DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手レイエスと契約

 SKは17日、2013年シーズンの新外国人投手としてジョセフ(ジョジョ)・レイエス投手(28)と契約金5万ドル、年俸25万ドルの総額30万ドルで契約した。SKは当初、2012年12月にダグ・スレイトン投手と契約したが、2013年1月7日、精神的な問題を抱えた本人の申し出により契約を解除し、代役の外国人選手を探していた。
 米国出身の左腕レイエスは2007年、アトランタ・ブレーブスで米国メジャーリーグに初昇格し、同年初勝利を含む2勝を記録した。だが2009年以降メジャーリーグには定着できず、2011年移籍したトロント・ブルージェイズで28試合連続先発での勝利なしのメジャーリーグタイ記録に並んでしまった。同年中にボルティモア・オリオールズに移籍したが、2012年はピッツバーグ・パイレーツマイナー契約を結び、パイレーツ傘下のAAA級マイナーリーグで17試合に登板、6勝2敗、防御率2.67の成績だった。メジャーリーグ5年間の通算成績は70試合に登板、12勝26敗、防御率6.05。マイナーリーグ9年間の通算成績は142試合に登板、47勝25敗、防御率3.41。
 2012年12月、レイエスは米国メジャーリーグロサンゼルス・エンゼルスマイナー契約を結んでいたが、SKとの契約のため解除した。レイエスは過去の実績からSKでも先発として起用されると思われる。SKは2013年シーズンの外国人選手枠2名を2012年中に契約したクリス・セッドン、レイエスと左腕投手2名で埋めた。
(1月17日現在の為替レート:1億ウォンが840万9800円。1万ドルが88万9900円。)
(文責:ふるりん