ＳＫ ９−１０ サムソン （大邱）
（勝）イム・チャンヨン １勝 （敗）パク・チョンベ ３勝１敗
（本塁打） ＳＫ ： チョン・サンホ １号、チェ・ジョン ２号
サムソンは1回裏、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから4番チェ・ヒョンウ、7番パク・ハニ、9番キム・サンスのタイムリーなどで5点を先制した。サムソンの先発ユン・ソンファンは好投を続け、5回裏2番の新外国人ナバーロの内野ゴロの間に1点を追加した。ＳＫは6回表8番チョン・サンホの本塁打で1点を返し、サムソンは6回裏、ＳＫの2番手イ・ジェヨンから6番イ・スンヨプ(元オリックス)の内野ゴロの間に1点を追加した。ＳＫは7回表5番パク・チョングォンのタイムリーで1点を返すと、代わったサムソンの2番手チャ・ウチャンから相手の暴投で4-7と追い上げた。
サムソンは7回裏、ＳＫの3番手チョン・ユスからナバーロのタイムリーで1点を追加した。ＳＫは8回表、サムソンの3番手アン・ジマンから3番チェ・ジョンの満塁本塁打で8-8の同点に追いつくと、代わったサムソンの4番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から代打の新外国人スコットの犠牲フライでついに9-8と逆転した。サムソンは8回裏、ＳＫの5番手パク・チョンベから5番パク・ソンミンのタイムリーで同点に追いつき、パク・ハニの内野ゴロの間に逆転した。最後はイム・チャンヨンが抑えサムソンが乱打戦を制した。
3月末韓国へ復帰したイム・チャンヨンは、2007年9月以来となるサムソンでの勝利を記録した。打線ではキム・サンスが3安打2打点、チェ・ヒョンウが3安打1打点と活躍。ＳＫは最大6点差を追いつく粘りを見せたが敗れ、首位の座をＮＣに明け渡した。
ロッテ ６−３ キア （光州）
（勝）チャン・ウォンジュン ２勝 （セーブ）キム・ソンベ ３Ｓ （敗）イム・ジュンソプ １勝１敗
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ ３号、チョン・ジュヌ １号 キア ： イ・ボムホ ２号
キアは2回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を先制した。ロッテは3回表、キアの先発イム・ジュンソプから相手のエラー、2番チョン・フン、3番ソン・アソプのタイムリーで3-1と逆転し、4回表7番カン・ミンホの本塁打で1点を追加した。キアは4回裏イ・ボムホの犠牲フライで1点を返した。ロッテは6回表、キアの2番手ソ・ジェウンからカン・ミンホの犠牲フライで1点を追加し、キアは6回裏6番アン・チホンのタイムリーで1点を返した。
ロッテは7回表、キアの３番手パク・キョンテから9番チョン・ジュヌの本塁打で1点を追加し、イ・ミョンウ、チョン・デヒョン、カン・ヨンシク、キム・ソンベの継投で相手の反撃を断ち勝利した。6回途中まで3失点だったが打線の援護に恵まれたチャン・ウォンジュンが2勝目。キアはイム・ジュンソプが5回途中4失点と先発の役割を果たせなかった。
ＮＣ ５−４ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イム・チャンミン ２勝１敗 （セーブ）キム・ジンソン １勝１敗３Ｓ （敗）チョン・チャンホン ２敗
ＮＣは1回表、ＬＧの先発リュ・ジェグクから3番ナ・ソンボムの内野ゴロの間に1点を先制し、相手の暴投で1点を追加した。2回表相手のエラーでさらに1点を奪った。ＬＧは3回裏、ＮＣの先発チャーリーから2番イ・ジニョンの併殺打の間に1点を返し、4回裏8番ソン・ジュインの犠牲フライで1点差とした。5回裏3番チョン・ソンフン、4番の新外国人ベルのタイムリーで4-3と逆転した。ＮＣは6回表8番キム・テグンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。
7回からＮＣはホン・ソンヨン、ウォン・ジョンヒョン、ソン・ミンハン、ＬＧはイ・サンヨル、イ・ドンヒョン、ポン・ジュングンの継投で無失点に抑え、試合は延長に突入した。ＮＣは10回から11回まで5番手イム・チャンミンが無失点に抑え、12回表、ＬＧの5番手チョン・チャンホンから4番イ・ホジュンのタイムリーで1点を勝ち越した。最後は6番手キム・ジンソンが抑え、ＮＣが延長戦を制し3連勝でサムソンに敗れたＳＫに代わり、球団史上2年目にして初の首位に立った。打線ではキム・テグンが3安打1打点と活躍。ＬＧは接戦をモノにできず4連敗で単独最下位に転落。
ネクセン ４−２ ハンファ （大田）
（勝）ハ・ヨンミン １勝 （セーブ）ソン・スンナク ２敗６Ｓ （敗）ユ・チャンシク １敗
（本塁打） ネクセン ： ソ・ゴンチャン １号
ネクセンは1回表、ハンファの先発ユ・チャンシクの暴投で1点を先制した。プロ初登板初先発だった高卒新人ハ・ヨンミンは好投し、打線は4回表9番ホ・ドファンのタイムリーで2点を援護した。ハンファは5回裏6番ハン・サンフンのタイムリーで1点を返した。ネクセンは6回から2番手チョ・サンウが登板し、ハンファは8回裏、ネクセンの3番手ハン・ヒョンヒィから相手のエラーで1点差とした。
ネクセンは9回表、ハンファの2番手ソン・チャンシクから1番ソ・ゴンチャンの本塁打で1点を追加し、最後は守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち5連勝となった。5回を1失点に抑えたハ・ヨンミンはプロ初勝利。3連敗となったハンファではハン・サンフンが3安打1打点と活躍。
(プロ初登板初先発で初勝利をあげたハ・ヨンミン。)
