DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

 バンヘッケン、ダニー・ドーンと再契約  マクレガーは退団へ

 ネクセンは28日、アンディ・バンヘッケン投手(36・元埼玉西武)と総額90万ドル、ダニー・ドーン外野手(32)と総額65万ドルで2017年シーズンの再契約を結んだ。
 アメリカ合衆国出身の左腕バンヘッケンは、2012年よりネクセンと契約し先発で活躍、2014年には20勝を記録し最多勝投手となった。2015年限りで退団し、2016年シーズンは日本プロ野球埼玉西武と契約したが一軍で活躍できず7月に退団した。その直後にネクセンへ復帰し、12試合に登板、7勝3敗、防御率3.38の成績で先発として活躍した。韓国での通算5年間の成績は132試合に登板、65勝35敗、防御率3.52。
 2016年よりネクセンと契約したダニー・ドーンは129試合に出場、打率.295、16本塁打、70打点、1盗塁の成績で、走攻守どれをとっても図抜けていたとは評価しがたいが、韓国2年目となる2017年シーズンに期待ということで再契約に至ったと思われる。また、2016年シーズン途中の6月に契約したスコット・マクレガー投手(29)は、先日新外国人選手としてショーン・オサリバン投手(29)と契約したため、再契約されないこととなった。2016年シーズンの成績は14試合に登板、6勝3敗、防御率5.20。これにてネクセンの2017年シーズンの外国人選手枠3名が決定した。

(11月28日現在の為替レート:10万ドルが1125万8000円。)

(文責:ふるりん)