トゥサン ６−２ サムソン （大邱）
（勝）ホン・サンサム ５勝２敗１Ｓ （敗）アン・ジマン ２敗
（本塁打） トゥサン ： イ・ウォンソク ６号 サムソン ： チョン・ヒョンシク ４号
トゥサンは1回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから4番ユン・ソンミンのタイムリーで1点を先制した。サムソンは2回裏、トゥサンの先発ニッパートから1番ペ・ヨンソプの犠牲フライで1-1の同点に追いつくと、4回裏7番チョン・ヒョンシクの本塁打で2-1と逆転した。トゥサンも5回表7番イ・ウォンソクの本塁打で2-2の同点に追いついた。ニッパートは7回2失点で降板し、トゥサンは8回から2番手キム・ガンニュルが好投し勝ち越し点を与えなかった。チャン・ウォンサムも9回2失点と好投したが援護がなく、試合は延長に入った。
サムソンは10回に守護神オ・スンファンを登板させ必勝態勢をとったが勝ち越せず、11回裏にトゥサンの3番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から満塁のチャンスを作ったが、代わった4番手ホン・サンサムに抑えられた。4位トゥサンは12回表、サムソンの3番手アン・ジマン、4番手クォン・ヒョクからチャンスを作ると、代わった5番手キム・ヒィゴルから代打チェ・ジュファンへの押し出しの四球、途中出場の9番イム・ジェチョルの走者一掃の3点タイムリーで4点を勝ち越し、ホン・サンサムがそのまま抑え延長戦を制した。トゥサン打線ではユン・ソンミンが3安打1打点と活躍。首位サムソンは最多勝争いトップ(14勝)のチャン・ウォンサムにまたも勝ち星をつけることができず、ハンファに勝った2位ロッテとのゲーム差が4に縮まった。
ハンファ ０−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ユーマン １３勝６敗 （セーブ）キム・サユル ２勝２敗３２Ｓ （敗）ユン・グニョン １勝１敗
（本塁打） ロッテ ： チョン・ジュヌ ７号、ホン・ソンフン １１号
ロッテは3回裏、ハンファの先発ユン・グニョンから1番チョン・ジュヌの本塁打で1点を先制し、先発ユーマンも無失点を続けた。ロッテは6回裏、ハンファの2番手ソン・シニョンから4番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加し、8回途中から2番手チョン・デヒョンを登板させた。さらに8回裏、ハンファの5番手チョン・デフンからホン・ソンフンの本塁打で1点を追加した。
最後は守護神キム・サユルが抑え、2位ロッテが完封リレーで勝利し、トゥサンに敗れた首位サムソンとのゲーム差を4に縮めた。8回途中まで無失点に抑えたユーマンが13勝目。キム・サユルは最多セーブ争い単独トップの32セーブ目で、1994年パク・トンヒィ(故人)が記録した年間セーブ数(31)を抜いて球団史上新記録を達成した。最下位ハンファは先発ユン・グニョンが６回途中まで自責点2と好投したが打線の援護がなく、これで2011年から続く社稷野球場でのロッテ戦の連敗は13に伸びてしまった。
ネクセン ６―１１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）パク・チョンベ ３勝２敗 （敗）イ・ジョンフン ４勝４敗１Ｓ
（本塁打） ネクセン ： イ・ソンヨル ６号、キム・ミンソン ４号
ネクセンは1回表、ＳＫの先発ブッシュから4番パク・ピョンホ、6番イ・ソンヨルのタイムリー、7番キム・ミンソンの犠牲フライで3点を先制した。ＳＫは1回裏、ネクセンの先発キム・ヨンミンから3番チェ・ジョン、4番イ・ホジュンのタイムリーで2点を返した。ネクセンは3回表イ・ソンヨル、キム・ミンソンの2者連続本塁打で3点を追加し、ブッシュをノックアウトした。ＳＫは5回裏、ネクセンの2番手の高卒新人ハン・ヒョンヒィ、3番手パク・ソンフンからチェ・ジョンのタイムリー、相手のエラーで5-6と1点差に迫った。
ＳＫは4回以降チェ・ヨンピル、パク・チョンベの継投で追加点を許さず、7回裏、ネクセンの4番手イ・ジョンフン、5番手キム・ジョンフンから5番パク・チョングォン、途中出場の7番チョ・ドンファのタイムリーで7-6と逆転した。さらに8回裏相手のエラー、チョ・ドンファの犠牲フライ、8番チョ・インソンのタイムリーで4点を追加すると、パク・ヒィス、チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち、3位ＳＫが逆転勝ちした。17安打と爆発した打線ではチェ・ジョンが3安打2打点、1番チョン・グヌ、2番イム・フンが3安打と活躍。6位ネクセンはＳＫと対照的にリリーフ陣が崩れ、勝率5割がさらに遠のいた。
キア ４―５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チェ・ソンフン ４勝４敗 （敗）チェ・ヒャンナム １勝２敗９Ｓ
キアは1回表、ＬＧの先発キム・グァンサムから4番ナ・ジワン、5番キム・ウォンソプのタイムリーで2点を先制し、キム・グァンサムは肩の痛みを訴え1回途中で降板した。さらにこの回、代わったＬＧの2番手イム・チャンギュから7番パク・キナムへの押し出しの四球、8番チョ・ヨンフンの犠牲フライで2点を追加した。ＬＧは1回裏、キアの先発キム・ジヌから4番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を返し、イム・チャンギュは2回以降追加点を与えなかった。ＬＧは4回裏2番パク・ヨンテクのタイムリーで2点を返し、5回裏6番チョン・ウィユンの犠牲フライで4-4の同点に追いついた。
ＬＧは5回途中からリュ・テッキョン、ウ・ギュミン、イ・サンヨル、イ・サンヨルの継投で勝ち越し点を許さなかった。キム・ジヌは7回途中4失点で降板し、ソン・ヨンミン、大卒新人パク・チフンも勝ち越し点を許さなかった。ＬＧは9回表守護神ポン・ジュングンを登板させたが、9回裏キアの4番手チン・ヘスもサヨナラ勝ちを許さず、試合はこのまま延長に突入した。
ＬＧは10回裏、11回裏とサヨナラ勝ちのチャンスを作ったが、大卒新人ホン・ソンミン、パク・キョンテ、ユ・ドンフンがなんとか抑えた。ＬＧの8番手の大卒新人チェ・ソンフンは11回と12回を無失点に抑えると、12回裏、キアの8番手チェ・ヒャンナムから7番キム・ヨンウィの犠牲フライで逆転サヨナラ勝ちし、4時間50分以上の激闘を制した。打線ではチョン・ソンフンが3安打1打点と活躍。5位キアは2回以降打線が繋がらず、サムソンに勝った4位トゥサンとのゲーム差が3.5に広がった。
(12回裏キム・ヨンウィの犠牲フライでＬＧがサヨナラ勝ち。)
