ロッテは24日、イ・デホ内野手(34)と契約期間4年、年俸総額150億ウォンで契約した。
イ・デホは高校卒業後の2001年、ロッテへ入団し、2004年に132試合に出場、20本塁打を記録し一軍に定着した。2006年にはプロ野球史上2人目となる打撃三冠王(打率・本塁打・打点)に輝き、同年ドーハアジア大会にも韓国代表として出場、プロ野球界を代表する打者へと成長した。2008年には北京オリンピックに出場し、韓国代表の優勝に貢献、兵役免除の恩典を得た。2009年には初めてWBC(ワールドベースボールクラシック)に出場した。2010年には打率.364、44本塁打、133打点でプロ野球史上初となる2度目の打撃三冠王となり、同年は広州アジア大会に出場し韓国代表の優勝に貢献した。
2011年シーズン終了後、FA(フリーエージェント)を行使し日本プロ野球・オリックスへ移籍した。2012年にはパシフィックリーグ打点王を受賞し、2014年より福岡ソフトバンクへ移籍するなど日本でも活躍した。2015年にはWBSCプレミア12に出場し、準決勝の日本戦で逆転決勝タイムリーを打つなど韓国代表の優勝に貢献した。2016年はメジャーリーグベースボール(MLB)・シアトルマリナーズへ移籍し107試合に出場、打率.253、14本塁打、49打点、0盗塁の成績だった。
マリナーズ退団後その去就が注目されていたが、結局2011年以来となる古巣ロッテへの復帰を決めた。韓国でのプロ11年間の通算成績は1150試合に出場、打率.309、1250安打、225本塁打、809打点、9盗塁。