KBO(韓国野球委員会)は19日、2015年FA(フリーエージェント)行使選手19名を公示した。
【2015年 FA行使選手】
サムソン : ◎ ユン・ソンファン(投手)、 ◎ クォン・ヒョク(投手)、◎ アン・ジマン(投手)、◎ チョ・ドンチャン(内野手)、〇 ペ・ヨンス(投手)
ネクセン : ◎ イ・ソンヨル(外野手)
LG : ◎ パク・キョンス(内野手)、○ パク・ヨンテク(外野手)
SK : ◎ イ・ジェヨン(投手)、◎ ナ・ジュファン(内野手)、◎ チェ・ジョン(内野手)、◎ キム・ガンミン(外野手)、◎ チョ・ドンファ(外野手)
ロッテ : ◎ キム・サユル(投手)、◎ チャン・ウォンジュン(投手)、△パク・キヒョク(内野手)
キア : ◎ ソン・ウンボム(投手)、◎ チャ・イルモク(捕手)
ハンファ : ◎ キム・ギョンオン(外野手)
注 : ◎…新規取得、○…再取得、△…資格維持
有資格者として公示された21名のうち19名も権利を行使し、うち新規取得者が16名と半数を超えた。かつてFA取得できる年数はプロ入り後最短9年となっていたが、2012年より大学で4年間選手登録されていた選手は8年に短縮された(ただし大卒8年目での海外への移籍は認められていない)。
FA行使選手は11月20日から26日までの7日間、前所属球団と優先的に交渉できる。この間に契約がまとまらなかった場合、11月27日から12月3日までの7日間、前所属球団を除く全球団と交渉できる。それでも契約がまとまらなかった場合、12月4日から2015年1月15日まで前所属球団を含む全球団と交渉できる。そして2015年1月15日まで契約がまとまらなかった場合、その選手は2015年シーズン韓国のどの球団にも所属できない。
規定により、1球団当たり他チームに所属していたFA選手を3人まで獲得できる。もし獲得した場合、前所属球団に当該選手の前年の年俸の2倍に人的補償を1人つけるか、または前年の年俸の3倍の金銭補償をしなければならない。また新球団KTウィズもFA選手と契約できるが、その場合前所属球団には金銭補償のみ支払われ、人的補償を求めることはできない。
史上最大とされる2014年オフシーズンのFA市場は、新球団KTも加わった10球団による選手の壮絶な獲得競争が繰り広げられると予想される。