サムソン ３−１４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ニッパート ６勝５敗 （敗）ユン・ソンファン １７勝８敗
（本塁打） サムソン ： キム・サンス ８号 トゥサン ： チェ・ジュファン ４，５号、キム・ヒョンス ２６号
サムソンは1回表、トゥサンの先発ニッパートから4番チェ・ヒョンウのタイムリー、5番パク・ソンミンの犠牲フライで2点を先制した。トゥサンは1回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから3番チェ・ジュファンの3ランで逆転した。さらに3回裏チェ・ジュファン、5番ヤン・ウィジのタイムリーで2点を追加した。サムソンは4回表9番キム・サンスの本塁打で1点を返したが、トゥサンは5回裏、サムソンの2番手パク・クンホンからチェ・ジュファンのこの試合2本目の本塁打で2点を追加した。
トゥサンは7回裏、サムソンの3番手シム・チャンミンからチャンスをつくると、代わった4番手チョ・ヒョングン、5番手シン・ヨンウンからチェ・ジュファンの犠牲フライ、6番ホ・ギョンミンのタイムリーなどで4点を追加した。トゥサンは8回表から2番手ハム・トクチュを登板させ、8回裏、サムソンの6番手イム・ヒョンジュンからチェ・ジュファンのタイムリー、4番キム・ヒョンスの2試合連続本塁打などで3点を追加した。
最後は3番手ユン・ミョンジュンが相手の反撃を断ち、トゥサンが大勝してハンファに敗れたネクセンと同率3位に並んだ。7回を3失点に抑えたニッパートが6勝目。打線ではチェ・ジュファンが4安打2本塁打8打点、1番チョン・スビン、2番パク・コヌが3安打と活躍。首位サムソンは先発ユン・ソンファンが4回6失点すると投手陣が崩壊し、打線も抑えられてしまい、5年連続公式戦優勝が近づいてきたが足踏みしている。
ネクセン ３−１３ ハンファ （大田）
（勝）タルボット １０勝１０敗 （敗）フィアベンド １２勝１１敗
（本塁打） ネクセン ： イ・テックン １０号 ハンファ ： ソン・ジュホ １号、チェ・ジンヘン １８号
ハンファは2回裏、ネクセンの先発フィアベンドから9番シン・ソンヒョン(元広島)のタイムリーで1点を先制し、3回裏5番チェ・ジンヘン、7番チョ・インソンのタイムリーや相手のエラーで5点を追加した。ハンファの先発タルボットは無失点を続け、打線は5回裏チョ・インソンのタイムリーでフィアベンドをノックアウトすると、代わったネクセンの2番手の高卒新人キム・テッキョンから1番チョン・グヌの犠牲フライで8-0とリードを広げた。さらに6回裏、ネクセンの3番手ペ・ヒムチャンから途中出場の6番ソン・ジュホのプロ6年目での初本塁打、シン・ソンヒョンのタイムリーで3点を追加し、ハンファは7回表途中から2番手ソン・チャンシクを登板させた。
ハンファは7回裏、ネクセンの4番手オ・ジェヨンからチェ・ジンヘンの本塁打で2点を追加した。ネクセンは8回表、ハンファの3番手クォン・ヒョクから3番イ・テックンの本塁打で2点、9回表、ハンファの4番手ソン・ウンボムから途中出場の9番キム・ジェヒョンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででハンファが大勝し、試合のなかったロッテを勝率で上回り単独6位に浮上した。7回途中まで無失点に抑えたタルボットは10勝目で、チームとしては2011年のリュ・ヒョンジン(現ロサンゼルスドジャース)以来4年ぶりとなる2ケタ勝利をあげた。打線ではチェ・ジンヘンが3安打1本塁打3打点、シン・ソンヒョンが3安打3打点と活躍。ネクセンは先発フィアベンドが5回途中で自責点7と、投打ともに精彩を欠いて3連敗で、サムソンに勝利したトゥサンと同率3位に並ばれた。
ＳＫ ５−７ キア （光州）
（勝）ヤン・ヒョンジョン １５勝２敗 （セーブ）ユン・ソンミン １勝６敗２９Ｓ （敗）キム・グァンヒョン １４勝５敗
（本塁打） キア ： ペク・ヨンファン １０号
ＳＫは1回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから3番ブラウンのタイムリーで1点を先制し、キアも1回裏、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の犠牲フライで1-1の同点に追いついた。ＳＫは5回表ブラウンのタイムリーで1点を勝ち越した。キアは6回裏7番ペク・ヨンファンの満塁本塁打で逆転しキム・グァンヒョンをノックアウトすると、代わったＳＫの2番手パク・チョンベの暴投で1点を追加した。ＳＫは7回表、キアの2番手シム・ドンソプからチャンスをつくり、代わった3番手ユン・ソンミンから4番チョン・ウィユンの犠牲フライ、6番パク・チョングォンのタイムリーで3点を返した。
キアは8回裏、ＳＫの3番手ユン・ギルヒョンから途中出場の8番コ・ヨンウのタイムリーで1点を追加し、最後はユン・ソンミンが抑え勝利し、試合がなかったロッテを勝率で上回り7位に浮上した。6回を2失点に抑えたヤン・ヒョンジョンが15勝目。5位ＳＫは先発キム・グァンヒョンが6回途中5失点で降板し、ポストシーズン進出をかけた争いは8位ロッテまで1.5ゲーム差に4チームがひしめきあう大混戦がいまだに続いている。打線ではブラウンが3安打2打点と活躍。
