雨天によりサムソン−キア(光州)、KT−ロッテ(釜山・社稷)は10月5日18時半からにそれぞれ順延。
NC 7−2 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ハッカー 19勝5敗 (セーブ)イム・チャンミン 1勝5敗31S (敗)ソーサ 9勝12敗
NCは1回表、LGの先発ソーサから5番ナ・ソンボムのタイムリーなどで3点を先制し、3回表4番テームズの犠牲フライ、5番ナ・ソンボムのタイムリー、7番モ・チャンミンの犠牲フライで3点を追加した。NCの先発ハッカーは好投を続け、5回表、LGの2番手チン・ヘスからモ・チャンミンのタイムリーで1点を追加した。LGは7回裏代打チャン・ジュヌォンのプロ2年目での初打点となる犠牲フライで1点を返し、キム・ジヨン、イ・スンヒョン、キム・ソンギュ、イム・ジョンウの継投で追加点を与えなかった。
LGは9回裏、NCの2番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から相手のエラーで1点を返した。最後は守護神イム・チャンミンが抑え、2位NCが4連勝で試合が雨天順延となった首位サムソンと1ゲーム差に迫り、優勝争いの行方はわからなくなった。8回を1失点に抑えたハッカーは最多勝争い単独トップの19勝目。打線ではナ・ソンボムが4安打3打点、3番パク・ミヌが3安打と活躍。9位LGは先発ソーサが3回6失点と崩れ、打線もつながらなかった。4番ヒメネスが3安打と活躍。
ハンファ 3−4 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)バンヘッケン 15勝8敗 (セーブ)ソン・スンナク 4勝6敗23S (敗)タルボット 10勝11敗
試合前、2014年限りで現役を引退し、現在はネクセンの2軍コーチを務める通算311本塁打の強打者だったソン・ジマンの引退セレモニーが開かれ、1996年から2003年まで在籍した古巣ハンファの選手たちにも労をねぎらわれた。ネクセンは1回裏、ハンファの先発タルボットから3番イ・テックンの内野ゴロの間に1点を先制し、6番パク・ホンド、8番チャン・シユンのタイムリーで4-0とした。ハンファは6回表、ネクセンの先発バンヘッケンから7番チョ・インソンのタイムリーで1点を返し、ネクセンはここで2番手チョ・サンウを登板させた。
ハンファはクォン・ヒョク、チョン・デフンの継投で追加点を与えなかった。ネクセンは8回表から3番手ハン・ヒョンヒィを登板させた。ハンファは9回表、ネクセンの4番手ソン・スンナクから1番チョン・グヌ、3番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点差に迫ったが、チョン・グヌの走塁死で試合終了となった。トゥサンと同率3位のネクセンでは、6回途中まで1失点に抑えたバンヘッケンが15勝目。ハンファは先発タルボットが6回4失点だったが、打線がつながらず、試合が雨天順延となったキアを勝率で下回り7位に後退。打線ではチョン・グヌが4安打1打点と活躍。
トゥサン 2−1 SK (仁川)
(勝)ハム・トクチュ 7勝2敗2S (セーブ)イ・ヒョンスン 2勝1敗18S (敗)キム・グァンヒョン 14勝6敗
(本塁打) トゥサン : コ・ヨンミン 3号
SKは1回裏、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンから5番パク・チョングォンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは3回表、SKの先発キム・グァンヒョンから7番コ・ヨンミンの本塁打で1-1の同点に追いついた。チャン・ウォンジュンは5回を1失点に抑え、トゥサンは6回裏から2番手ノ・ギョンウン、7回裏途中から3番手ハム・トクチュを登板させた。
トゥサンは8回表キム・グァンヒョンからチャンスをつくり、代わったSKの2番手ユン・ギルヒョンから3番ミン・ビョンホンのタイムリーで2-1と逆転した。SKの3番手チョン・ウラムは追加点を与えなかった。最後は3番手イ・ヒョンスンが1点差を守りきり、トゥサンが接戦を制しネクセンとの同率3位を維持した。5位SKは8回途中まで好投したキム・グァンヒョンを援護できなあった。