DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  LG、イ・ヒョンジョンの3ランなどでトゥサンに勝利

 KT−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。示範競技は26日に全日程を終了した。公式戦(レギュラーシーズン)開幕は3月31日(金)。


トゥサン 4−5 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)ソーサ 2勝1敗  (セーブ)チョン・チャンホン 1S  (敗)ユ・ヒィグァン 1勝1敗 
本塁打) LG : イ・ヒョンジョン 3号
 LGは2回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから8番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を先制し、3回裏に4番イ・ヒョンジョンの3ランでリードを広げた。LGの先発ソーサは3回表まで無失点に抑え、4回表から2番手の高卒新人ソン・ジュヨン、3番手チェ・ドンファンを登板させた。LGは5回裏に5番チェ・ウンソンのタイムリーで1点を追加し、トゥサンはここで2番手コ・ボンジェを登板させた。トゥサンは6回表にLGの4番手キム・ジヨンから途中出場の3番キム・インテ、4番キム・ジェファンのタイムリーで2点を返した。
 トゥサンの3番手イ・ヨンチャン、4番手イ・ヒョンホは6回裏を無失点に抑えた。LGは4番手シン・ジョンナク、5番手イ・ドンヒョンが8回表まで無失点に抑えた。トゥサンの5番手キム・ガンニュルは7回裏途中で体の痛みを訴え降板し、6番手キム・スンフェは8回裏まで無失点に抑えた。トゥサンは9回表にLGの6番手チョン・チャンホンから途中出場の7番クク・ヘソンのタイムリーで2点を返したが、LGが逃げ切り勝利した。 


(2017年シーズンからの新ユニフォームを着て登板したLGの先発ソーサ。)


NC 4−5 キア  (光州)
(勝)パット・ディーン 2勝  (セーブ)パク・チフン 1S  (敗)マンシップ 1勝1敗
本塁打) NC : チョ・ピョンホ 2号
 キアは1回裏にNCの先発の新外国人マンシップから5番イ・インヘンへの押し出しの死球、6番イ・ジュンホのタイムリーで3点を先制した。NCは4回裏から2番手カン・ユング(3月にネクセンよりトレードで移籍)を登板させた。キアの先発の新外国人パット・ディーンは5回表まで無失点に抑え、5回裏にNCの3番手チェ・グムガンから途中出場の3番チェ・ウォンジュン、4番イ・ホングのタイムリーで2点を追加し、NCはこの回途中から4番手キム・ジンソンを登板させた。
 NCの5番手ウォン・ジョンヒョンは6回裏を無失点に抑え、7回表にキアの2番手ヘクターから7番チョ・ピョンホの2ランで反撃した。NCの6番手イム・ジョンホは7回裏、7番手イム・チャンミンは8回裏、キアの3番手コ・ヒョジュンは8回表をそれぞれ無失点に抑えた。NCは9回表にキアの4番手パク・チフンからチョ・ピョンホの2点タイムリーで1点差に迫ったが、キアが逃げ切り勝利した。NC打線ではチョ・ピョンホが1本塁打4打点と活躍。


サムソン 6−8 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)オサリバン 1勝  (セーブ)イ・ボグン 3S  (敗)ユン・ソンファン 2敗
本塁打) サムソン : ウ・ドンギュン 1号
 ネクセンは2回裏にサムソンの先発ユン・ソンファンから7番コ・ジョンウクのタイムリーで1点を先制した。サムソンは4回表にネクセンの先発の新外国人オサリバンから3番ク・ジャウクの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。ネクセンは4回裏に相手のエラーで1点を勝ち越すと、5回裏にサムソンの2番手チェ・チュンヨンから1番ソ・ゴンチャン、2番イ・テックン、5番ダニー・ドーン、6番キム・テワン、コ・ジョンウクのタイムリーなどで6点を追加した。サムソンの3番手の高卒新人チャン・ジフンは6回裏を無失点に抑えた。
 サムソンは7回表にネクセンの2番手マ・ジョンギルから代打キム・サンスのタイムリー、7番ウ・ドンギュンの3ランで4点を返し、4番手キム・ドンホは7回裏を無失点に抑えた。サムソンは8回表にネクセンの3番手パク・チュヒョンから途中出場の3番イ・ヨンウクのタイムリーで1点を返し、5番手シム・チャンミンは8回裏を無失点に抑えた。4番手イ・ボグンが相手の反撃を断ちネクセンが勝利した。ネクセン打線ではコ・ジョンウクが3安打2打点と活躍。


ハンファ 5−4 SK  (仁川)
(勝)オガンド 1勝  (セーブ)ソン・チャンシク 1S  (敗)ダイアモンド 1敗
本塁打) ハンファ : チェ・ジンヘン 1号、カン・ギョンハク 2号  SK : チェ・ジョン 2号
 ハンファは1回表にSKの先発の新外国人ダイアモンドから相手の暴投、6番ソン・グァンミンのタイムリーで3点を先制し、SKはこの回途中から2番手パク・チョンベを登板させた。ハンファは3回表にSKの3番手オ・スホから5番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を追加し、先発の新外国人オガンドは3回裏まで無失点に抑えた。さらに4回表に9番カン・ギョンハクの本塁打で1点を追加した。SKは4回裏にハンファの2番手イ・テヤンから3番チェ・ジョンの2ランで反撃した。
 SKの4番手ムン・グァンウンは5回表を無失点に抑え、5回裏に7番イ・ミョンギのタイムリーなどで2点を返した。SKの5番手ユン・ヒィサンは6回表から9回表まで無失点に抑えた。ハンファの3番手ソン・シニョンは6回裏から7回裏、4番手ソン・チャンシクは8回裏から9回裏までを無失点に抑え、ハンファが1点差を守り切り勝利した。