ＳＫ １３−１０ ハンファ （大田）
（勝）パク・チョンフン １勝１敗 （セーブ）チョン・ウラム １勝１敗８Ｓ （敗）パク・チョンジン １勝２敗
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン １１号、パク・チェサン ２号、アン・チヨン ３号、チョン・グヌ １号 ハンファ ： キム・テギュン ５号、ハ・ジュソク １号
ＳＫは1回表、ハンファの先発ユ・チャンシクから3番チェ・ジョンの2試合連続本塁打で1点を先制し、2回表8番パク・チョングォンの犠牲フライ、1番チョン・グヌのタイムリーで2点を追加した。ハンファは3回裏、ＳＫの先発マリオから4番キム・テギュンの3ラン、7番オ・ソンジンの3ランで6−3と逆転し、4回裏、ＳＫの2番手イム・ギョンワンから5番チェ・ジンヘンのタイムリーなどで2点を追加した。
ＳＫは6回表ユ・チャンシクから8番パク・チョングォンのタイムリーで1点を返すと、代わったハンファの2番手チョン・ミンヒョクから代打パク・チェサンの3ランで7−8と1点差に追い上げた。勢いに乗るＳＫは7回表、ハンファの3番手パク・チョンジンから6番アン・チヨンの2ランで逆転し、代わったハンファの4番手ソン・シニョン、5番手アン・スンミンからチョン・グヌの3ラン、5番パク・チェホンへの押し出しの四球で4点を追加した。
ハンファは7回裏、ＳＫの4番手オム・ジョンウク、5番手パク・ヒィスから8番の高卒新人ハ・ジュソクのプロ初本塁打などで2点を返した。最後は6番手チョン・ウラムが抑え、ＳＫが乱打戦を制し3連勝で首位の座を守った。5回から6回まで無失点に抑えたＳＫの3番手パク・チョンフンがプロ3年目にして初勝利。15安打と爆発した打線ではチョン・グヌが1本塁打4打点と活躍。なお、ＳＫの4番イ・ホジュンは、プロ野球史上初となる6打席すべて四球で出塁という珍記録を達成した。最下位ハンファは一時5点差をつけながらも逆転負けし、3連敗と上位との差が広がってしまった。
(史上初の1試合6四球を記録したイ・ホジュン。)
サムソン ３−５ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）イ・ボグン ２勝 （セーブ）ソン・スンナク １勝１敗９Ｓ （敗）クォン・ヒョク １敗
（本塁打） ネクセン ： パク・ピョンホ ７，８号
ネクセンは1回裏、サムソンの先発タルボットから4番パク・ピョンホの2ランで先制した。サムソンは3回表、ネクセンの先発バンヘッケンから2番カン・ボンギュのタイムリーで1点を返したが、ネクセンはその裏パク・ピョンホの2打席連続本塁打で1点を追加した。サムソンは4回表8番シン・ミョンチョルのタイムリーで1点を返し、タルボットは4回以降追加点を与えなかった。サムソンは7回表3番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで3−3の同点に追いつき、ここでネクセンは2番手イ・ボグンをマウンドに送った。
ネクセンは8回裏サムソンの2番手クォン・ヒョクからチャンスを作ると、代わったサムソンの3番手チョン・ヒョヌクから5番カン・ジョンホ、6番オ・ジェイルのタイムリーで2点を追加した。最後は守護神ソン・スンナクが抑え、2位ネクセンが2009年以来3年ぶりとなるチーム史上最多タイの6連勝とその勢いはとどまるところを知らない。7回途中から8回まで抑えたイ・ボグンが2勝目。打線ではパク・ピョンホが2本塁打3打点と活躍。6位サムソンはネクセンの勢いに押されてしまい3連敗。
ＬＧ ７−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ギピョ ３勝 （セーブ）ポン・ジュングン ６Ｓ （敗）イム・テフン ３勝３敗
ＬＧは2回表、トゥサンの先発ニッパートから9番オ・ジファンへの押し出しの四球、1番パク・ヨンテク、2番イ・デヒョンのタイムリーで5点を先制した。トゥサンは3回裏、ＬＧの先発イム・ジョンウから4番チェ・ジュンソクの内野ゴロの間に1点、5回裏3番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を返すと、6回裏、ＬＧの2番手の大卒新人チェ・ソンフンから9番オ・ジェウォンのタイムリーで4−5と1点差に追い上げた。ニッパートは3回以降無失点を続けると、トゥサンは8回裏、ＬＧの3番手ユ・ウォンサンの暴投で5−5の同点に追いついた。
ＬＧは9回表トゥサンの2番手キム・チャンフン、3番手イム・テフンから満塁のチャンスを作ったがこれを生かせなかった。だがＬＧの3番手イ・サンヨルは無失点に抑え、試合は延長戦に入った。3位ＬＧは11回表イム・テフンから3番イ・ジニョンのタイムリーで2点を勝ち越し、最後は6番手ポン・ジュングンが抑え4連勝とし、首位ＳＫ、2位ネクセンに離されまいとしている。10回裏を無失点に抑えた5番手キム・ギピョが3勝目。一方トゥサンは5連敗となり、キアに勝ったロッテと離され5位に後退。
キア ４−６ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）サドースキー １勝２敗 （セーブ）キム・サユル １０Ｓ （敗）キム・ジヌ １勝３敗
（本塁打） キア ： イ・ボムホ ２号
ロッテは1回裏、キアの先発キム・ジヌから3番ソン・アソプ、5番ホン・ソンフンのタイムリーで2点を先制した。キアは3回表、ロッテの先発サドースキーから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返したが、ロッテはその裏、キアの2番手ヤン・ヒョンジョンからホン・ソンフンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。ロッテは6回裏、キアの3番手の大卒新人パク・チフンから7番パク・チョンユンのタイムリー、8番ムン・ギュヒョンの犠牲フライで2点を追加した。
キアは7回表、ロッテの2番手チェ・デソンから3番キム・ウォンソプのタイムリー、イ・ボムホの2ランで4−5と1点差に迫った。ロッテは7回裏、キアの4番手ラミレスからソン・アソプのタイムリーで1点を追加すると、キム・ソンベ、イ・スンホ、守護神キム・サユルなどの継投で逃げ切り、3連勝でトゥサンを突き放し単独4位に浮上した。5回を1失点に抑えたサドースキーはようやく2012年シーズン初勝利。打線ではホン・ソンフンが4安打2打点と活躍。7位キアはこれで4連敗と上位との差が開いてしまった。打線ではイ・ボムホが3安打1本塁打3打点と活躍。
