ＮＣ ２−４ サムソン （大邱)
（勝）ペ・ヨンス １勝１敗 （セーブ）オ・スンファン １Ｓ （敗）アダム １敗
ＮＣは4回表、サムソンの先発ペ・ヨンスから4番イ・ホジュンの犠牲フライで1点を先制した。サムソンは5回裏、ＮＣの先発の新外国人アダムから8番イ・ジヨン、1番ペ・ヨンソプ、2番チョ・ドンチャンのタイムリーで3-1と逆転した。ＮＣは8回表、サムソンの3番手アン・ジマンからイ・ホジュンの犠牲フライで1点差とし、イ・ミンホ、コ・チャンソンの継投で追加点を与えなかった。
サムソンは8回裏、ＮＣの6番手ソン・シニョンから途中出場の8番チン・ガビョンの犠牲フライで1点を返し、最後は守護神オ・スンファンが抑え、逆転勝ちとなった。7回を1失点に抑えたペ・ヨンスが勝利投手。オ・スンファンはシーズン初セーブで、史上初の通算250セーブを達成。新球団ＮＣはこれで開幕5連敗と、初勝利は遠い。
キア ３−１ ロッテ （釜山・社稷)
（勝）ソ・ジェウン １勝 （セーブ）アンソニー ３Ｓ （敗）ユーマン １勝１敗
（本塁打）ロッテ ： ソン・アソプ １号
キアは1回表、ロッテの先発ユーマンから4番ナ・ジワンのタイムリーで1点を先制し、2回表2番キム・ミンソンのタイムリーで1点を追加した。キアの先発ソ・ジェウンは5回を無失点に抑えた。ロッテは6回裏、キアの2番手チン・ヘスから3番ソン・アソプの本塁打で1点を返した。キアは7回表、ロッテの2番手キム・ソンベから5番チェ・ヒィソプのタイムリーで1点を追加した。
ロッテはイ・ミョンウ、チョン・デヒョンの継投でこれ以上追加点を与えなかった。だがキアは大卒新人パク・チュンピョ、チェ・ヒャンナム、アンソニー・レルー（元福岡ソフトバンク）の継投で相手の反撃を断ち、5連勝と好調を維持している。打線ではナ・ジワンが3安打1打点と活躍。ロッテはユーマンが6回2失点に抑えたが打線の援護がなかった。ソン・アソプが3安打1本塁打1打点と活躍。
トゥサン ５−４ ＬＧ （ソウル・蚕室)
（勝）イ・ジェウ １勝 （敗）イ・サンヨル １敗
トゥサンは1回表、ＬＧの先発ジュキッチから3番キム・ヒョンスの内野ゴロの間に1点を先制した。ＬＧは1回裏、トゥサンの先発の新外国人オルソンから2番チョン・ジュヒョンの内野ゴロの間に同点とし、2回裏1番オ・ジファンのタイムリー、相手の悪送球などのエラーで4-1と逆転した。トゥサンは7回表8番ヤン・ウィジ、9番キム・ジェホのタイムリーで4-4の同点に追いついたが、代わったＬＧの2番手ユ・ウォンサンから勝ち越し点を奪えなかった。
7回以降トゥサンはユ・ヒィグァン、オ・ヒョンテク、イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、ＬＧはチョン・ヒョヌク、ポン・ジュングンの継投で得点を与えず、試合は延長に突入した。トゥサンは11回表、ＬＧの5番手イ・サンヨルのエラーでチャンスを作ると、代わった6番手イ・ドンヒョンからまたも相手のエラーで1点を勝ち越した。最後は5番手イ・ジェウが抑え、トゥサンが延長戦を制し3連敗から脱出した。イ・ジェウは2010年以来3年ぶりの勝利。打線では6番オ・ジェウォンが3安打と活躍。ＬＧはジュキッチが7回突然崩れ、あいつぐエラーで勝機を逃した。打線では3番パク・ヨンテク、9番ムン・ソンジェが3安打と活躍。
ネクセン ５−３ ハンファ （大田)
（勝）キム・ビョンヒョン ２勝 （セーブ）ソン・スンナク ５Ｓ （敗）キム・ヒョンミン ２敗
ネクセンは1回表、ハンファの先発キム・ヒョンミンから4番パク・ピョンホの打球を取れないなどエラーで2点を先制した。ネクセンの先発キム・ビョンヒョン(元東北楽天)は無失点を続け、打線は6回表5番イ・ソンヨルの犠牲フライで1点、7回表1番ソ・ゴンチャン、2番チャン・ギヨンのタイムリーで2点を追加し、キム・ヒョンミンをノックアウトした。ハンファは7回裏、6番オ・ソンジンへの押し出しの四球で1点を返すと、代わったネクセンの2番手イ・ジョンフンから7番チェ・ジンヘンのタイムリーでさらに2点を返した。
ネクセンは8回以降ハン・ヒョンヒィ、ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち、3連勝と好調である。7回途中まで投げたキム・ビョンヒョンは2勝目。一方ハンファはこれで開幕7連敗といまだ勝ち星がなく、泥沼から這い出せない。
（文責 ： ふるりん）
