キャンベラ 9−5 サムソン (台中洲際)
(勝)ライマン 1勝 (敗)アン・ジマン 1敗1S
(本塁打) キャンベラ : マーフィー 1号
勝ったほうが決勝進出となるアジアシリーズ2013準決勝は、オーストラリア代表・キャンベラが1回表、韓国代表サムソンの先発ペ・ヨンスから4番バーンズのタイムリーで1点を先制した。サムソンは1回裏、キャンベラの先発グレニングから2番パク・ハニのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キャンベラは2回表2番デニングへの押し出しの四球で1点を勝ち越し、3回表7番ウェルズのタイムリーで1点を追加した。サムソンは3回裏パク・ハニの犠牲フライで1点を返した。
キャンベラは4回表、サムソンの2番手チャ・ウチャンから1番ベルティのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。サムソンは5回裏1番チョン・ヒョンシクのタイムリーで1点を返すと、代わったキャンベラの2番手ワイズから4番パク・ソンミンの内野ゴロの間に相手の守備の隙をついて走者が2人生還し、5-5の同点に追いついた。チャ・ウチャンは5回から9回までは無失点に抑えたが、サムソンはワイズ、ライマンのキャンベラ投手陣から勝ち越し点を奪えず、試合は延長に入った。
キャンベラは10回表、サムソンの3番手アン・ジマンから5番マーフィーの2ランで勝ち越し、代わったサムソンの4番手キム・ヒョヌから8番スローンのタイムリーで2点を追加した。最後は4番手トラーが抑え、キャンベラがサムソンを下しオーストラリア代表として初のアジアシリーズ決勝を果たした。3年連続で出場したが、主力選手の多くがそろわなかったサムソンは、2年ぶり2度目の優勝はならず大会を去ることとなった。