九州南部や沖縄本島で海外春季キャンプを行っていた韓国のプロ野球チームも、その日程を終えて帰国の途についています。
今回は3月4日、キャンプ終盤の練習風景をリポートいたします。
鹿児島市のターミナル駅・ＪＲ鹿児島中央駅近くには、2月下旬から鹿児島市近郊の伊集院総合運動公園で練習していたネクセンヒーローズの宿舎となっていたビジネスホテルがあります。
ホテルのロビーには、ヒーローズの選手の寄せ書きがされた球団旗などが飾ってありました。
(球団旗はネクセンヒーローズという名前になる前のものだと思われる)
3月4日朝、ネクセンの選手たちがホテルから出発し、今日の練習場所である市営鴨池球場へと向かいます。
(主砲として期待されるパク・ピョンホ選手。)
ネクセンの選手たちは朝10時前から練習を開始していましたが、野手しか見当たりません。
スタッフの方に聞いたら、投手たちは県営野球場のほうにいると言われたので行ってみることに。
この日は姶良総合運動公園でトゥサンとの練習試合があったため、ロッテの選手たちはいないかと思っていたのですが、遠征に帯同しない居残り組がグラウンドやブルペンで練習をしていました。
(ＳＫから移籍してきた左腕イ・スンホ。)
球場付近に少しネクセンの選手たちが自転車に乗っていたので、どこで練習をしているのかたずねたところ、中でウェイトトレーニングをしていると言われました。
どうも小さな市営野球場がメインの練習場で、県立鴨池運動公園との移動手段は自転車であると思われます。
市営野球場に戻ってみると、ネクセンの主力野手たちがフリーバッティング、バント練習に汗を流していました。
(順番を待つパク・ピョンホ。)
(バント練習をする快足の外野手チャン・ギヨン。)
(復活が期待されるかつての現代ユニコーンズのエース、キム・スギョン。)
この日は午後から姶良総合運動公園でロッテ−トゥサンの練習試合を見ることにしていたため、あまり長居せずに鴨池を発ちました。
(文責：ふるりん）
