DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  示範競技開幕  サムソン、ハンファが勝利   

 3月8日、2016年示範競技が開幕した。27日まで各チーム18試合ずつが行われる。LG−キア(光州)は雨天中止。


トゥサン 5−5 KT  (水原)
本塁打) トゥサン : パク・コヌ 1号、ホン・ソンフン 1号  KT : キム・サンヒョン 1,2号 
 KTは1回裏、トゥサンの先発ノ・ギョンウンから4番キム・サンヒョンの2ランで先制し、3回裏キム・サンヒョンの2打席連続本塁打で1点を追加した。KTの先発の新外国人バンワートは4回を無失点に抑え、4回裏、トゥサンの2番手チャン・ウォンジュンから9番シム・ウジュンのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。トゥサンは5回表、KTの2番手チュ・グォンから7番パク・コヌの本塁打で1点、6回表、KTの3番手チェ・デソン、4番手ペ・ウヨルから5番ホン・ソンフンの2ラン、9番ホ・ギョンミンのタイムリーで3点を返した。
 トゥサンは6回裏から3番手アン・ギュヨンが登板し、8回表、KTの5番手コ・ヨンピョから途中出場の9番チェ・ジュファンのタイムリーで5-5の同点に追いついた。トゥサンは8回裏から4番手チン・ヤゴプ、KTは9回表6番手キム・ジェユンが無失点に抑え、試合は9回を終えて同点だったため引き分けとなった。KT打線ではキム・サンヒョンが2本塁打3打点と活躍。


サムソン 5−3 NC  (馬山)
(勝)チョン・イヌク 1勝  (セーブ)キム・ドンホ 1S  (敗)スチュアート 1敗
本塁打) サムソン : イ・ヨンウク 1号  NC : イ・ホジュン 1号、パク・ソンミン 1号
 サムソンは1回表、NCの先発スチュアートから5番イ・スンヨプ(元オリックス)、6番ペク・サンウォンのタイムリー、7番イ・ヨンウクの3ランで5点を先制した。NCは2回途中から2番手ク・チャンモが登板し、2回裏、サムソンの先発チョン・イヌクから6番イ・ホジュン本塁打で1点を返した。3番手の高卒新人パク・チュニョンも4回表まで無失点に抑え、NCは4回裏5番パク・ソンミンの本塁打で1点を返した。サムソンは5回裏から2番手クォン・オジュンに交代した。NCは4番手イム・ジョンホ、5番手チェ・グムガンも無失点に抑え、6回裏、サムソンの3番手ペク・チョンヒョンから4番テームズのタイムリーで1点を返した。
 NCは7回以降ミン・ソンギ、キム・ソンギュ、キム・ジンソン、イム・チャンミンの継投で追加点を与えなかった。サムソンは7回以降高卒新人チェ・チュンヨン、パク・クンホン、チョン・グァンウン、キム・ドンホの継投で相手の反撃を断ち、示範競技初勝利をあげた。打線ではイ・スンヨプが3安打1打点と活躍。NCは2年目の外国人投手スチュアートが2回途中5失点と不調だった。


ネクセン 2−4 ハンファ  (大田)
(勝)キム・ヨンジュ 1勝  (セーブ)チョン・デフン 1S  (敗)キム・ジョンフン 1敗
 ネクセンは1回表、ハンファの先発キム・ヨンジュから4番ユン・ソンミンの犠牲フライで1点を先制した。ハンファは3回裏、ネクセンの先発キム・ジョンフンから9番クォン・ヨングァンのタイムリー、相手のエラーで3点を先制し、この回代わったネクセンの2番手シン・ジェヨンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を追加した。ハンファの2番手チャン・ミンジェは4回表から5回表まで無失点に抑えた。ネクセンは4回以降ファン・ドッキュン、チョン・フェチャン、マ・ジョンギルが追加点を与えなかった。
 ハンファは6回表から7回表まで3番手キム・ボムスが無失点に抑えた。ネクセンは8回表、ハンファの4番手イ・ジェウから5番キム・ミンソンのタイムリーで1点を返し、6番手オ・ジェヨンも8回裏を無失点に抑えた。最後は5番手チョン・デフンが抑え、ハンファが示範競技初勝利をあげた。ネクセンは先発候補のキム・ジョンフンが3回途中で降板し不安を残した。


SK 6−6 ロッテ  (蔚山
本塁打) SK : ゴメス 1号、チェ・スンジュン 1号
 ロッテは2回裏、SKの先発ムン・グァンウンから7番イ・ウミンのタイムリー、ダブルスティールで2点を先制し、先発ラリーは3回まで無失点に抑えた。SKは5回表、ロッテの2番手ペ・ジャンホから9番キム・ソンヒョンの内野ゴロの間に1点を返し、2番の新外国人ゴメスの3ランで4-2と逆転し、5回裏は2番手チェ・ビョンニョンが無失点に抑えた。ロッテの3番手イ・ミョンウは6回表を無失点に抑え、6回裏、SKの3番手イ・ジョンダムから5番パク・チョンユンの犠牲フライで1点を返した。
 SKは7回表、ロッテの4番手イ・ジョンミンから8番チェ・スンジュンの本塁打で1点、8回表、ロッテの5番手イ・ソンミンから5番パク・チョングォンのタイムリーで1点を追加し、チョン・ヨンイル、チョン・ユスもそれぞれ無失点に抑えた。ロッテの6番手キム・ヨユンは9回表を無失点に抑えると、9回裏、SKの6番手の大卒新人キム・ジュハンから途中出場の9番キム・ジュンテのタイムリー、1番カン・ドンスの犠牲フライで6-6の同点に追いついた。試合は9回を終えて同点だったため引き分けとなった。

(文責 : ふるりん