ロッテ ３―６ サムソン （大邱）
（勝）チャン・ウォンサム １６勝６敗 （セーブ）オ・スンファン ２勝１敗３４Ｓ （敗）コ・ウォンジュン ３勝７敗
（本塁打） ロッテ ： ソン・アソプ ５号
サムソンは2回裏、ロッテの先発コ・ウォンジュンから8番チョ・ドンチャン、9番キム・サンスのタイムリーで2点を先制した。ロッテは4回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから3番ソン・アソプの3ランで逆転した。しかしサムソンはその裏、相手の2度のエラーで4−3と逆転し、7回裏、ロッテの4番手キム・ソンベからチョ・ドンチャンのタイムリーで2点を追加した。
8回以降アン・ジマン、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、首位サムソンが逆転勝ちで、2位ＳＫがキアに敗れたため公式戦優勝へのマジックナンバーがいよいよ2になった。7回を3失点に抑えたチャン・ウォンサムが最多勝争い単独トップの16勝目。打線ではチョ・ドンチャンが3安打3打点、キム・サンスが3安打1打点と活躍。4位ロッテは先発コ・ウォンジュンが打たれただけでなく守備のミスも相次ぎ、終盤明らかに調子が落ちている。2012年シーズン最終戦となったこのカードは、サムソンが12勝6敗1分けと勝ち越した。
ＳＫ １−６ キア （光州）
（勝）ソーサ ８勝８敗 （敗）ソン・ウンボム ８勝２敗
キアは3回裏、ＳＫの先発ソン・ウンボムから5番キム・サンヒョン、6番の大卒新人ファン・ジョンニプのタイムリーなどで3点を先制し、4回裏2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を追加した。キアの先発ソーサは無失点を続け、ほとんどチャンスを作らせなかった。キアは7回裏、ＳＫの3番手ブッシュからキム・サンヒョン、7番イ・ジュンホのタイムリーで2点を追加した。
ＳＫは8回表相手のエラーで1点を返したが、反撃はここまででソーサが相手の反撃を断ち、5位キアが4連勝となった。9回を1失点に抑えたソーサは8勝目で、キアは23日のネクセン戦以降4試合連続完投勝利を記録している。敗れた2位ＳＫは先発ソン・ウンボムが4回途中4失点と不調で、チームの連勝も3で、自身の連勝も5で止まった。
トゥサン １３−３ ハンファ （大田）
（勝）ピョン・ジンス ４勝１敗 （敗）チョン・ジェウォン ２敗
トゥサンは1回表、ハンファの先発チョン・ジェウォンから3番キム・ヒョンスのタイムリーや内野ゴロの間に3点を先制した。ハンファは1回裏、トゥサンの先発キム・サンヒョンから6番オ・ソンジンのタイムリーで2点を返した。トゥサンは3回表、ハンファの2番手マ・イリョンから5番チェ・ジュファンの犠牲フライで1点、4回表2番ソン・シホン、4番ユン・ソンミンのタイムリーで2点、5回表相手のエラーで1点を追加した。
トゥサンは5回から高卒新人ピョン・ジンス、キム・チャンフンの継投で相手の反撃を断ち、7回表、ハンファの3番手キム・グァンスから9番チョン・スビン、1番イ・ジョンウクのタイムリーで3点、8回表、ハンファの4番手チョン・ミンヒョクから途中出場の5番キム・ジェホのタイムリーなどで3点を追加した。
ハンファは8回裏、トゥサンの4番手イム・テフンから途中出場の2番ハン・ユンソプの犠牲フライで1点を返したが、最後は5番手イ・ジェウが抑え3位トゥサンが快勝した。高卒新人ピョン・ジンスが4勝目。20安打と爆発した打線ではイ・ジョンウクが3安打2打点、ソン・シホンが3安打1打点と活躍。最下位ハンファは投打ともに圧倒されてしまった。2012年シーズン最後となったこの試合は、トゥサンが11勝8敗と勝ち越した。
ネクセン １１―１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）バンヘッケン １１勝８敗 （敗）チェ・ソンフン ５勝５敗
（本塁打） ネクセン ： パク・ピョンホ ３１号、カン・ジョンホ ２３号
ネクセンは1回表、ＬＧの先発の大卒新人チェ・ソンフンから4番パク・ピョンホの本塁打王争い独走の31号2ラン、6番オ・ユンのタイムリーで3点を先制し、2回表1番キム・ミヌの犠牲フライで1点を追加した。さらにネクセンは4回表、ＬＧの2番手キム・ソンギュからキム・ミヌ、パク・ピョンホのタイムリーで3点、5回表9番の大卒新人ムン・ウラムの犠牲フライ、キム・ミヌのタイムリーで2点を追加した。ネクセンの先発バンヘッケンは無失点を続け、さらに6回表、ＬＧの3番手の高卒新人シン・ドンフンからオ・ユンのタイムリーで10-0とした。
ＬＧは6回裏2番イ・ジニョンの内野ゴロの間に1点を返したが、ネクセンは8回表、ＬＧの4番手ハン・ヒィから3番カン・ジョンホの本塁打で1点を追加した。8回以降2番手キム・サンスが抑え、6位ネクセンが打線の爆発で大勝した。7回を1失点に抑えたバンヘッケンが11勝目。打線では打点、本塁打の二冠王確実のパク・ピョンホが4打点、キム・ミヌが3打点と活躍。7位ＬＧは先発チェ・ソンフンが2回4失点で降板するとリリーフが次々に打たれ、無気力な姿を晒した。2012年シーズン最終戦となったこのカードは、ネクセンが13勝6敗と勝ち越した。
