キア 4−5 NC (馬山)
(勝)カン・ユング 2勝1敗 (セーブ)イム・チャンミン 4勝2敗28S (敗)ヤン・ヒョンジョン 17勝5敗
(本塁打) キア : ナ・ジワン 20,21号、イ・ボムホ 17号
NCは1回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番スクラッグスの犠牲フライで1点を先制した。キアは2回表にNCの先発イ・ジェハクから5番ナ・ジワンの2試合連続本塁打で1-1の同点に追いつき、3回表に3番バーナディーナの内野ゴロの間に1点を勝ち越し、4回表に7番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のプロ野球史上9人目となる個人通算300本塁打で1点を追加した。NCは4回裏に5番クォン・ヒィドンのタイムリーで1点を返した。キアは6回表にナ・ジワンのこの試合2本目の本塁打で1点を追加した。
NCは7回表から2番手カン・ユングを登板させ、7回裏に1番パク・ミヌの2点タイムリーで4-4の同点に追いつき、相手のエラーで逆転しヤン・ヒョンジョンをノックアウトした。NCは8回表途中から3番手イ・ミンホを登板させ、キアの2番手ハン・スンヒョク、3番手キム・セヒョンは追加点を与えなかった。4番手イム・チャンミンが相手の反撃を断ち、3位NCが勝利した。先発ヤン・ヒョンジョンが7回途中5失点で降板した首位キアでは、1番イ・ミョンギが3安打と活躍。
LG 1−1 トゥサン (ソウル・蚕室)
LGは5回表にトゥサンの先発ボウデン(元埼玉西武)から5番チェ・ウンソンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは6回表から2番手の大卒新人キム・ミョンシンを登板させ、LGの先発ハフは7回裏まで無失点に抑えた。トゥサンは8回表から3番手キム・スンフェを登板させ、8回裏にLGの2番手キム・ジヨンからチャンスを作り、代わったLGの3番手チン・ヘスから9番オ・ジェウォンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。
試合はこのまま延長戦に突入し、トゥサンの4番手キム・ガンニュルは10回表途中まで、LGの4番手イ・ドンヒョンは10回裏途中まで無失点に抑えた。トゥサンの5番手イ・ヨンチャン、LGの5番手シン・ジョンナク、6番手チョン・チャンホンも無失点に抑え、試合は12回を終えても決着がつかなかったが規定により引き分けとなった。LGは7位に後退したが、打線では2番アン・イックンが3安打と活躍。
ネクセン 9−8 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ブリガム 9勝3敗 (セーブ)キム・サンス 5敗14S (敗)リンドブロム 2勝2敗
(本塁打) ネクセン : キム・ウンビン 3号、チャン・ヨンソク 8号、チョイス 5号 ロッテ : パク・ホンド 3,4号、イ・デホ 28号、ソン・アソプ 20号、チェ・ジュンソク 12号
ネクセンは2回表にロッテの先発リンドブロムから8番キム・ウンビンの本塁打、3番の新外国人チョイスのタイムリーで4点を先制した。ロッテは2回裏にネクセンの先発ブリガム(元東北楽天)から5番パク・ホンドの本塁打で1点を返した。ネクセンは3回表に7番コ・ジョンウクの内野ゴロの間に1点を追加し、ロッテは3回裏に4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の2試合連続本塁打で1点を返した。
ネクセンは5回表に8番チャン・ヨンソクの本塁打で1点、6回表に2番ソ・ゴンチャンの犠牲フライ、チョイスの本塁打で3点を追加した。ロッテは6回裏にパク・ホンドのこの試合2本目の本塁打で1点を返し、2番手キム・ユヨン、3番手チャン・シファンは追加点を与えなかった。ロッテは7回裏に2番ソン・アソプの4試合連続本塁打で3点を返し、代わったネクセンの2番手ハン・ヒョンヒィから3番チェ・ジュンソクの本塁打で1点差に迫った。ロッテの4番手パク・チンヒョン、5番手ペ・ジャンホも追加点を与えなかった。
3番手キム・サンスが相手の反撃を断ち、5位ネクセンが勝利し3連敗から脱出した。先発ブリガムは6回7失点も打線の援護があり9勝目。先発全員安打を記録したネクセン打線ではチャン・ヨンソクが3安打1本塁打1打点、チョイスが1本塁打3打点と活躍。先発リンドブロムが6回途中8失点で降板した4位ロッテは連勝が6で止まったが、打線ではパク・ホンドが3安打2本塁打3打点と活躍。
ハンファ 2−4 SK (仁川)
(勝)パク・チョンフン 10勝7敗 (敗)ペ・ヨンス 6勝6敗
(本塁打) ハンファ : チェ・ジンヘン 8号 SK : チョン・ウィユン 12号
SKは2回裏にハンファの先発ペ・ヨンスから4番チョン・ウィユンの本塁打で1点を先制し、3回裏に相手のエラーで1点、5回裏に2番チェ・ハンのタイムリーで1点を追加した。SKの先発パク・チョンフンは6回表まで無失点に抑え、7回表から2番手パク・ヒィスを登板させた。SKは7回裏に代打チェ・ジョンの犠牲フライで1点を追加した。
SKは8回表から3番手ムン・グァンウンを登板させ、ハンファの2番手チョン・ジェウォンは追加点を与えなかった。ハンファは9回表にSKの5番手イム・ジュンヒョクから4番チェ・ジンヘンの本塁打で2点を返したが、反撃もここまででSKが勝利し4連勝で6位に浮上した。パク・チョンフンはプロ8年目で初となる2ケタ勝利の10勝目。8位ハンファでは先発ペ・ヨンスが7回4失点も打線の援護を受けられなかった。
KT 3−2 サムソン (大邱)
(勝)フィアベンド 8勝9敗 (セーブ)イ・サンファ 3勝3敗3S (敗)ペトリック 2勝9敗
(本塁打) KT : チャン・ソンウ 8号、ロハス 13号
KTは4回表にサムソンの先発ペトリック(元横浜DeNA)から7番チャン・ソンウの本塁打で1点を先制し、5回表に3番ロハスの本塁打で1点を追加した。KTの先発フィアベンドは無失点を続け、7回表に2番手ハ・ジュンホのタイムリーで1点を追加しペトリックをノックアウトした。サムソンの2番手パク・クンホン、3番手チャン・ピルジュンは追加点を与えなかった。
サムソンは9回裏にKTの2番手キム・ジェユンから2番ぺ・ヨンソプのタイムリーで1点を返し、代わったKTの3番手オム・サンベクから3番ク・ジャウクのタイムリーで1点差に迫った。4番手イ・サンファが1点差を守り切り、KTが勝利し5連敗から脱出した。8回を無失点に抑えたフィアベンドは8勝目。9位サムソンでは先発ペトリックが7回途中まで3失点も打線の援護を受けられなかった。