サムソン ４−３ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）タルボット １０勝１敗 （セーブ）オ・スンファン ２勝１敗２３Ｓ （敗）バンヘッケン ８勝４敗
（本塁打） サムソン ： チェ・ヒョンウ ７，８号、イ・スンヨプ １７号、チョ・ドンチャン ３号
ネクセンは1回裏、サムソンの先発タルボットから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制した。サムソンは2回表、ネクセンの先発バンヘッケンから5番チェ・ヒョンウの本塁打で1–1の同点に追いつき、4回表、イ・スンヨプ(元オリックス)の日韓通算500号本塁打で2–1と逆転した。さらに5回表8番チョ・ドンチャンの本塁打で1点、6回表チェ・ヒョンウのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加し、バンヘッケンをノックアウトした。
ネクセンは7回裏、サムソンの3番手アン・ジマンから3番イ・テックンの2点タイムリーで1点差とし、9回表にはリードされながらも守護神ソン・スンナクを登板させるなど必勝体勢を取った。しかしクォン・オジュン、守護神オ・スンファンの継投で1点差を守りきった首位サムソンが本塁打攻勢で5連勝とした。6回途中まで1失点に抑えたタルボットが10勝目。打線ではチェ・ヒョンウが3安打2本塁打2打点と活躍。ネクセンは対照的に5連敗で、ＬＧと引き分けたＳＫと勝率5割で同率４位に並ばれた。打線ではイ・テックンが3安打2打点と活躍。
ロッテ ４−２ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ユーマン ９勝４敗 （セーブ）キム・サユル １勝２敗２２Ｓ （敗）キム・チャンフン １勝１敗
ロッテは1回表、トゥサンの先発キム・スンフェから4番カン・ミンホのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは4回裏、ロッテの先発ユーマンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1–1の同点に追いついた。ユーマン、キム・スンフェともにその後追加点を与えなかった。ロッテは8回表、トゥサンの2番手キム・チャンフン、3番手の高卒新人ピョン・ジンス、4番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から満塁のチャンスを作ると、代わった5番手イム・テフンからカン・ミンホへの押し出しの四球、6番ホン・ソンフンのタイムリーで3点を勝ち越した。
トゥサンは8回裏、相手の送球判断ミスで1点を返したが、その後キム・ソンベ、イ・ミョンウ、守護神キム・サユルの継投で相手の反撃を断ち、3位ロッテが逃げ切り2位トゥサンとのゲーム差を0.5に縮めた。8回途中まで２失点に抑えたユーマンがチーム最多の9勝目。2位トゥサンは継投の失敗でロッテに3連勝できず、首位サムソンとのゲーム差は6.5と広がる一方である。
ハンファ ７−１ キア （光州）
（勝）リュ・ヒョンジン ５勝５敗 （敗）ソ・ジェウン ４勝６敗
（本塁打） ハンファ ： チャン・ソンホ ８号
ハンファは2回表、キアの先発ソ・ジェウンから相手のエラーもあって1点を先制し、3回表6番キム・ギョンオンのタイムリーで1点、5回表5番チャン・ソンホの2試合連続本塁打で1点を追加した。ハンファの先発リュ・ヒョンジンは無失点の好投を続け、8回表、キアの3番手シン・チャンホ、4番手の大卒新人パク・チフンから1番オ・ソンジン、3番チェ・ジンヘン、4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで4点を追加した。
キアは9回裏、ハンファの3番手ソン・シニョンから4番キム・サンヒョンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで最下位ハンファが快勝し3連勝となった。7回を無失点に抑えたリュ・ヒョンジンが5勝目。6位キアは先発ソ・ジェウンが6回3失点と比較的好投したが、打線の援護がなく3連敗で勝率5割を切ってしまった。
ＬＧ ５−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（本塁打） ＬＧ ： チョン・ウィユン ２号
ＬＧは1回表、ＳＫの先発ソン・ウンボムから4番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を先制した。ＳＫは2回裏、ＬＧの先発リズから7番キム・ソンヒョン、8番チョン・サンホのタイムリーで3-1と逆転した。ＬＧは3回表チョン・ソンフンの犠牲フライで1点を返したが、ＳＫは4回裏リズの暴投で1点を追加し、6回裏、ＬＧの2番手ウ・ギュミンからチョン・サンホの犠打で1点を追加した。ＬＧは8回表、ＳＫの3番手パク・ヒィスから代打チョン・ウィユンの2ラン、6番チェ・ドンスのタイムリーで5-5の同点に追いついた。
ＳＫのチョン・ウラム、ＬＧのイ・サンヨル、ユ・ウォンサンの好投で互いに勝ち越し点を与えず、試合は延長に突入した。10回以降ＳＫのパク・チョンベ、チェ・ヨンピル、ＬＧのポン・ジュングン、イ・ドンヒョンも好投し、試合は12回を終えても決着がつかず規定により引き分けとなった。ＳＫは5連敗のネクセンと勝率5割で同率4位に並んだ。打線ではチョン・サンホが3打点、6番キム・ガンミンが3安打と活躍。7位ＬＧは同点に追いつく粘りを見せたが、逆転まで至らなかった。
