LG 3−5 サムソン (大邱)
(勝)アン・ジマン 5勝3敗1S (セーブ)イム・チャンヨン 5勝4敗31S (敗)ユ・ウォンサン 4勝5敗
(本塁打) サムソン : ナバーロ 31号
サムソンは3回裏、LGの先発リオーダンから2番パク・ハニ、3番チェ・テインのタイムリーで3点を先制した。LGは6回表、サムソンの先発ユン・ソンファンから4番イ・ビョンギュ(背番号7)の内野ゴロの間に1点を返し、その裏2番手シン・ジェウンが登板した。すると7回表、サムソンの2番手チャ・ウチャンから代打スナイダーのタイムリーで1点差とし、3番手アン・ジマンの暴投で3-3の同点に追いつき、その裏3番手シン・ジョンナクも無失点に抑えた。
サムソンは8回裏、LGの4番手ユ・ウォンサンから1番ナバーロの本塁打で1点を勝ち越すと、代わったLGの5番手イ・ドンヒョンから途中出場の6番の大卒新人キム・ジェヒョンがプロ初打点となる押し出しの死球を受け1点を追加した。その後アン・ジマン、イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)の継投で相手の反撃を断ち、サムソンがプロ野球史上初となる公式戦4年連続優勝を達成した。これにより2010年以降5年連続出場となった11月4日開幕予定の韓国シリーズで、プレーオフ(ネクセン−準プレーオフ勝者)の勝者と対戦することになった。4位LGは同点に追いつく粘りを見せたが接戦を落とし、勝率5割を切ってしまった。
ネクセン 7−6 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チョ・サンウ 6勝2敗 (セーブ)ソン・スンナク 3勝5敗32S (敗)ユーマン 12勝10敗
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 52号、カン・ジョンホ 39号
ネクセンは1回表、ロッテの先発ユーマンから5番カン・ジョンホ、6番キム・ミンソンのタイムリーで3点を先制した。ロッテは1回裏、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから5番パク・チョンユン、6番ムン・ギュヒョンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、ムン・ソンヒョンをノックアウトした。さらに2回裏、ロッテの3番手キム・デウから1番ファン・ジェギュン、3番ソン・アソプのタイムリーで3点を勝ち越し逆転した。ネクセンは5回表4番パク・ピョンホの3ランで6-6の同点に追いつき、5番カン・ジョンホの本塁打で7-6と逆転しユーマンをノックアウトした。ロッテはチェ・デソン、ぺ・ジャンホ、イ・ジョンミンの継投で追加点を与えなかった。
ネクセンは5回以降チョ・サンウ、ハン・ヒョンヒィ、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち勝利した。サムソンが公式戦優勝を決めたため、ネクセンの公式戦2位が確定し、10月27日からプレーオフに出場して準プレーオフ(NC-公式戦4位)の勝者と対戦する。打線ではカン・ジョンホが1本塁打3打点と活躍。またソ・ゴンチャンは1安打でシーズン安打数を199に伸ばし、プロ野球史上初となるシーズン200本安打にあと1本と迫った。7位ロッテは先発ユーマンが5回途中7失点と崩れてしまった。
SK 3−6 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ジェウ 1勝2敗 (敗)ムン・グァンウン 1勝2敗
(本塁打) トゥサン : ホン・ソンフン 20号
トゥサンは1回裏、SKの先発ムン・グァンウンから3番キム・ヒョンスのタイムリーや相手のエラーで2点を先制した。SKは3回表、トゥサンの先発イ・ジェウから5番イ・ジェウォンの犠牲フライで1点を返した。トゥサンは3回裏6番チェ・ジュファンのタイムリーで1点、4回裏、SKの2番手イ・ジェヨンの暴投で1点を追加した。さらに6回裏、SKの4番手イ・サンベクから4番ホン・ソンフンの2ランでリードを広げた。
SKは8回表、トゥサンの4番手オ・ヒョンテクから途中出場の9番シン・ヒョンチョルのタイムリーで1点、9回表、トゥサンの6番手ピョン・ジンスから6番イム・フンの内野ゴロの間に1点を返したが、反撃もここまでで6位トゥサンが勝利した。5回を1失点に抑えたイ・ジェウが勝利投手。5位SKは先発ムン・グァンウンが4回途中4失点で降板し、エラーや暴投で自滅してしまった。