DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   SK、サヨナラ勝ちで首位浮上  サムソン、シーズン最多の25得点

サムソン 25−5 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)フィガロ 6勝2敗   (敗)マヤ 2勝4敗
本塁打) サムソン : ナバーロ 15,16号、チェ・ヒョンウ 15号、パク・ハニ 4号  トゥサン : キム・ジェファン 6号、オ・ジェウォン 4号
 サムソンは3回表、トゥサンの先発マヤから1番ナバーロのタイムリー、3番パク・ハニの犠牲フライ、5番パク・ソンミン、6番イ・スンヨプ(元オリックス)、8番イ・ジヨンのタイムリーで8点を先制し、マヤをノックアウトした。さらに代わったトゥサンの2番手チン・ヤゴプからナバーロのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは4回裏、サムソンの先発フィガロ(元オリックス)から4番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を返した。サムソンは5回表ナバーロ、パク・ハニ、4番チェ・ヒョンウのタイムリーで4点を追加した。トゥサンも5回裏8番キム・ジェファンの本塁打などで2点を返した。
 サムソンは6回表、トゥサンの3番手チャン・ミニクからナバーロの本塁打で2点、7回表チャン・ミニク、代わったトゥサンの4番手ヤン・ヒョン、5番手イ・ヒョンホからチェ・ヒョンウの2ラン、代打イ・フンニョンのタイムリー、ナバーロの2打席連続本塁打となる2ラン、パク・ハニの2ランで8点を追加した。トゥサンは8回裏、サムソンの3番手クォン・オジュンから5番オ・ジェウォンの本塁打で1点を返した。サムソンは9回表、サムソンの6番手キム・スワンから途中出場の4番パク・チャンドのタイムリーで2点を追加した。
 トゥサンは9回裏、サムソンの4番手キム・ゴンハンから2番チョン・ジンホのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででサムソンが2015年シーズン最多の25得点で大勝し、トゥサンを抜いて2位に浮上した。6回を4失点に抑えたフィガロは6勝目。24安打の大爆発だった打線ではナバーロが5安打2本塁打7打点、イ・ジヨンが4安打2打点、パク・ハニが1本塁打5打点、チェ・ヒョンウが1本塁打3打点、イ・スンヨプが3安打1打点と活躍。トゥサンは先発マヤが3回途中で自責点9など投手陣が崩壊し、首位から3位に後退。打線ではミン・ビョンホンが3安打1打点と活躍。


ハンファ 6−7 SK  (仁川)
(勝)チョン・ウラム 4勝1敗  (敗)クォン・ヒョク 3勝4敗8S
本塁打) SK : パク・チョングォン 4号、ナ・ジュファン 1号
 SKは1回裏、ハンファの先発ソン・ウンボムから3番イ・ジェウォンのタイムリー、相手のエラーで3点を先制し、ソン・ウンボムをノックアウトした。さらにこの回ハンファの2番手ソン・チャンシクから8番パク・ケェヒョンのタイムリーで1点を追加した。ハンファは3回表、SKの先発キム・グァンヒョンから3番チョン・グヌ、5番キム・ギョンオン、代打キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリー、相手の暴投で5-4と逆転した。SKは3回裏5番パク・チョングォンの本塁打で5-5の同点に追いついた。ハンファは5回からキム・ギヒョン、チョン・デフンと継投策をとった。
 SKは6回裏、ハンファの5番手パク・チョンジンから9番ナ・ジュファンの本塁打で1点を勝ち越した。ハンファは7回表、SKの2番手ムン・グァンウンから6番の新外国人フォックスの韓国初打点となる犠牲フライで6-6の同点に追いついた。SKはユン・ギルヒョン、チョン・ウラムの継投で勝ち越し点を許さず、9回裏、ハンファの6番手クォン・ヒョクからイ・ジェウォンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、トゥサンを抜いて首位になった。打線ではサヨナラタイムリーを打ったイ・ジェウォンが3打点と活躍。敗れたハンファは勝率5割を切り8位に後退。打線ではチョン・グヌが3安打1打点と活躍。



LG 4−9 ネクセン  (ソウル・木洞)
(勝)バンヘッケン 6勝1敗   (敗)キム・ジヨン 1敗
本塁打) LG : イ・ビョンギュ(背番号7) 7号、ユ・ガンナム 2号  ネクセン : ユ・ハンジュン 12号、キム・ミンソン 2号 
 ネクセンは1回裏、LGの先発イム・ジソプから4番パク・ピョンホへの押し出しの四球で1点を先制した。LGは2回表、ネクセンの先発バンヘッケンから4番イ・ビョンギュ(背番号7)、8番ユ・ガンナムの本塁打で3-1と逆転した。ネクセンは2回裏3番キム・ミンソンの走者一掃となる3点タイムリーで4-3と逆転した。LGは5回表1番チョン・ソンフンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。ネクセンは5回裏、LGの2番手キム・ジユンから5番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を勝ち越すと、代わったLGの3番手シン・ジェウン、4番手チェ・ドンファンから9番キム・ジス、2番カン・ジグァンのタイムリーで2点を追加した。
 4位ネクセンは7回裏キム・ミンソンの2ランでリードを広げると、最後は2番手の高卒新人キム・テッキョンが相手の反撃を断ち勝利した。8回を4失点に抑えたバンヘッケンは6勝目。打線ではキム・ミンソンが3安打1本塁打5打点、カン・ジグァンが3安打1打点と活躍。9位LGでは先発イム・ジソプが2回途中で降板など投手陣の崩壊が目立った。


キア 9−5 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ホン・ゴンヒィ 2勝   (敗)イ・ジョンミン 4敗1S  
本塁打) キア : キム・ジュチャン 4号  
 キアは1回表、ロッテの先発パク・セウンから3番キム・ジュチャンの本塁打、7番イ・ホングのタイムリー、8番パク・チュンテへの押し出しの四球で3点を先制した。ロッテは1回裏、キアの先発イム・ジュンヒョクから3番ファン・ジェギュン、6番パク・チョンユンのタイムリーで2点を返した。ロッテは2回裏ファン・ジェギュンの犠牲フライで3-3の同点に追いつき、3回裏、キアの2番手ホン・ゴンヒィから8番イム・ジェチョルのタイムリーで4-3と逆転した。キアは4回表、ロッテの2番手イ・ジョンミンからキム・ジュチャンの2点タイムリーで5-4と逆転すると、代わったロッテの3番手ホン・ソンミンから4番ピルのタイムリーで1点を追加した。
 キアは7回表、ロッテの4番手イ・インボクからイ・ホングのタイムリーで1点を追加した。ロッテは7回裏パク・チョンユンのタイムリーで1点を返した。キアは8回表、ロッテの6番手キム・ソンベからピルの犠牲フライで1点、9回表、途中出場の9番パク・チャンホの内野ゴロの間に1点を追加し、シム・ドンソプ、ハン・スンヒョク、ユン・ソンミンの継投で相手の反撃を断ち勝利した。これで勝率5割に戻しロッテと同率6位に並んだ。打線ではピルが3安打2打点、キム・ジュチャンが1本塁打3打点と活躍。敗れたロッテではパク・チョンユンが3安打2打点と活躍。


KT 2−4 NC  (馬山)
(勝)イム・ジョンホ 1勝1敗  (セーブ)イム・チャンミン 1勝7S  (敗)チェ・ウォンジェ 1勝1敗
本塁打) NC : ナ・ソンボム 5号
 KTは2回表、NCの先発イ・ジェハクから相手のエラーで1点を先制し、先発の大卒新人チョ・ムグンは5回まで無失点に抑えた。NCは6回表から2番手イ・ミンホが登板し、6回裏、KTの2番手シスコから4番テームズの内野ゴロの間に同点に追いつくと、6番イ・ジョンウクのタイムリーで2-1と逆転した。KTは7回表1番イ・デヒョンの内野ゴロの間に2-2の同点に追いつくが、NCは7回裏、KTの3番手チェ・ウォンジェからチャンスをつくると、代わったKTの5番手シム・ジェミンから1番パク・ミヌのタイムリーで3-2と勝ち越した。
 5位NCは8回裏3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を追加し、イム・ジョンホ、チェ・グムガン、イム・チャンミンの継投で相手の反撃を断ち勝利した。左腕イム・ジョンホはプロ3年目にして初勝利。新球団KTは若手チョ・ムグンの好投に打線がこたえられなかった。