DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   首位サムソン、初の4連敗  最下位ハンファ、初の3連勝

 7月17-18日のプロ野球オールスター戦(光州)のため公式戦は中断され、7月22日(火)より再開予定。


サムソン 2−9 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)リュ・ジェグク 5勝5敗  (敗)ユン・ソンファン 8勝5敗
 LGは1回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから4番の新外国人スナイダー、6番イ・ビョンギュ(背番号7)のタイムリーで3点を先制した。サムソンは3回表、LGの先発リュ・ジェグクから6番ウ・ドンギュンのタイムリーで2点を返した。LGは4回裏イ・ビョンギュのタイムリーで1点を追加した。サムソンは6回裏、LGの2番手チャ・ウチャンから2番チョン・ソンフンのタイムリー、満塁でのトリプルスチール成功で3点、7回裏、LGの3番手ペ・ヨンスから7番ソン・ジュイン、途中出場の9番パク・キョンスのタイムリーで2点を追加した。
 7位LGは6回以降ユ・ウォンサン、シン・ジェウン、チョン・チャンホンの継投で相手の反撃を断ち快勝した。5回を2失点に抑えたリュ・ジェグクは5勝目。打線ではチョン・ソンフンが4安打2打点、イ・ビョンギュ(背番号7)が3打点と活躍。首位サムソンは先発ユン・ソンファンが4回4失点のみならずリリーフ陣も打たれ、2014年シーズン初の4連敗。打線では1番ナバーロが3安打と活躍。


ネクセン 4−3 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)バンヘッケン 13勝4敗  (セーブ)ソン・スンナク 2勝3敗22S  (敗)チャン・ウォンジュン 7勝5敗
本塁打) ネクセン : パク・トンウォン 2号
 ネクセンは4回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから2番ユ・ハンジュン、6番キム・ミンソン、7番ユン・ソンミンのタイムリーで3点を先制し、チャン・ウォンジュンをノックアウトした。ネクセンの先発バンヘッケンは無失点を続け、ネクセンは7回表、ロッテの2番手ソン・スンジュンから9番パク・トンウォンの本塁打で1点を追加した。ロッテは8回裏、ネクセンの2番手ハン・ヒョンヒィから1番チョン・フンの内野ゴロの間に1点を返した。
 ロッテは9回裏、ネクセンの守護神ソン・スンナクから5番パク・チョンユン、7番ヨン・ドカンのタイムリーで1点差としたが、2位ネクセンが逃げ切った。7回を無失点に抑えたバンヘッケンは自身10連勝で、最多勝争いトップの13勝目。4位ロッテではヨン・ドカンが3安打1打点と活躍。


トゥサン 8−10 NC  (馬山)
(勝)イ・ミンホ 3勝2敗  (セーブ)キム・ジンソン 2勝2敗14S  (敗)ユン・ミョンジュン 6勝1敗
本塁打) NC : ソン・シホン 4号
 トゥサンは1回表、NCの先発ウェーバーから4番キム・ヒョンスの内野ゴロの間に1点を先制した。NCは1回裏、トゥサンの先発ニッパートから2番イ・ジョンウクのタイムリーで1-1の同点に追いつくと、6番モ・チャンミンの内野ゴロの間に逆転し、7番ソン・シホン、8番キム・テグンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンは4回表相手のエラー、1番ミン・ビョンホンの2点タイムリーで5-4と逆転しウェーバーをノックアウトすると、5回表、NCの2番手エリックから6番チェ・ジュファンのタイムリー、7番チェ・ジェフンの犠牲フライで2点を追加した。
 NCは6回裏、トゥサンの2番手イ・ヒョンスン、3番手オ・ヒョンテクから4番テームズ、5番イ・ホジュンのタイムリーで2点を返すと、7回裏、トゥサンの4番手ユン・ミョンジュンから7番ソン・シホンの本塁打で7-7の同点に追いつかれ、1番パク・ミヌのタイムリーで8-7と逆転した。さらにこの回、トゥサンの6番手ノ・ギョンウンからテームズのタイムリーで2点を追加した。トゥサンは9回表、NCの6番手キム・ジンソンから5番カントゥのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで3位NCが3連勝となった。7回途中から8回まで無失点に抑えた5番手イ・ミンホが3勝目。打線ではテームズが3安打3打点、ソン・シホンが3安打1本塁打2打点、パク・ミヌが3安打1打点、3番ナ・ソンボムが3安打と活躍。逆転負けを許した5位トゥサンではミン・ビョンホンが3安打2打点、カントゥが3安打1打点と活躍。


ハンファ 12−3 SK  (仁川・文鶴)
(勝)アルバース 4勝8敗  (敗)チェ・ビョンニョン 6勝9敗
本塁打) ハンファ : キム・ギョンオン 3,4号、キム・テワン 3,4号  SK : イ・ジェウォン 10号
 ハンファは1回表、SKの先発チェ・ビョンニョンから3番キム・ギョンオンの2ランで先制した。SKは1回裏、ハンファの先発アルバースから4番イ・ジェウォンのプロ9年目での初の2ケタ本塁打となる3ランで逆転した。ハンファは2回表キム・ギョンオンの2打席連続本塁打となる3ラン、4番キム・テワンの2者連続本塁打で6-3と逆転し、チェ・ビョンニョンをノックアウトした。さらに4回表、SKの2番手コ・ヒョジュンから6番コ・ドンジンの犠牲フライで1点を追加した。
 ハンファは6回表キム・テワンのこの試合2本目の本塁打となる3ランでリードを広げ、さらにこの回代わったSKの3番手イ・ハンジンから8番チョン・ボムモの犠牲フライで1点を追加した。7回表キム・テワンのタイムリーで1点を追加し、アン・ヨンミョン、パク・チョンジン、ユン・ギュジンの継投で相手の反撃を断ち、最下位ハンファが2014年シーズン初の3連勝となった。5回を3失点ながら打線の援護に恵まれたアルバースが4勝目。打線ではキム・テワンが5安打2本塁打5打点、キム・ギョンオンが2本塁打5打点、5番ピーエイが3安打と活躍。8位SKは先発チェ・ビョンニョンが2回途中6失点で降板すると、投打ともにいいところがなく大敗した。