ロッテ ３−１ キア （光州）
（勝）ラリー ８勝７敗 （敗）ヘクター １４勝１敗
キアは3回裏にロッテの先発ラリーから3番バーナディーナの内野ゴロの間に1点を先制した。ラリーは4回裏以降に追加点を与えず、ロッテは5回表にキアの先発ヘクターから8番シン・ボンギ、9番ムン・ギュヒョン、1番チョン・ジュヌのタイムリーで3-1と逆転した。キアは7回表から2番手の大卒新人パク・チンテ、3番手キム・ミョンチャン、4番手キム・ユンドンと継投策をとり追加点を与えなかった。
ラリーは9回裏も無失点に抑え、7位ロッテが3連勝となった。2017年シーズン、チームで初めて完投勝利を記録した1失点のラリーは8勝目。首位キアは打線がつながらず3連敗。またヘクターの開幕からの連勝も14で止まり、プロ野球新記録となる開幕15連勝はならなかった。なお、2003年に現代(2007年限りで解散)のチョン・ミンテ(元読売)も開幕14連勝を記録している。
ＳＫ １−８ ＮＣ （馬山）
(勝）イ・ジェハク ５勝４敗 （敗）ダイアモンド ４勝３敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チョングォン ８号 ＮＣ ： スクラッグス ２０号
ＮＣは1回裏にＳＫの先発ダイアモンドから4番スクラッグスの2試合連続本塁打で2点を先制した。ＳＫは2回表にＮＣの先発イ・ジェハクから7番パク・チョングォンの本塁打で1点を返した。ＮＣは3回裏にスクラッグス、5番イ・ホジュン、7番クォン・ヒィドンのタイムリーで5点を追加し、さらに代わったＳＫの2番手パク・チョンべから1番ユン・ビョンホのタイムリーで8点目を奪った。ＳＫは5回裏途中から3番手キム・ジュハン、ＮＣは6回表途中から2番手イ・ミンホを登板させた。
ＮＣは7回表途中から3番手キム・ジンソンを登板させ、ＳＫの4番手パク・ヒィスは7回裏を無失点に抑えた。ＮＣは8回表途中から4番手カン・ユングを登板させ、ＳＫの5番手ムン・グァンウンは8回裏を無失点に抑えた。5番手イム・チャンミンが9回表に相手の反撃を断ち、2位ＮＣが6連勝となった。6回途中まで1失点に抑えたイ・ジェハクは5勝目。ＮＣ打線ではスクラッグスが1本塁打4打点、ユン・ビョンホが3安打1打点と活躍。ＳＫは先発ダイアモンドが3回途中で降板し打線もつながらず4連敗で5位に後退。
ハンファ ７−８ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンチャン ３勝３敗１３Ｓ （敗）チョン・ウラム ４勝４敗１６Ｓ
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン １３号 トゥサン ： エバンス １８号、キム・ジェファン ２６号
ハンファは1回表にトゥサンの先発ボウデン(元埼玉西武)から3番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の本塁打で1点を先制した。トゥサンは1回裏にハンファの先発ビヤヌエバから6番エバンス(元東北楽天)の本塁打で1-1の同点に追いついた。ハンファは4回表に6番ヤン・ソンウのタイムリーで1点を勝ち越し、5回表に4番ロサリオの犠牲フライ、5番ソン・グァンミンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンは6回表から2番手キム・ガンニュルを登板させ、7回裏にハンファの2番手ユン・ギュジンから1番チェ・ジュファンのタイムリーで2点を返すと、代わった3番手クォン・ヒョクから2番チョン・ジンホの犠牲フライで4-4の同点に追いついた。
ハンファは8回表にトゥサンの3番手イ・ヒョンスンからチャンスを作ると、代わった4番手キム・スンフェから代打チェ・ジンヘン、1番チョン・グヌのタイムリーで3点を勝ち越した。トゥサンは8回裏に4番キム・ジェファンの本塁打で1点を返し、5番手イ・ヨンチャンは追加点を与えなかった。3位トゥサンは9回裏にハンファの4番手チョン・ウラムから途中出場の9番リュ・ジヒョク、チョン・ジンホのタイムリーで7-7の同点に追いつき、相手の暴投で逆転サヨナラ勝ちし4連勝となった。トゥサン打線ではチョン・ジンホが3安打2打点と活躍。リードを守り切れなかったハンファは6連敗で9位に後退したが、打線ではチョン・グヌが3安打2打点、ソン・グァンミンが3安打1打点と活躍。
ＬＧ ６−１０ サムソン （大邱）
（勝）ウ・ギュミン ４勝５敗 （敗）イ・ドンヒョン ２勝２敗２Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： ユ・ガンナム ６号、パク・ヨンテク ４号、ヤン・ソックァン ８号 サムソン ： パク・ヘミン ４号
サムソンは1回裏にＬＧの先発イム・チャンギュから3番ク・ジャウクの犠牲フライで1点を先制した。ＬＧは2回表にサムソンの先発キム・デウから8番ユ・ガンナムの本塁打で3-1と逆転した。サムソンは2回裏に1番パク・ヘミンの本塁打で4-3と逆転した。ＬＧは3回表に3番パク・ヨンテクの本塁打で4-4の同点に追いつき、4回表にサムソンの2番手チャン・ウォンサムから7番オ・ジファンの犠牲フライで5-4と逆転した。サムソンの3番手ウ・ギュミンは追加点を与えず、6回裏にＬＧの2番手イ・ドンヒョンからパク・ヘミンのタイムリーで5-5の同点に追いつくと、代わった3番手チン・ヘスから相手の暴投、2番パク・ハニの犠牲フライで7-5と逆転した。
ＬＧは8回表にサムソンの4番手シム・チャンミンから4番ヤン・ソックァンの本塁打で1点を返した。サムソンは8回裏にＬＧの4番手シン・ジョンナクから途中出場の9番チェ・ギョンチョルのタイムリー、代わった5番手チェ・ソンフンから相手のエラーで計3点を追加した。5番手チャン・ピルジュンが9回表に相手の反撃を断ち、サムソンが勝利し8位に浮上した。サムソン打線ではパク・ヘミンが1本塁打4打点、8番カン・ハヌルが3安打と活躍。ＬＧは連勝が6で止まり6位に後退した。
ＫＴ ４−７ ネクセン （ソウル・高尺）
（勝）イ・ボグン ４勝１敗６Ｓ （セーブ）キム・セヒョン １勝２敗１０Ｓ （敗）シム・ジェミン １勝５敗
（本塁打） ＫＴ ： ユ・ハンジュン １０号 ネクセン ： チャン・ヨンソク １号、チェ・テイン １２号
ＫＴは2回表にネクセンの先発の大卒新人キム・ソンミンから5番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を先制した。ネクセンは3回裏にＫＴの先発フィアベンドから8番チャン・ヨンソクの2010年9月以来となる本塁打で1-1の同点に追いついた。ＫＴは5回表に9番パク・キヒョクのタイムリーで1点を勝ち越し、ネクセンは6回裏に3番チェ・テインの本塁打で2-2の同点に追いついた。ＫＴは7回表にネクセンの2番手ハン・ヒョンヒィから途中出場の8番オ・テゴンのタイムリー、途中出場の9番キム・ヨンフンの犠打で2点を勝ち越した。
ネクセンは7回裏にＫＴの2番手イ・サンファからチャンスを作り、代わった3番手シム・ジェミンから代打ソン・ソンムンの内野ゴロの間に1点を返すと、1番の高卒新人イ・ジョンフのタイムリーで4-4の同点に追いついた。ネクセンの3番手イ・ボグンは8回表を無失点に抑え、8回裏にシム・ジェミンからチャンスを作り、代わったＫＴの4番手キム・ジェユンからチャン・ヨンソク、イ・ジョンフのタイムリーで3点を勝ち越した。4番手キム・セヒョンが9回表に相手の反撃を断ち、ネクセンが勝利し4位に浮上した。ネクセン打線ではチャン・ヨンソクが3安打1本塁打2打点、イ・ジョンフが3打点と活躍。最下位ＫＴは継投が機能しなかった。
