ロッテ １５−０ サムソン （大邱）
（勝）ラリー ７勝７敗 （敗）クロイド １０勝７敗
（本塁打） ロッテ ： アドゥチ ２４，２５号、チェ・ジュンソク ２４号
ロッテは1回表、サムソンの先発クロイドから4番アドゥチの3ランで先制し、3回表6番カン・ミンホの犠牲フライ、8番オ・スンテクのタイムリーで2点、5回表5番チェ・ジュンソクの3試合連続本塁打で1点を追加した。ロッテの先発ラリーは好投を続け、7回表、サムソンの2番手チョン・イヌク、3番手チョ・ヒョングンから1番ソン・アソプ、3番ファン・ジェギュン、アドゥチのタイムリーで6点、8回表ソン・アソプのタイムリーで1点、9回表、サムソンの4番手クォン・オジュンからアドゥチのこの試合2本目の本塁打で1点を追加した。
ロッテは7回以降ホン・ソンミン、カン・ヨンシク、キム・スンフェの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで大勝した。なおＮＣに敗れたＳＫを抜いて7位に浮上した。6回を無失点に抑えたラリーが7勝目。打線ではアドゥチが4安打2本塁打5打点、ソン・アソプが3安打3打点、カン・ミンホが4安打1打点と活躍。首位サムソンは先発クロイドが5回6失点など投手陣が崩壊し、打線も封じ込まれ2位ＮＣとの差が縮まってきた。
ＮＣ ５−１ ＳＫ （仁川）
（勝）イ・テヤン ７勝３敗 （セーブ）キム・ジンソン ３勝３敗４Ｓ （敗）セッドン １勝４敗
（本塁打） ＮＣ ： キム・テグン ５号
ＳＫは1回裏、ＮＣの先発イ・テヤンから3番パク・チョングォンのタイムリーで1点を先制した。ＮＣは3回表、ＳＫの先発セッドン(セドン・元読売)から相手の暴投、2番モ・チャンミンのタイムリーで3-1と逆転し、イ・テヤンも2回以降失点しなかった。ＮＣは6回裏から2番手チェ・グムガンが登板し、7回表、ＳＫの2番手パク・チョンベからモ・チャンミンのタイムリーで1点を追加した。ＳＫの3番手ユン・ギルヒョンは無失点に抑えたが、ＮＣは9回表、ＳＫの4番手パク・ヒィスから9番キム・テグンの本塁打で1点を追加した。
8回途中からイム・ジョンホ、キム・ジンソンの継投で相手の反撃を断ち、2位ＮＣが5連勝と首位サムソンとの差を少しずつ縮めている。5回を1失点に抑えたイ・テヤンが7勝目。打線ではモ・チャンミンが3打点と活躍。ＳＫはセッドンが6回3失点と自身の役割を果たしたが打線が援護できず、サムソンに勝ったロッテに抜かれ8位に後退。
トゥサン ９−７ ＫＴ （水原）
（勝）キム・ミョンソン １勝 （セーブ）イ・ヒョンスン １勝１敗９Ｓ （敗）チャン・シファン ６勝４敗１０Ｓ
（本塁打) トゥサン ： チェ・ジュファン ３号 ＫＴ ： パク・キョンス １８，１９号
ＫＴは1回裏、トゥサンの先発イ・ジェウから5番パク・キョンスの3ランで先制した。ＫＴの先発の高卒新人チョン・ソンゴンは3回を無失点に抑えた。トゥサンは5回表、ＫＴの2番手チェ・ウォンジェから5番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を返した。ＫＴは5回裏、トゥサンの2番手イ・ヒョンホから3番マルテのタイムリー、パク・キョンスのこの試合2本目となる本塁打で3点を追加した。トゥサンは7回表、ＫＴの3番手ホン・ソンヨンからチャンスをつくり、代わった4番手コ・ヨンピョ、5番手キム・ジェユンから6番ロメロのタイムリー、7番チェ・ジュファンの3ランで5-6と1点差に追い上げた。さらに代わったＫＴの6番手チャン・シファンから3番ミン・ビョンホン、4番キム・ヒョンスのタイムリーで9-6と逆転した。
ＫＴは7回裏、トゥサンの4番手ノ・ギョンウン、5番手オ・ヒョンテクからチャンスをつくり、代わった6番手ハム・トクチュから4番キム・サンヒョンのタイムリーで1点を返し、7番手の大卒新人ホン・ソンムも追加点を与えなかった。最後は7番手イ・ヒョンスンが抑え、3位トゥサンが逆転勝ちした。3番手として5回途中から6回まで無失点に抑えたキム・ミョンソンはプロ5年目にして初勝利。打線ではミン・ビョンホンが3安打3打点、ホン・ソンフンが3安打1打点と活躍。新球団は小刻みな継投がうまくいかず逆転負けを許した。打線ではパク・キョンスが2本塁打5打点、2番イ・デヒョンが3安打と活躍。
ネクセン ４−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イム・ジョンウ ５勝８敗 （敗）オ・ジェヨン １敗
（本塁打） ネクセン ： パク・トンウォン １３号 ＬＧ ： オ・ジファン ９号
ネクセンは4回表、ＬＧの先発ソーサから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制した。ＬＧは5回裏、ネクセンの先発キム・ヨンミンから5番ソ・サンウ、7番ソン・ジュインのタイムリーで3-1と逆転し、6回裏、ネクセンの2番手の高卒新人キム・テッキョンから3番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは7回表9番パク・トンウォンの2ランで反撃し、ＬＧはここでユン・ジウン、ユ・ウォンサンと継投策をとった。
ネクセンは3番手ハン・ヒョンヒィが無失点に抑え、8回表、ＬＧの4番手イム・ジョンウから相手のエラーで4-4の同点に追いついた。試合はこのまま延長に入った。ＬＧは10回裏、ネクセンの4番手オ・ジェヨンから途中出場の9番オ・ジファンの本塁打で2試合連続サヨナラ勝ちを収めた、イム・ジョンウが5勝目。打線では1番イム・フンが3安打と活躍。4位ネクセンは2試合連続のサヨナラ負けで、上位との差が開いてしまった。
ハンファ ４−９ キア （光州）
（勝）チェ・ヨンピル ５勝２敗 （敗）ペ・ヨンス ４勝６敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン ２１号 キア ： イ・ボムホ ２１号、ピル １８号
キアは2回裏、ハンファの先発タルボットから8番イ・ホング、9番パク・チャンホのタイムリーで2点を先制した。ハンファは3回表、キアの先発スティンソンから2番カン・ギョンハクへの押し出しの四球で1点を返した。キアは4回裏相手のエラーで1点を追加した。ハンファは6回表4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の本塁打で1点を返すと、代わったキアの2番手キム・グァンスから8番チョ・インソンの2点タイムリーで4-3と逆転した。キアは6回裏相手のエラーで4-4の同点に追いつき、7回裏、ハンファの2番手ペ・ヨンスから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で5-4と勝ち越した。さらにこの回、代わったハンファの3番手クォン・ヒョクから代打の高卒新人ファン・デインのタイムリーなどで3点を追加した。
5位キアは8回裏、ハンファの4番手イ・ドンゴルから3番ピルの本塁打で1点を追加し、最後は守護神ユン・ソンミンが抑え勝利し、勝率5割に復帰した。7回途中から登板し無失点に抑えたチェ・ヨンピルが5勝目。6位ハンファは必死の継投も実らず上位との差が開いてしまった。
