皆様、2017年中も当ブログをご覧いただき、心より御礼を申し上げます。
2017年、韓国プロ野球にとって最初の大きな試練は、野球の世界最高峰の国際大会WBC(ワールドベースボールクラシック)でした。しかし初の自国開催となった1次ラウンド(3月6-9日)、韓国代表は新興勢力のイスラエル、オランダに相次いで敗れ2大会連続で2次ラウンド進出失敗と厳しい結果に終わり、野球の勢力分布図が変わったことを実感させられました。また、10球団制にまで規模を拡大した国内限定のプロ野球が、これまで以上に勝ち抜くのが難しくなった国際大会へどう対応していくのかという新たな課題も突き付けられました。3月31日に開幕したプロ野球2017年シーズンでは、キアが8年ぶり11度目となる韓国シリーズ優勝を果たし、史上最多の約840万人の観客動員を記録しました。韓国でもプロ野球はスポーツの枠を超えたトップクラスの興行に成長しましたが、その勢いを国外に示すための強化にはやや時間を要すると思われます。その第一歩として、11月にはソン・ドンヨル監督が率いる若手主体の韓国代表がアジアプロ野球チャンピオンシップ(東京ドーム)に出場し、未来に向けて貴重な経験を積みました。
このブログも初めて13年以上が過ぎ、その間に韓国プロ野球は大きく変化しました。
ただしブログの方針は今後も変えることなく、最新の動向を詳しく正確に皆様へお伝えしたいと思います。
それでは皆様、よいお年を。
(文責:ふるりん)