DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  カン・ミンホ、4年80億ウォンでサムソンへFA移籍

 サムソンは21日、2018年のFA(フリーエージェント)承認選手となっていたカン・ミンホ捕手(32)と2018年より契約期間4年、契約金40億ウォン、年俸10億ウォンの総額80億ウォンで契約した。サムソンは前所属球団のロッテに対してカン・ミンホの2017年の年俸(10億ウォン)の3倍に相当する金銭か、年俸の2倍に相当する金銭と人的補償1名(保護選手20名以外)のどちらかを譲渡しなければならない。
 右打者のカン・ミンホは高校卒業後2004年にロッテへ入団し、2005年に103試合出場で一軍に定着した。その後プロ野球を代表する強打の捕手に成長し、2008年北京オリンピック、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)、2010年広州アジア競技大会、2013年WBC、2014年仁川アジア競技大会、2015 WBSCプレミア12などの国際大会に韓国代表として出場した。2013年シーズン終了後に初めてFAを行使し、契約期間4年でロッテと再契約した。2015年には自己最多の35本塁打を記録し、2017年シーズンの成績は130試合に出場、打率.285、22本塁打、68打点、0盗塁だった。プロ14年間での通算成績は1495試合に出場、打率.277、1345安打、218本塁打、778打点、23盗塁。
 サムソンは2017年シーズンに2年連続の9位と低迷から抜け出せず、ロッテの正捕手かつ主軸打者として活躍し自身2度目のFAを行使したカン・ミンホと契約し、2018年シーズンの浮上を図ると思われる。