DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チェ・テイン、キム・デウのトレード成立

 サムソンとネクセンは22日、チェ・テイン内野手(33)とキム・デウ投手(27)の交換トレードを発表した。
 左打ちの内野手チェ・テインは高校卒業後、メジャーリーグベースボール(MLB)・ボストンレッドソックスと契約したが、メジャーリーグに昇格できず帰国し2007年サムソンへ入団した。2008年一軍で10本塁打と頭角を現し、2010年まで3年連続2ケタ本塁打と活躍した。その後低迷したが2014年には自己最多の124試合に出場、99打点を記録しサムソンの韓国シリーズ4連覇に貢献した。膝の手術を受けたこともあり2015年は104試合の出場にとどまった。韓国でのプロ9年間の通算成績は748試合に出場、打率.301、749安打、81本塁打、416打点、8盗塁。2015年オフシーズン、パク・ピョンホ、ユ・ハンジュンなど主力打者の移籍が相次いだネクセンでは、願ってもない打線の補強となった。
 右のサイドハンドのキム・デウは、2011年大学卒業後ネクセンに入団し、一軍で24試合に登板した。その後兵役を終え軍から除隊され復帰し、2014年から2015年にかけて中継ぎとして活躍した。プロ5年間の通算成績は101試合に登板、8勝7敗2セーブ4ホールド、防御率5.35。諸事情でリリーフ陣が手薄となっているサムソンでは活躍の場が十分にあると思われる。