サムソン 6−1 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ゴードン 6勝3敗 (敗)チャン・ヒョフン 3敗1S
(本塁打) サムソン : チン・ガビョン 5号、パク・ソンミン 18号
サムソンは1回表、ネクセンの先発チャン・ヒョフンから3番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで1点を先制し、ネクセンも1回裏、サムソンの先発ゴードンから3番イ・テックンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。サムソンは3回表2番パク・ハニのタイムリーと相手の暴投で2点を勝ち越し、6回表、ネクセンの2番手カン・ユングから6番チン・ガビョンの本塁打で2点を追加した。
首位サムソンは6回からクォン・ヒョク、クォン・オジュンの継投で相手の反撃を断ち、8回表4番パク・ソンミンの本塁打で1点を追加し、最後は4番手イム・ジヌが抑え、4連勝でついに勝率6割を突破し首位独走態勢を当分揺るぎないものにしつつある。5回を1失点に抑えたゴードンが6勝目。4位ネクセンは先発チャン・ヒョフンが4回で3失点と早めに交代させたが打線の援護がなく4連敗。
ロッテ 0−2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ノ・ギョンウン 6勝4敗 (セーブ)プロクター 2勝2敗24S (敗)コ・ウォンジュン 3勝6敗
トゥサンは2回裏、ロッテの先発コ・ウォンジュンから7番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を先制し、先発ノ・ギョンウンは無失点の好投を続けた。トゥサンは5回裏、2番オ・ジェウォンが3塁打を打ち相手の悪送球で一気に生還し1点を追加した。コ・ウォンジュンは7回途中で降板し、チェ・デソン、イ・スンホの継投で追加点を与えなかった。
トゥサンは8回以降ホン・サンサム、守護神プロクターの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで2位の座を守り、独走態勢を築きつつある首位サムソンと5.5ゲーム差だが離されまいとしている。特にロッテ戦は最近7連勝と相性がいい。7回を無失点に抑えたノ・ギョンウンはプロ10年目で自己最多となるシーズン6勝目。プロクターはセーブ数最多の24セーブ。3位ロッテは1ヶ月ぶりの先発となったコ・ウォンジュンが7回途中2失点と好投しながら打線が繋がらず、上位との差が離れている。
ハンファ 3−1 キア (光州)
(勝)ユ・チャンシク 4勝5敗 (セーブ)アン・スンミン 1勝7敗4S (敗)ユン・ソンミン 5勝5敗
(本塁打) ハンファ : チャン・ソンホ 7号、キム・ギョンオン 4号
キアは2回裏、ハンファの先発ユ・チャンシクから8番チャ・イルモクのタイムリーで1点を先制した。ハンファは5回表、キアの先発ユン・ソンミンから9番ハン・サンフンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、6回表5番チャン・ソンホ、6番キム・ギョンオンの2者連続本塁打で3-1と逆転した。キアは7回以降シン・チャンホ、大卒新人ホン・ソンミン、パク・キョンテの継投で追加点を与えなかった。
ハンファは8回途中からパク・チョンジン、アン・スンミンの継投で相手の反撃を断ち、逆転勝ちで依然最下位ながら復調の兆しを見せている。8回途中まで1失点に抑えたユ・チャンシクが4勝目。打線ではチャン・ソンホが3安打1本塁打1打点と活躍。キアはエースのユン・ソンミンが6回3失点と比較的好投しながら打線の援護がなく、勝率5割となりLGに勝ったSKに並ばれ同率5位となった。
(6回表、チャン・ソンホが逆転本塁打を打つ。)
LG 0−1 SK (仁川・文鶴)
(勝)パク・ヒィス 4勝5敗 (セーブ)チョン・ウラム 1勝3敗16S (敗)イ・ドンヒョン 1勝1敗
試合はLGの先発イ・スンウ、SKの先発ブッシュの投手戦となり、互いに無得点が続いた。イ・スンウは6回途中で2番手ウ・ギュミンにマウンドを譲ったが、無失点で9奪三振と好投した。ブッシュも7回無失点奪三振8と好投し、8回表から2番手パク・ヒィスが登板し、LGは先制点のチャンスも本塁で走者がタッチアウトとなった。するとSKは8回裏、LGの3番手イ・ドンヒョンからチャンスを作ると、代わった4番手イ・サンヨルから5番チョ・インソンのタイムリーで1点を先制した。
SKは9回途中からチョン・ウラムを登板させ1点を守りきり、完封リレーで勝率5割に復帰し、ハンファに敗れたキアと同率5位に並び3連敗から脱出した。7位LGは投手陣の好投に打線が応えられなかった。