ネクセンは22日、2016年シーズンの外国人選手としてアンディ・バンヘッケン投手(36)と年俸10万ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の左腕バンヘッケンは、2012年からネクセンと契約し、2014年には20勝で最多勝投手になり、2015年にも15勝を記録するなど、4年連続2ケタ勝利で通算58勝を記録していた。2016年シーズンは本人の意思で日本プロ野球・埼玉西武へと移籍したが、7月15日、一軍未勝利のままウェーバー公示され退団した。移籍してもネクセンはバンヘッケンの保有権を手放していなかったため、今回の復帰が可能となった。
バンヘッケンとの契約により、2016年シーズン外国人選手として契約していたライアン・フィアベンド投手(30)は退団となった。2015年に13勝を記録した左腕フィアベンドは、2016年シーズンも再契約し先発で起用され7月21日にまで19試合に登板、5勝7敗、防御率4.64の成績だった。成績が悪化したとは言い難いが、6月に新外国人選手スコット・マクレガー投手と契約したことと、バンヘッケンと契約が可能になったことで不要と判断されたと思われる。2015年からのネクセンでの通算成績は49試合に登板、18勝18敗、防御率4.66。
(7月22日現在の為替レート:10万ドルが1061万2000円。)
(文責:ふるりん)