DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   首位サムソン3連勝


サムソン 17−1 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ユン・ソンファン 9勝5敗  (セーブ)ペク・チョンヒョン 2敗1S  (敗)ホン・ソンミン 2勝1敗
本塁打) サムソン : イ・スンヨプ 21,22号、チェ・テイン 10号 
 サムソンは2回表、ロッテの先発ホン・ソンミンから5番イ・スンヨプ(元オリックス)の本塁打で1点を先制し、4回表3番チェ・テインの2試合連続本塁打イ・スンヨプの2打席連続本塁打(23日から3打席連続本塁打)で4点、5回表相手のエラーで1点を追加した。ロッテは5回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから3番ソン・アソプのタイムリーで1点を返した。サムソンは6回表、ロッテの2番手カン・スンヒョンから6番パク・ハニのタイムリーで1点、7回表相手の暴投、2番パク・ヘミンのタイムリー、3番チェ・テインの犠牲フライ、イ・スンヨプ、7番チョン・ヒョンシクのタイムリーで6点を追加した。
 首位サムソンは8回表、ロッテの3番手キム・サユルからイ・スンヨプのタイムリーで3点、9回表9番キム・サンスのタイムリーで1点を追加し、7回以降2番手ぺク・チョンヒョンが抑え3連勝となった。6回を1失点に抑えたユン・ソンファンが9勝目。ぺク・チョンヒョンはプロ8年目にして初セーブ。打線ではイ・スンヨプが5安打2本塁打7打点、キム・サンスが3安打1打点と活躍。4位ロッテは先発ホン・ソンミンが5回途中6失点など投手陣が崩壊し4連敗。打線では7番ファン・ジェギュンが3安打と活躍。


NC 23−9 ハンファ  (大田)
(勝)ソン・ジョンウク 2勝1敗1S  (敗)キム・ヒョンミン 3敗1S
本塁打) NC : モ・チャンミン 14号、ソン・シホン 5号、キム・ジョンホ 1号、ナ・ソンボム 21号   ハンファ : キム・テワン 5号、チェ・ジンヘン 6号、ピーエイ 10号
 NCは1回表、ハンファの先発キム・ヒョンミンから3番ナ・ソンボム、5番クォン・ヒィドンのタイムリー、6番モ・チャンミンの3ランで5点を先制した。ハンファは1回裏、NCの先発イ・ジェハクから4番キム・テワン、6番チェ・ジンヘンの本塁打で4点を返した。NCは3回表モ・チャンミンの犠牲フライで1点を追加したが、ハンファは3回裏5番ピーエイの3試合連続本塁打となる2ランで6-6の同点に追いつき、代わったNCの2番手ソン・ジョンウクから代打チョ・インソンのタイムリーで逆転した。
 NCは4回表2番イ・ジョンウクのタイムリーで7-7の同点に追いつくと、代わったハンファの2番手アン・ヨンミョンから4番テームズのタイムリーで逆転した。さらに5回表ソン・シホン、イ・ジョンウクのタイムリーで4点を追加した。ハンファは5回裏、NCの3番手イ・テヤンから途中出場の9番チョ・ジョンウォンのタイムリーで1点を返した。NCは6回表、ハンファの4番手チョン・デフンから途中出場の9番イ・テウォンのタイムリー、1番パク・ミヌの犠牲フライなどで3点を追加したが、ハンファは6回裏、NCの4番手ソン・ミンハンからチェ・ジンヘンのタイムリーで1点を返した。
 NCは8回表、ハンファの5番手の大卒新人キム・ギヒョンからソン・シホンの2ラン、途中出場の2番キム・ジョンホ、代打オ・ジョンボクのタイムリーで5点、9回表、ハンファの6番手の大卒新人チェ・ヨンファンからキム・ジョンホのプロ8年目にしての初本塁打、ナ・ソンボムの本塁打で3点を追加した。最後は5番手チェ・グムガンが抑え、NCが23得点の大勝で試合のなかったネクセンと勝率で並び、同率2位となった。打線ではキム・ジョンホ、モ・チャンミンが1本塁打4打点、イ・ジョンウクが3打点、ソン・シホンが3安打1本塁打3打点と活躍。投手陣が崩壊した最下位ハンファではピーエイ、チェ・ジンヘンが3安打1本塁打2打点と活躍。
 

SK 7−0 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)バンワート 2勝  (敗)ユ・ヒィグァン 7勝6敗
 SKは3回表、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから相手のエラー、6番ナ・ジュファンのタイムリーで2点を先制した。さらに4回表1番キム・ガンミンのタイムリーで2点を追加すると、代わったトゥサンの2番手ノ・ギョンウンから4番イ・ジェウォンのタイムリーで5-0とした。さらに5回表1番キム・ガンミンのタイムリーで1点を追加した。SKの先発の新外国人バンワートは好投を続け、7回から2番手ユン・ギルヒョンが登板した。
 8位SKは8回表、トゥサンの4番手チョン・ジェフンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を追加し、イ・ジェヨン、ウルフの継投で相手の反撃を断ち完封リレーで勝利した。6回を無失点に抑えたバンワートは2勝目。打線ではキム・ガンミンが3安打3打点、ナ・ジュファンが3安打1打点と活躍。5位トゥサンは先発ユ・ヒィグァンが4回途中5失点と振るわず、打線も反撃できず3連敗となった。


LG 6−2 キア  (光州)
(勝)シン・ジェウン 6勝1敗  (セーブ)ポン・ジュングン 1勝3敗18S  (敗)シム・ドンソプ 4敗1S
本塁打) LG : イ・ビョンギュ(背番号7) 9号
 LGは1回表、キアの先発イム・ジュンソプから5番の新外国人スナイダーのタイムリーで2点を先制した。キアは1回裏、LGの先発リュ・ジェグクから5番アン・チホンの内野ゴロの間に1点を返した。イム・ジュンソプは2回以降追加点を与えず、キアは5回裏代打イ・ジョンファンの内野ゴロの間に2-2の同点に追いついた。LGは6回から2番手シン・ジェウンが登板し、キアも2番手キム・テヨンが7回まで無失点に抑えた。
 LGは8回表、キアの3番手シム・ドンソプから相手のエラーで1点を勝ち越すと、代わった4番手チェ・ヨンピルから6番イ・ビョンギュ(背番号7)の2試合連続本塁打で3点を追加した。その後ユ・ウォンサン、ポン・ジュングンの継投で相手の反撃を断ち、7位LGが勝利した。6回から8回まで無失点に抑えたシン・ジェウンが6勝目。打線では3番パク・ヨンテクが3安打と活躍。6位キアは先発イム・ジュンソプの好投に応えられなかった。