DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  イ・デホ(元福岡ソフトバンク)復帰

 ロッテは24日、イ・デホ内野手(34)と契約期間4年、年俸総額150億ウォンで契約した。

 イ・デホは高校卒業後の2001年、ロッテへ入団し、2004年に132試合に出場、20本塁打を記録し一軍に定着した。2006年にはプロ野球史上2人目となる打撃三冠王(打率・本塁打・打点)に輝き、同年ドーハアジア大会にも韓国代表として出場、プロ野球界を代表する打者へと成長した。2008年には北京オリンピックに出場し、韓国代表の優勝に貢献、兵役免除の恩典を得た。2009年には初めてWBC(ワールドベースボールクラシック)に出場した。2010年には打率.364、44本塁打、133打点でプロ野球史上初となる2度目の打撃三冠王となり、同年は広州アジア大会に出場し韓国代表の優勝に貢献した。
 2011年シーズン終了後、FA(フリーエージェント)を行使し日本プロ野球オリックスへ移籍した。2012年にはパシフィックリーグ打点王を受賞し、2014年より福岡ソフトバンクへ移籍するなど日本でも活躍した。2015年にはWBSCプレミア12に出場し、準決勝の日本戦で逆転決勝タイムリーを打つなど韓国代表の優勝に貢献した。2016年はメジャーリーグベースボール(MLB)・シアトルマリナーズへ移籍し107試合に出場、打率.253、14本塁打、49打点、0盗塁の成績だった。
 マリナーズ退団後その去就が注目されていたが、結局2011年以来となる古巣ロッテへの復帰を決めた。韓国でのプロ11年間の通算成績は1150試合に出場、打率.309、1250安打、225本塁打、809打点、9盗塁。