表にSKの5番手シン・ジェウンからチョン・グヌのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで2位SKが勝利した。3位ハンファはチャンスを生かしきれなかった。ハンファ打線ではチョン・グヌが3安打1本塁打4打点、9番の高卒新人チョン・ウヌォンが3安打と活躍。


サムソン 10−3 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)ペク・チョンヒョン 7勝7敗1S  (敗)ハッカー 5勝3敗
本塁打) サムソン : ラフ 26号  ネクセン : キム・ハソン 20号
 サムソンは1回表にネクセンの先発ハッカーから相手のエラー、5番キム・ホンゴンの内野ゴロの間に2点を先制し、4回表に1番パク・ヘミンのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは4回裏にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから5番キム・ハソンの本塁打で3-3の同点に追いついた。サムソンは5回表に4番ラフの本塁打で1点を勝ち越し、6回表にネクセンの2番手ハ・ヨンミンから3番ク・ジャウクのタイムリーで2点を追加した。
 サムソンは7回表にネクセンの3番手キム・ソンギから9番キム・ソンフンのタイムリー、パク・ヘミンの犠牲フライ、2番キム・サンスのタイムリーで4点を追加し、8回裏から2番手シム・チャンミンを登板させた。ネクセンの4番手イ・サンミンは追加点を与えなかった。3番手チョン・イヌクは9回裏に相手の反撃を断ち、7位サムソンが勝利した。7回を3失点に抑えたペク・チョンヒョンは7勝目。サムソン打線ではク・ジャウクが3安打2打点、ラフが3安打1本塁打1打点と活躍。ハッカーが5回4失点で降板し、4位ネクセンは連勝が5で止まった。


NC 4−6 キア  (光州)
(勝)パット・ディーン 5勝7敗  (敗)ウォン・ジョンヒョン 2勝5敗2S
 キアの先発ヤン・ヒョンジョン、NCの先発イ・ジェハクはそれぞれ5回まで無失点に抑えた。NCは6回表に3番ナ・ソンボムの内野ゴロの間に1点を先制すると、4番スクラッグスのタイムリーで1点を追加した。キアは6回裏に5番バーナディーナ、9番キム・ソンビンのタイムリーなどで3-2と逆転した。NCは7回表に8番キム・チャンヒョンのタイムリー、代打チェ・ジュンソクの犠牲フライで4-3と逆転し、ヤン・ヒョンジョンをノックアウトした。
 キアは7回裏にNCの2番手チョン・スミン、3番手パク・チヌからチャンスを作り、代わった4番手カン・ユングからバーナディーナのタイムリーで4-4の同点に追いついた。キアは8回裏にNCの5番手ウォン・ジョンヒョンから相手の暴投、3番チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を勝ち越し、2番手パット・ディーンが無失点に抑え勝利し5位に浮上した。キア打線では4番アン・チホンが3安打と活躍。9位NCは3連敗。