DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人野手ジョシュ・ベル、新外国人投手コリー・リオータンと契約  ジュキッチとは再契約せず

 LGは10日、2014年シーズンの新外国人選手としてジョシュ・ベル内野手(27)、コリー・リオーダン投手(27)と契約したことを発表した。
 米国出身のスイッチヒッター、ジョシュ・ベルは2005年から米国メジャーリーグ・ロサンゼルスドジャース傘下のマイナーリーグでプレーし、2010年ボルティモアオリオールズで初めてメジャーリーグに昇格し、3本塁打を記録した。2012年はアリゾナダイヤモンドバックスでプレーしたが、メジャーリーグには定着できず2013年はシカゴホワイトソックス、ニューヨークヤンキース傘下のAAA級マイナーチームでプレーし、52試合に出場、打率.226、5本塁打、21打点の成績だった。メジャーリーグ3年間の通算成績は100試合に出場、打率.195、4本塁打、22打点、0盗塁。マイナーリーグ9年間の通算成績は743試合に出場、打率.279、106本塁打、448打点、30盗塁。LGにとっては2009年シーズン終了まで在籍したロベルト・ペタジーニ以来の外国人野手で、主なポジションは三塁のため、レギュラーのベテランのチョン・ソンフンと共存できるかが注目されている。
 米国出身の長身右腕リオーダンは2007年から米国メジャーリーグコロラドロッキーズ傘下のマイナーリーグでプレーし、2013年までメジャーリーグの経験はない。2013年はロッキーズ傘下のAA級、AAA級マイナーリーグでプレーし32試合に登板、6勝6敗、防御率6.17の成績だった。マイナーリーグ通算7年間の成績は188試合に登板、43勝47敗2セーブ、防御率4.41。リオーダンはLGで先発として起用される見込み。
 また、2011年から2013年までLGに在籍していた外国人投手ベンジャミン・ジュキッチ(31)は、2013年は15試合に登板、4勝6敗、防御率6.30と成績がよくなかったため、再契約が見送られた。これでLGは2014年シーズンの外国人選手枠3名を、すでに再契約を結び韓国で4年目のシーズンを迎えるラダメズ・リズ投手、そして今回契約したジョシュ・ベル、コリー・リオーダンと投手2名、野手1名で埋めた。