DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   2位NC4連勝

 雨天によりサムソン−キア(光州)、KT−ロッテ(釜山・社稷)は10月5日18時半からにそれぞれ順延。


NC 7−2 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)ハッカー 19勝5敗  (セーブ)イム・チャンミン 1勝5敗31S  (敗)ソーサ 9勝12敗
 NCは1回表、LGの先発ソーサから5番ナ・ソンボムのタイムリーなどで3点を先制し、3回表4番テームズの犠牲フライ、5番ナ・ソンボムのタイムリー、7番モ・チャンミンの犠牲フライで3点を追加した。NCの先発ハッカーは好投を続け、5回表、LGの2番手チン・ヘスからモ・チャンミンのタイムリーで1点を追加した。LGは7回裏代打チャン・ジュヌォンのプロ2年目での初打点となる犠牲フライで1点を返し、キム・ジヨン、イ・スンヒョン、キム・ソンギュ、イム・ジョンウの継投で追加点を与えなかった。
 LGは9回裏、NCの2番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から相手のエラーで1点を返した。最後は守護神イム・チャンミンが抑え、2位NCが4連勝で試合が雨天順延となった首位サムソンと1ゲーム差に迫り、優勝争いの行方はわからなくなった。8回を1失点に抑えたハッカー最多勝争い単独トップの19勝目。打線ではナ・ソンボムが4安打3打点、3番パク・ミヌが3安打と活躍。9位LGは先発ソーサが3回6失点と崩れ、打線もつながらなかった。4番ヒメネスが3安打と活躍。


ハンファ 3−4 ネクセン  (ソウル・木洞)
(勝)バンヘッケン 15勝8敗  (セーブ)ソン・スンナク 4勝6敗23S  (敗)タルボット 10勝11敗
 試合前、2014年限りで現役を引退し、現在はネクセンの2軍コーチを務める通算311本塁打の強打者だったソン・ジマンの引退セレモニーが開かれ、1996年から2003年まで在籍した古巣ハンファの選手たちにも労をねぎらわれた。ネクセンは1回裏、ハンファの先発タルボットから3番イ・テックンの内野ゴロの間に1点を先制し、6番パク・ホンド、8番チャン・シユンのタイムリーで4-0とした。ハンファは6回表、ネクセンの先発バンヘッケンから7番チョ・インソンのタイムリーで1点を返し、ネクセンはここで2番手チョ・サンウを登板させた。
 ハンファはクォン・ヒョク、チョン・デフンの継投で追加点を与えなかった。ネクセンは8回表から3番手ハン・ヒョンヒィを登板させた。ハンファは9回表、ネクセンの4番手ソン・スンナクから1番チョン・グヌ、3番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点差に迫ったが、チョン・グヌの走塁死で試合終了となった。トゥサンと同率3位のネクセンでは、6回途中まで1失点に抑えたバンヘッケンが15勝目。ハンファは先発タルボットが6回4失点だったが、打線がつながらず、試合が雨天順延となったキアを勝率で下回り7位に後退。打線ではチョン・グヌが4安打1打点と活躍。


トゥサン 2−1 SK  (仁川)
(勝)ハム・トクチュ 7勝2敗2S  (セーブ)イ・ヒョンスン 2勝1敗18S  (敗)キム・グァンヒョン 14勝6敗
本塁打) トゥサン : コ・ヨンミン 3号
 SKは1回裏、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンから5番パク・チョングォンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは3回表、SKの先発キム・グァンヒョンから7番コ・ヨンミンの本塁打で1-1の同点に追いついた。チャン・ウォンジュンは5回を1失点に抑え、トゥサンは6回裏から2番手ノ・ギョンウン、7回裏途中から3番手ハム・トクチュを登板させた。
 トゥサンは8回表キム・グァンヒョンからチャンスをつくり、代わったSKの2番手ユン・ギルヒョンから3番ミン・ビョンホンのタイムリーで2-1と逆転した。SKの3番手チョン・ウラムは追加点を与えなかった。最後は3番手イ・ヒョンスンが1点差を守りきり、トゥサンが接戦を制しネクセンとの同率3位を維持した。5位SKは8回途中まで好投したキム・グァンヒョンを援護できなあった。