SKワイバーンスは11月28日、2020年シーズンの外国人選手としてニック・キンガム投手(28)と契約金20万ドル、年俸50万ドル、オプション20万ドルの総額90万ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の右腕ニック・キンガムは2010年にMLB(メジャーリーグベースボール)・ピッツバーグパイレーツと契約、2018年にパイレーツで初めてメジャーリーグに昇格し18試合に登板、5勝を記録した。2019年シーズンは5月にトレードでトロントブルージェイズに移籍、パイレーツとブルージェイズの2チーム合計で25試合に登板、4勝2敗1セーブ、防御率7.28の成績だった。またブルージェイズ傘下のAAA級マイナーリーグで1試合に登板、勝敗なし、防御率22.50の成績だった。メジャーリーグでの2年間の通算成績は43試合に登板、9勝9敗1セーブ、防御率6.08。マイナーリーグでの10年間の通算成績は148試合に登板、45勝55敗、防御率3.51。
2019年シーズン終了時点でSKが契約していた3人の外国人選手のうちジェイミー・ロマック内野手(34)はすでに再契約を終え、すでにSKは2020年の新外国人選手としてリカルド・ピント投手(25)と契約し、また今回ニック・キンガムとも契約したことで、ヘンリー・ソーサ投手(34)、アンヘル・サンチェス投手(30)とは再契約しない見込み。特にサンチェスは2019年シーズンにチーム最多勝タイの17勝を記録したが、自らSKとの再契約を望まなかったとみられる。これでいったん2020年シーズンのSKの外国人選手枠3名は埋まったことになる。
(11月28日時点の為替レート:10万ドルが1094万4000円。)
(文責:ふるりん)