DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  韓国代表サムソン、準決勝敗退

キャンベラ 9−5 サムソン  (台中洲際)
(勝)ライマン 1勝  (敗)アン・ジマン 1敗1S
本塁打) キャンベラ : マーフィー 1号

 勝ったほうが決勝進出となるアジアシリーズ2013準決勝は、オーストラリア代表・キャンベラが1回表、韓国代表サムソンの先発ペ・ヨンスから4番バーンズのタイムリーで1点を先制した。サムソンは1回裏、キャンベラの先発グレニングから2番パク・ハニのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キャンベラは2回表2番デニングへの押し出しの四球で1点を勝ち越し、3回表7番ウェルズのタイムリーで1点を追加した。サムソンは3回裏パク・ハニの犠牲フライで1点を返した。
 キャンベラは4回表、サムソンの2番手チャ・ウチャンから1番ベルティのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。サムソンは5回裏1番チョン・ヒョンシクのタイムリーで1点を返すと、代わったキャンベラの2番手ワイズから4番パク・ソンミンの内野ゴロの間に相手の守備の隙をついて走者が2人生還し、5-5の同点に追いついた。チャ・ウチャンは5回から9回までは無失点に抑えたが、サムソンはワイズ、ライマンのキャンベラ投手陣から勝ち越し点を奪えず、試合は延長に入った。
 キャンベラは10回表、サムソンの3番手アン・ジマンから5番マーフィーの2ランで勝ち越し、代わったサムソンの4番手キム・ヒョヌから8番スローンのタイムリーで2点を追加した。最後は4番手トラーが抑え、キャンベラがサムソンを下しオーストラリア代表として初のアジアシリーズ決勝を果たした。3年連続で出場したが、主力選手の多くがそろわなかったサムソンは、2年ぶり2度目の優勝はならず大会を去ることとなった。